テストモードでの決済ゲートウェイの有効化

実際に注文を行わずにチェックアウトプロセスをテストするには、次のいずれかのオプションを使用して取引をシミュレートできます。

これらのオプションを使用すると、決済サービスからの手数料を発生させることなくテスト注文を行うことができます。テストモードの決済ゲートウェイは、実際のクレジットカード情報を受け付けず、取引を完了するには事前に設定された特定のテスト支払い情報を使用する必要があります。また、テスト支払い情報を使用して、失敗した取引をテストおよびプレビューすることもできます。

テスト注文とシミュレーションされた取引は、支払いやレポートに表示されません。有料プランを選択した後にのみ、決済ゲートウェイサービスをテストできます。

ShopifyのBogusゲートウェイを使用する

オンラインチェックアウトで取引をシミュレートするには、ShopifyのBogusゲートウェイを設定します。Bogusゲートウェイは、どのストアでもテスト注文を作成するために使用できる決済サービスで、取引を完了するには特定のテスト支払い情報が必要です。Bogusゲートウェイを使用する場合、実際のクレジットカード情報は受け付けられません。

有効にすると、BogusゲートウェイはShopify Checkoutに次のアイコンで表示されます:Bogusゲートウェイのアイコンは、オレンジ色の長方形で、中央に白い「B」が描かれています。

ShopifyのBogusゲートウェイを有効にする

外部サービス決済を有効にするのと同じ方法で、ShopifyのBogusゲートウェイを有効にできます。クレジットカード決済サービスが有効になっている場合は、Bogusゲートウェイを有効にする前に無効にする必要があります。

Bogusゲートウェイが有効になっている間は、作成するすべての注文がテスト注文になります。テスト購入額は、どの通貨でも1米ドル相当よりも大きい額である必要があります。

手順

  1. 管理画面から、[設定] > [決済] の順に移動します。

  2. クレジットカード決済サービスを有効にしている場合は、続行する前に無効にしてください。

    • 外部決済サービスを有効にしている場合は、無効にしてください。[管理] > [無効にする] (このボタンには、**[Shopify ペイメントを無効にする]**のように決済サービスの名前も表示されます) をクリックし、無効化を確認します。
    • Shopifyペイメントが有効になっている場合は、以下の操作を行います。
      • [Shopify ペイメント] セクションで、[管理] > [決済方法を管理] をクリックします。
      • ぺージ下部で、[外部サービスプロバイダーに切り替える] をクリックし、再度 [外部サービスプロバイダーに切り替える] をクリックして確定します。
  3. 利用可能な決済サービスの一覧を開きます。

    • お住まいの国でShopify ペイメントをご利用いただける場合は、[Shopify ペイメント] セクションで [他のすべてのプロバイダーを見る] をクリックします。
    • Shopify ペイメントがあなたの国で利用できない場合は、[決済サービス] セクションで [プロバイダーを選択する] をクリックしてください。
  4. リストから [(for testing) Bogus Gateway] を選択します。

  5. (for testing) Bogus Gatewayを有効にします。

  6. [保存] をクリックします。

Bogusゲートウェイのテスト決済詳細

Bogusゲートウェイのテスト資格情報を使って、成功した決済、拒否された取引、チャージバックをシミュレートできます。Bogusゲートウェイでテスト注文を行う場合は、チェックアウト時に実際のクレジットカード番号の代わりに、以下のテストカード詳細を入力してください。

チェックアウト時に、Bogusゲートウェイのシミュレーションに関する決済の詳細をテストする
フィールド名入力する詳細
カード上の名前 Bogus Gatewayと入力します。
クレジットカード番号

さまざまなタイプを取引のシミュレーションを行うため、これらを順番に入力します。

  • 承認済み取引をシミュレートするには、1と入力します。
  • 拒否された取引をシミュレートするには、2を入力します。
  • ゲートウェイ障害をシミュレートするには、3を入力します。
CVV任意の3桁の数字を入力します (たとえば、111)。
有効期限将来の日付を入力します。

Shopify ペイメントのテストモードを使用する

テストモードは、Shopify ペイメントの機能です。この機能は、顧客が注文に対してどのように支払うか、また、あなたとスタッフがその注文をどのように処理するかをテストするために使用することができます。テストモードが有効になっている間は、実際のクレジットカードを使って注文を支払うことはできません。SofortやiDEALなどの一部の現地決済方法は、テストモードが有効になっているとチェックアウトで利用できません。これらの理由から、本番環境のストアでテストモードを有効にしないでください。

テストモードは、Shopify POSカードリーダー、Shop Pay、Shop Payの分割払い、またはPayPalウォレットのテスト決済では利用できません。また、フランスに拠点を置くマーチャントは、テストモードを利用できません。

Shopify ペイメントのテストについて、詳しくはこちらをご覧ください。

Shopify ペイメントのテストモードを有効にする

テスト注文を作成する前に、Shopifyペイメントのテストモードを有効にする必要があります。

手順

デスクトップ
  1. 管理画面から、[設定] > [決済] の順に移動します。

  2. Shopify ペイメントセクションで、[管理] をクリックします。

  3. テストモードセクションで、[テストモードを使用する] を選択します。

  4. [保存] をクリックします。

iPhone
  1. Shopifyアプリから、[メニュー] > [設定] の順にタップします。

  2. [ストアの設定] セクションで、[決済] をタップします。

  3. [Shopifyペイメント] セクションで、[管理] をタップします。

  4. テストモードセクションで、[テストモードを使用する] を選択します。

  5. [保存] をタップします。

Android
  1. Shopifyアプリから、[メニュー] > [設定] の順にタップします。

  2. [ストアの設定] セクションで、[決済] をタップします。

  3. [Shopifyペイメント] セクションで、[管理] をタップします。

  4. テストモードセクションで、[テストモードを使用する] を選択します。

  5. [✓] をタップします。

Shopify ペイメントのテストモード決済詳細

成功した取引をシミュレートするには、チェックアウト時にクレジットカードの詳細を尋ねられたら、次の情報を使用します。

  • カード名:少なくとも単語を2つ入力します。
  • 有効期限: 将来の日付を入力します。
  • セキュリティコード:American Expressをテストするには任意の4桁を、その他のカードをテストするには任意の3桁を入力してください。
  • カード番号: 次のいずれかの番号を使用します。
これらのテストカード番号を使用して、成功する取引のシミュレーションを行うことで、Shopifyペイメントの設定を検証する
カードタイプテストカード番号
Visa4242424242424242
Mastercard5555555555554444
アメリカンエキスプレス378282246310005
Discover6011111111111117
Diners Club30569309025904
JCB3566002020360505
BCcardとDinaCard6555900000604105
UnionPay6200000000000005
Cartes Bancaires/Visa4000002500001001
Cartes Bancaires/Mastercard5555552500001001
EFTOPS (オーストラリア)/Visa4000050360000001
EFTOPS (オーストラリア)/Mastercard5555050360000080

チェックアウト中にお客様に表示される可能性のあるクレジットカードのエラーメッセージを表示するには、以下のテスト用のクレジットカード番号を使用して、別の失敗した取引のシミュレーションを行います。

これらのテストカード番号を使用して、失敗する取引のシミュレーションを行うことで、Shopifyペイメントの設定を検証する
失敗した取引のタイプテストカード番号
ジェネリックカードの拒否4000000000000002
残高不足4000000000009995
紛失カード4000000000009987
盗難カード4000000000009979
期限切れのカード4000000000000069
CVC不一致4000000000000127
処理エラー4000000000000119
間違っている番号4242424242424241
異議申し立て取引 (チャージバック)4000000000000259
有効期限月が無効 13などの無効な有効期限月を入力する。
無効な有効期限の年 2000などの過去の年を入力する。
無効なセキュリティコード任意の2桁の数字を入力する。

外部決済サービスのテストモードを有効にする

BraintreeやPayPal Payflow Proなどの一部の統合外部決済サービスでは、管理画面からテストモードを有効にするオプションが提供されています。このテストモードを使用するには、決済サービスのドキュメントを参照し、Shopify Checkoutとの統合を有効にしてテストする方法を確認してください。これには、サービス側での追加設定の調整や、特定のテスト決済カード資格情報の使用が含まれます。

管理画面の外部サービスプロバイダーでこのオプションが利用できない場合は、次のいずれかのオプションを選択して実行できます。

  • 外部決済サービスのサポートチームに問い合わせて、ゲートウェイを使用してテスト注文を行うために利用できるオプションを確認してください。
  • あるいは、ShopifyのBogusゲートウェイを有効にしてください。Bogusゲートウェイは他の外部サービスの決済ゲートウェイサービスから完全に独立しているため、選択した外部決済ゲートウェイサービスと同じ機能を提供しない場合があります。
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