Shopify Collectiveアプリの返品ポリシー
返品ポリシーによって、サプライヤーとのCollective注文の返品プロセスを自動化することができます。また、Collective返品プロセスを、対応する外部の返品アプリと統合することもできます。
返品ポリシーと返品ルールは、サプライヤーがストアと連携した後、サプライヤーの連携の詳細ページに表示されます。あなたの返品ポリシーがサプライヤー独自のワークフローまたはプロセスと一致しないとサプライヤーが判断した場合、Shopify Collective以外でサプライヤーと交渉することができます。
デフォルトの返品ポリシー
Shopify Collectiveに小売業者として登録すると、デフォルトの返品ポリシーが自動的に作成されます。デフォルトポリシーを編集してカスタムポリシーを作成できます。返品ポリシーには、要件を満たすために調整できるさまざまなルールが記載されています。
デフォルトの返品ポリシーの動作では、Collectiveサプライヤーが返品を処理する責任を負います。ポリシーには、以下のデフォルトのルールと設定があります。
- 返品処理:サプライヤーが返品用ラベルを作成、処理期間は2日間
- 返品期間と手数料:30日、ラベル手数料なし、返品手数料なし
- 返品の拒否とキャンセル:返品を自動的にキャンセル
- サプライヤーの返金:お客様に自動的に返金
返品ポリシーのルールを理解する
デフォルトポリシーを編集したり、カスタムポリシーを作成したりするときに、Shopify Collectiveアプリの設定に表示されるルールの内容を変更できます。
返品処理
ShopifyでCollectiveのアイテムの返品が作成される際の設定を選択できます。Shopify Collectiveでの返品処理方法については、以下の選択肢を確認してください。
オプション | 説明 |
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サプライヤーに返品用ラベルの作成をリクエストします | お客様がCollectiveの注文で返品をリクエストすると、商品のサプライヤーには自動的にメール通知が届き、返品がサプライヤーの管理画面に作成されます。返品用ラベルをアップロードすると、お客様には返品用ラベルが自動的にメール送信されます。お客様に送信するラベルの希望処理時間を設定できます。 |
返品用ラベルはストアが用意します
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返品用ラベルをご自身でお客様に送信し、以下の条件を決定します。
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Collectiveでは何もしません | 返品処理ワークフローでは、Collectiveによるアクションは何もありません。Shopify Collective以外の従来の手動方法によって、返品をご自身で処理することができます。返品処理ルールでこの選択肢を選ぶと、残りのルールすべては、返品ポリシーから削除され、ストアには適用されません。 |
返品期間と手数料
返品用ラベル手数料と返品手数料の処理方法については、以下の選択肢を確認してください。これらの手数料は、サプライヤーへの支払いに同意したものである可能性があります。返品または返品手数料とは別に、これらの手数料をセルフサービス返品または使用する外部の返品アプリを通じてお客様に請求する可能性があります。これらの手数料は引き続きお客様に適用されます。
オプション | 説明 |
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Collective商品の返品期間 | Collectiveの商品に希望するお客様返品期間を設定します。たとえば、30日間の返品期間を設定できます。 |
サプライヤーに返品用ラベルの手数料を支払う | サプライヤーが返品用ラベルを提供する場合、サプライヤーに返品用ラベルの手数料を支払うかどうかを選択し、支払う場合は手数料を設定します。この支払いは、自動決済で処理されます。 |
サプライヤーに返品手数料を支払う | サプライヤーが商品を補充する場合、サプライヤーに返品手数料を支払うかどうかを選択し、支払う場合は手数料を商品価格の割合として設定します。この支払いは、自動決済で処理されます。 |
返品の拒否とキャンセル
サプライヤーが返品リクエストを拒否またはキャンセルした場合の設定については、以下の選択肢を確認してください。
オプション | 説明 |
---|---|
返品を自動的にキャンセル | 何もしなくても、お客様には、返品の拒否やキャンセルが自動的に通知されます。注文の [返品ステータス] は、管理画面で [クローズ済み] に変更されます。 |
注文を手動で確認 | 拒否またはキャンセルされた返品リクエストの確認を求める通知が届きます。サプライヤーによって拒否またはキャンセルされた返品をご自身で処理する必要かどうかを決定する場合、この選択肢を選択します。 |
サプライヤーの返金
サプライヤーから返金を受け取った後の設定については、以下の選択肢を確認してください。
オプション | 説明 |
---|---|
お客様に自動的に返金 | サプライヤーから返金がなされた場合、Shopify Collectiveアプリを使用して、お客様にも自動的に返金が行われます。 |
Collectiveでは何もしません | サプライヤーが管理画面でアイテムの返金をすると、外部の返品アプリの返金トリガーによってお客様には自動的に返金されます。または、管理画面から手動でお客様に返金することができます。 |
外部の返品アプリを使用した返品ポリシー
Shopify Collectiveの返品ポリシーは、以下の外部の返品アプリに対応しています。
返品にこれらのアプリのいずれかを使用する場合は、デフォルトの返品ポリシーを編集するか、カスタム返品ポリシーを作成することができます。その場合、以下のルールの設定を変更します。
- 返品処理:返品用ラベルをストアが提供してからお客様がサプライヤーに商品を返品する
- サプライヤーの返金:Collectiveでは何もしない
外部の返品アプリを使用する場合は、Shopify Collectiveの返品期間と手数料の設定が、外部アプリの関連する設定と同じであることを確認する必要があります。たとえば、30日間の返品期間を外部の返品アプリに設定している場合、Collective商品の返品期間も30日に設定します。
返品を承認し、使用する外部の返品アプリ内で返品用ラベルを作成します。アプリで返品を承認すると、サプライヤーの管理画面に返品が作成されます。サプライヤーが管理画面でアイテムを補充して返金すると、返品は外部の返品アプリで自動的にクローズとしてマークされ、設定した返金がトリガーされ、アプリ内で実行されます。
一部の返品を処理する
返品に複数のアイテムが含まれている場合、サプライヤーがすべてのアイテムを返金すると、管理画面の返品は自動的にクローズされます。
サプライヤーが、複数のアイテムを含む返品の全アイテムについて返金しない場合、管理画面の返品は自動的にクローズされません。返品が承認されたアイテムについては、お客様に手動で返金する必要があります。
Shopify Collective以外での従来の返品
Shopify Collectiveの返品ポリシーを使用して返品を自動的に処理しない場合、以下に挙げる従来の手動方法の1つを使用できます。
- 返品の作成をご自身で行い、返品用ラベルを購入してアップロードし、ご自身のロケーションで返品を受け付けます。
- サプライヤーに返品をリクエストします。サプライヤーは返品用ラベルを購入してアップロードし、返品を自身のロケーションで受け付けます。
サプライヤーに返品をリクエストする場合は、以下のステップを実行する必要があります。
ステップ1:サプライヤーに返品をリクエストする
管理画面から、[注文] に移動します。
サプライヤーに返品をリクエストする注文をクリックします。
返品をリクエストするアイテムの [発送済み] セクションで [...] をクリックし、[サプライヤーに返品をリクエスト] をクリックします。
アイテムの数量と返品理由を選択します。
[返品リクエスト] をクリックします。
返品リクエストを送信すると、サプライヤーにメール通知が届きます。サプライヤーがリクエストを承諾した場合、サプライヤーは管理画面で返品を作成し、返品用ラベルをその返品にアップロードします。
サプライヤーが返品用ラベルをアップロードすると、返品用ラベルが記載されたメール通知が届きます。 返品用ラベルをダウンロードし、管理画面にそのラベルをアップロードして、お客様の返品を作成する必要があります。
ステップ2:返品用ラベルをダウンロードしてお客様に送信する
- メールボックスで、「返品配送ラベルの準備ができました」という件名のメールを見つけます。
- [配送ラベルを表示] をクリックしてから [ダウンロード] をクリックし、返品用ラベルをデバイスにダウンロードします。
- 管理画面から、[注文] に移動します。
- 返品を送信する注文をクリックします。
- [返品] をクリックします。
- [返品用ラベルをアップロード] を選択してから返品用ラベルをアップロードします。
- [返品を作成する] をクリックします。
返品を作成すると、返品用ラベルが記載されたメール通知がお客様に届きます。
サプライヤーが返品されたアイテムを受領して注文を返品済みとしてマークすると、メール通知が届きます。その後に、お客様に返金できるようになります。