Plus - サンキューページと注文状況ページのカスタマイズと置き換え

チェックアウトおよびアカウントエディタを使用すると、サンキューページと注文状況ページのデザインと機能をカスタマイズし、ピクセルでお客様イベントを管理することができます。アプリブロックウェブピクセルを使用すると、これらのページをカスタマイズすることができます。

2025年8月28日は、checkout.liquid、追加スクリプト、およびスクリプトタグを使用するアプリを使用するカスタマイズを再作成して、サンキューページと注文状況ページを置き換える期限です。これらのページを置き換えることで、アプリベースでアップグレードしても安全な方法でカスタマイズを追加することができます。

サンキューページと注文状況ページについて

サンキューページと注文状況ページは、お客様が購入を完了したときにShopify Checkoutに表示されるページです。

サンキューページ

サンキューページは、お客様がチェックアウトを完了した後に表示され、お客様が再度アクセスできない1回限りのページです。注文の確認を行い、チェックアウトが正常に完了したことを確認します。注文番号の代わりに確認番号が表示されます。

注文状況ページ

Shopifyで注文が作成された後、お客様は注文の確認通知を受け取ります。注文の確認は、注文状況ページにリンクしています。配送通知など、いくつかの注文通知は、デフォルトで注文状況ページにリンクしています。注文状況ページはブックマークに登録することができ、配送状況や注文の詳細にアクセスするためにお客様が何度もアクセスすることができます。

注文状況ページについて詳しくは、こちらをご覧ください。

サンキューページと注文状況ページのカスタマイズと置き換え

2025年8月28日は、Shopify Plusプランに加入しているストアが現在のカスタマイズを再作成し、サンキューページと注文状況ページを置き換える期限です。Shopifyスクリプトもこの日に停止されますが、それまではアプリブロックとウェブピクセルを併用できます。スクリプトは、この日付までにShopify Functionsに変更する必要があります。

ステップ1: サンキューページと注文状況ページのカスタマイズの確認

非推奨バージョンのサンキューページと注文状況ページをまだ使用しているかどうかを確認するには、[設定] > [チェックアウト]に進み、設定セクションを確認してください。サンキューページと注文状況ページを置き換えるよう通知が表示される場合は、まだ非推奨バージョンを使用しています。

サンキューページと注文状況ページの既存のカスタマイズを特定するパーソナライズされたレポートが自動的に作成されました。このレポートは、Shopify管理画面およびダウンロード可能なCSVファイルとして利用可能です。このレポートを使用して、どのカスタマイズを再作成するかを決定します。

checkout.liquidと追加のスクリプトによって作成されたカスタマイズの確認

注文状況ページの追加スクリプトで作成された既存のカスタマイズを確認するには、パーソナライズされたレポートにアクセスします。

  1. 管理画面から、[設定] > [チェックアウト] に移動します。

  2. [設定] セクションで、[カスタマイズを確認] をクリックします。

  3. [カスタマイズのレポート]ページでは、checkout.liquidおよびその他のスクリプトのカスタマイズに関する分析結果が表示されます。これには、以下のデータが含まれます。

    • カスタマイズのカテゴリー (コンバージョンピクセル注文の追跡など)
    • カスタマイズの名前と説明
    • ソースファイル (追加スクリプトなど)
    • チェックアウト・アカウントエディタでカスタマイズを再作成するためのガイダンス

スクリプトタグを使用するアプリが作成したカスタマイズの確認

アプリで作成されたサンキューページと注文状況ページのカスタマイズを引き続き使用するには、アプリブロックとウェブピクセルを使用してカスタマイズを再作成できるように、アプリ開発者がアプリを更新する必要があります。アプリ開発者によって更新されたアプリの場合は、その設定手順に従って開始できます。更新が必要で設定の準備がまだできていないアプリについては、アプリ開発者に問い合わせることができます。

アプリによるチェックアウトとアカウントのカスタマイズについて、詳しくはこちら。

  1. 管理画面から、[設定] > [チェックアウト] に移動します。

  2. [設定] セクションで、[カスタマイズを確認] をクリックします。

  3. [カスタマイズのレポート] ページには、以下のタイプに分類されたアプリのリストが表示されます。

    • アプリ開発者によって更新され、カスタマイズを設定して再作成できる状態のアプリ。
    • 設定してカスタマイズを再作成する前に、アプリ開発者による更新が必要なアプリ。詳細は、アプリ開発者に直接お問い合わせください。

ステップ 2: カスタマイズの再作成と置き換え

  1. 管理画面から、[設定] > [チェックアウト] に移動します。

  2. [設定]セクションで、[カスタマイズ]をクリックします。

  3. アプリブロックとウェブピクセルを使用して、サンキューページと注文状況ページをカスタマイズします。チェックアウトとアカウントのカスタマイズと編集について、詳しくはこちら。

  4. 任意: ウェブピクセル他のファーストパーティー機能を設定します。

  5. 変更内容を確認します。

  6. サンキューページと注文状況ページのカスタマイズを公開して置き換える準備が整ったら、[ページを置き換える]をクリックします。このアクションにより、注文通知から注文状況ページへの既存のリンクが置き換えられます。必要に応じて元に戻すことができます。

任意: チェックアウトとアカウントアプリのインストール

アプリをShopify App Storeからインストールして、チェックアウトとアカウントを強化し、コンバージョン率の向上、平均注文額の増加などにつなげましょう。Checkout Blocksは、幅広い簡単なカスタマイズを提供する無料アプリですが、Shopify App Storeではさらに多くのアプリを扱っています。

任意: ウェブピクセルの設定

現在、お客様イベントの追跡にcheckout.liquidを使用している場合は、ウェブピクセルに置き換える必要があります。

任意:他のファーストパーティ機能を設定する

多くのcheckout.liquidを使用したカスタマイズが、Shopifyでサポートされるようになっている可能性があります。

現在、Shopifyでサポートされている機能の例は以下のとおりです。

ページをcheckout.liquid、追加スクリプト、またはスクリプトタグを使用するアプリに戻すかダウングレードする

手順

  1. 管理画面から、[設定] > [チェックアウト] に移動します。

  2. 注文状況ページ追加スクリプトセクションで、以下のいずれかの操作を行います。

    • これらのページが以前にcheckout.liquid、追加スクリプト、またはスクリプトタグを使用するアプリを使用してカスタマイズされていた場合は、元に戻すリンクをクリックします。
    • これらのページに、checkout.liquidを使用するカスタマイズ、追加スクリプト、またはスクリプトタグを使用するアプリがない場合は、ページのダウングレードリンクをクリックします。ページをダウングレードしても、Shopify Plusプランには影響しません。廃止されたカスタマイズが使用できるようになるだけです。

元に戻したりダウングレードしたりすると、アプリブロックとウェブピクセルで行ったカスタマイズは下書き設定として保存され、後で更新して再度公開することができます。

2024年8月13日の期限に間に合わなかった場合の影響

2024年8月13日までに、情報ページ、配送ページ、決済ページのcheckout.liquidをCheckout Extensibilityにアップグレードする必要がありました。Checkout.liquidは非推奨で、2021年以降新しい機能を伴った更新は行われていません。PCI DSS v4に基づくカード業界ルールの導入など、世界的に規制が刻々と変化する中、Shopifyでは、Checkout Extensibilityと比べて安全性の低いcheckout.liquidへの対応を停止します

2024年8月14日から、Shopifyでは、情報ページ、配送ページ、決済ページのcheckout.liquidへの対応を完全に終了するための処理を開始しました。アップグレードしていないショップには以下の影響が発生します。

  • Checkout.liquidのカスタマイズのロック:Shopifyでは、情報ページ、配送ページ、決済ページ上のcheckout.liquidカスタマイズを更新または修正するためのカスタマーサポートを提供していません。カスタマイズはロックされ編集できなくなります。期限後の旧式コードの使用は、ショップの自己責任となります。
  • 決済ゲートウェイサービスがロックされている場合: 決済ゲートウェイサービスを無効にする、またはプロバイダーを切り替える機能は無効になります。
  • 注文のリスク指標の無効化:チェックアウト時にサンドボックス化されていないコードが実行されると、正確なリスク評価が行えないため、管理画面で新しい注文に対する不正注文インジケーターや推奨が表示されません。
  • Shopifyペイメントの支払いの遅延: 注文のリスクが高いとみなされるため、取引の処理から支払いまでに最大5日間かかる場合があります。

自動アップグレードは2025年1月6日に開始される

2025年1月6日以降、Shopifyでは、checkout.liquidを継続使用しているチェックアウトの自動アップグレードを開始します (メールで30日前に通知されます)。これにより以下の影響があります。

  • 情報ページ、配送ページ、決済ページはデフォルトの状態に戻り、すべてのcheckout.liquidカスタマイズは失われます。
  • ストアフロントでは、上記のカスタマイズが消去された状態でチェックアウトを引き続き処理します。
  • オンラインストアのテーマエディタで定義されたブランド設定は、デフォルトのチェックアウトに自動で適用されますが、.liquidで行われた視覚的なカスタマイズや関連するJavaScriptファイルとCSSのカスタムファイルは読み込まれません。
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