組織におけるユーザーの役割の説明

管理画面には、デフォルトで2種類の事前定義されたユーザーの役割があります。以下の事前定義されたユーザーの役割のうちのいずれかを、ユーザーに割り当てることができます。

  • システムの役割は、編集できない事前定義された役割です。
  • カスタムの役割は、ビジネスのニーズに合わせて編集できる事前定義された役割です。

また、必要な権限を付与された新しい役割を作成することができます。

役割カテゴリー

組織のユーザーの役割には、2つの異なるカテゴリーがあります。各カテゴリーは、ビジネス上の固有の状況とそれに関わる固有の権限を表します。ユーザーの役割には、組織レベルの権限とストアレベルの権限を混在させることはできません。ただし、同じユーザーに [ストア] の役割と [組織] の役割の両方を割り当てることはできます。

組織におけるユーザーの役割のカテゴリーに関する説明。
役割のカテゴリー説明権限
組織の役割このカテゴリーに含まれる役割と権限を持つユーザーは、組織内のすべてのストアで組織レベルの機能を利用することができます。このカテゴリーのシステムの役割には、組織内で最も高い権限が設定されます。組織レベルの権限
ストアの役割このカテゴリーの役割とその権限によって、個々のストアの機能とリソースへのアクセス権が付与されます。このカテゴリーのシステムの役割は、ストアの設定に依存します。ストアレベルの権限

システムの役割

システムの役割は事前定義されており、編集できません。以下の表では、ユーザーに割り当てることができる、システムの役割の種類について説明します。

組織のユーザーに割り当て可能なシステムの役割。
役割名役割のカテゴリー権限制限事項
組織管理者組織の役割 [組織管理者の役割] を割り当てられたユーザーには、以下の権限が付与されます。
  • 財務と請求を含む、組織内のすべてのリソースを表示、編集、削除できます。
  • ユーザー、役割、グループについて、表示、作成、編集、削除を行います。
  • すべての役割の割り当てと削除を行います。
  • すべてのグループの割り当てと削除を行います。
  • 組織内のすべてのストアとすべてのPOSロケーションにアクセスします。
[組織管理者] の役割には、以下のような制限があります。
  • Shopifyが設計と保守を行うシステムの役割は変更できません。
  • 所有権を移行することはできません。
  • 割り当てを実行できるのは、組織のオーナー組織の管理者のみです。
  • 割り当てにアクセス条件を付加することはできません。
ストアユーザー管理者ストアの役割 [ストアユーザー管理者] の役割を割り当てられたユーザーには、以下の権限が付与されます。
  • 割り当てられたストアのすべてのユーザーを管理します。
  • ユーザーを割り当てられたストアに追加します。
  • 割り当てられたストアのユーザーに対して、ストアカテゴリーの役割の割り当てまたは削除を行います。
  • 割り当てられたストアのユーザーを削除します。
[ストアユーザー管理者] の役割には、以下のような制限があります。
  • 役割の作成または編集は行えません。
  • 商品や注文などのユーザー以外のリソースの表示、作成、編集、削除は行えません。
  • ユーザーの作成、編集、削除、およびグループにおけるユーザーの割り当てや削除は行えません。
  • ユーザーを一時停止できません。
  • 組織からユーザーを削除できません。

カスタムの役割

さらにカスタマイズできる事前定義された役割を利用できる場合があります。

以下の表では、ユーザーに割り当てたりさらにカスタマイズしたりできる、事前定義されたカスタムの役割について説明します。カスタムの役割の作成について詳しくは、こちらをご覧ください。

組織内のストアで利用可能な事前定義されたカスタムの役割。
役割名役割のカテゴリー事前選択された権限
オンラインストアエディタストアの役割 [オンラインストアエディタ] の役割を割り当てられたユーザーには、以下のストアレベルの権限が付与されます。
カスタマーサポートストアの役割 [カスタマーサポート] の役割を割り当てられたユーザーには、以下のストアレベルの権限が付与されます。
マーチャンダイザーストアの役割 [マーチャンダイザー] の役割を割り当てられたユーザーには、以下のストアレベルの権限が付与されます。
マーケターストアの役割 [マーケター] の役割を割り当てられたユーザーには、以下のストアレベルの権限が付与されます。
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