新しいShopifyレポートをナビゲートする

Shopifyで新しいデフォルトのレポートを調整して、必要なデータを表示することができます。データを絞り込み、指標とディメンションを選択し、希望する視覚表示を選択し、異なる時間範囲または比較を選択することができます。スプレッドシートプログラムで分析のためにレポートをエクスポートすることもできます。

新しいデフォルトのShopifyレポートは既存のレポートと同じで、あらかじめフォーマットされており、管理画面ですぐに使用できます。デフォルトのレポートは、Shopifyが作成したレポートとみなされます。レポートリストを作成者別に絞り込み、デフォルトのレポートのみのリストを表示するオプションとして、Shopifyのみを選択することができます。

新しいデフォルトのShopifyレポートを絞り込んで編集して、必要に合ったさまざまな情報を表示することができます。Shopifyのサブスクリプションに関係なく、変更をカスタムデータの探索として保存できます。

新しいShopifyレポートには、設定パネル、データの可視化、データテーブルの3つの主要なコンポーネントがあります。

設定パネル

以下のレポート基準を選択するメニューを含む設定パネルを使用して、新しいShopifyレポートをカスタマイズできます。

  • 指標:レポートに表示される合計または値。常に少なくとも1つの指標を選択する必要がありますが、複数の指標を追加して同じレポート内で切り替えることができます。たとえば、純売上高平均注文金額は両方とも指標です。複数の指標を追加する場合、設定パネルで希望する指標をクリックして、可視化する指標を変更できます。チェックマークは、可視化されている指標を示します。
  • 可視化:データを可視化して表示します。最も適切な可視化方法が自動的に選択されますが、必要に応じて手動で選択を上書きすることができます。
  • ディメンション:選択した指標を分割および整理する際のプロパティです。たとえば、[時間の経過によるカート追加率] レポートでは、[カート追加率] は指標、[時間] はディメンションとなります。同じレポートに複数のディメンションを追加できます。
  • 比較:2つの異なる期間にわたる2つのデータセットを比較するために任意で使用できる設定です。たとえば、[純売上高] を過去30日間とその前の30日間で比較、または昨年の同じ期間で比較します。
  • 絞り込み:レポートのデータを減らし、特定の基準のみを含めるための方法です。デフォルトでは、[日付範囲フィルター] では [過去30日間] のデータが含まれるよう設定されています。同じレポートに複数の絞り込みを追加できます。

設定パネルのメニューで利用可能なオプションは、選択内容に基づいて動的に更新されます。データを一緒に表示できない場合、特定のデータの組み合わせが利用できなくなる場合があります。

デフォルトのレポートは、指標、ディメンション、または絞り込みを追加または削除して一時的に編集できますが、これらの編集で、レポートの元の設定を上書きすることはできません。既存のデフォルトレポートへの変更を保持するには、データ探索をカスタムレポートとして保存する必要があります。

データ探索を作成する方法について詳しくはこちらをご覧ください。

可視化

Shopifyレポートでデータを可視化する方法を管理できます。可視化の方法には、線グラフや棒グラフなどのグラフ、リスト、表、およびヒストグラムがあります。

デフォルトでは、レポートの主な指標に関する推奨の可視化方法が設定パネルで自動的に選択されます。Shopifyのデフォルトレポートでは、あらかじめ可視化方法が選択されており、これは、類似のディメンションで推奨される可視化方法とは異なる場合があります。[推奨] 設定を無効にするには、希望する別の視覚化タイプを手動で選択します。

選択した可視化方法を特定のデータセットで利用できない場合、可視化は表示されません。たとえば、選択されたディメンションが時間である場合にのみ、線グラフが表示されます。可視化を表示するには、レポートを調整して、不足しているまたは互換性のある指標またはディメンションを含めるか、手動で [推奨] 設定を再度有効化することができます。

データテーブル

データテーブルは、すべてのレポートの下部に表示され、選択した指標とディメンションが表形式で表示されます。

表は、フラットまたはネストの2つの方法で構成できます。データを表示する方法は、レポートから得たい情報によって異なります。

テーブルオプションのアイコンをクリックして、データテーブルのフラットバージョンまたはネストバージョンを切り替えます。

フラットテーブルのアイコンとネストされたテーブルのアイコンの中央に両方を指す矢印が表示され、これを使用してテーブルを切り替えることができます。

フラットテーブル

フラットテーブルには、データテーブルの行ごとに1行表示されます。特定の指標でフラットテーブルを並べ替える場合、データはディメンションに関係なくすべての個別行で並べ替えられます。

純売上高を降順でソートした場合に、フラットテーブルでデータがどのように表示されるか、次の例をご覧ください。

販売チャネルと商品名のデータを含むテーブルで、純売上額を降順で並べ替えました。
販売チャネル 商品名 純売上高⌄
オンラインストア バンブータオル 575ドル
オンラインストア ビーチサンダル 450ドル
Point of Sale 赤いサングラス 425ドル
Point of Sale バンブータオル 380ドル
オンラインストア 赤いサングラス $300
Point of Sale ココナッツ日焼け止め 275ドル
オンラインストア ココナッツ日焼け止め 210ドル
Point of Sale ビーチサンダル 145ドル

ネストされたテーブル

ネストされたテーブルは、選択したディメンション別にテーブルのデータをグループ化します。たとえば、販売チャネル商品名など、2つのディメンションが選択された純売上高レポートがある場合、ネストされたテーブルでは販売チャネルごとにデータをグループ化し、その後各販売チャネル内の商品名ごとにグループ化します。売上を降順で並べ替える場合、ネストされたテーブルでは一番売上の高い販売チャネルが最初に表示され、各販売チャネル内には一番売上の高い商品名が最初に表示されます。

純売上高を降順でソートした場合に、グループ化した表でデータがどのように表示されるか、次の例をご覧ください。

販売チャネルがプライマリのディメンションとして設定された、ネストされたテーブル。
販売チャネル 商品名 純売上高⌄
オンラインストア 1,535ドル
バンブータオル 575ドル
ビーチサンダル 450ドル
赤いサングラス $300
ココナッツ日焼け止め 210ドル
Point of Sale 1,225ドル
赤いサングラス 425ドル
バンブータオル 380ドル
ココナッツ日焼け止め 275ドル
ビーチサンダル 145ドル

ネストされたテーブルでは、設定パネルで選択したディメンションの順序に基づいてデータがグループ化されるため、ネストされたテーブルのディメンションの順序は重要となります。たとえば、前の例のディメンションを逆にし、商品名をプライマリのディメンションにした場合、同じデータを純売上高の降順で並べ替えると、次のように表示されます。

商品名がプライマリのディメンションとして設定されたネストされたテーブル。
商品名 販売チャネル 純売上高⌄
バンブータオル 955ドル
オンラインストア 575ドル
Point of Sale 380ドル
赤いサングラス 725ドル
Point of Sale 425ドル
オンラインストア $300
ビーチサンダル 595ドル
オンラインストア 450ドル
Point of Sale 145ドル
ココナッツ日焼け止め 485ドル
Point of Sale 275ドル
オンラインストア 210ドル

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