マーケティングレポート
マーケティングレポートを使用すると、マーケティングの効果をチェックでき、コンバージョンも把握できます。コンバージョンは、オンラインストアの訪問者が購入者になった際に発生します。
マーケティングレポートは、何が顧客をオンラインストアに導くのか、また何が購入者へと変換させるのかを理解するのに役立ちます。このレポートでは、オンラインストアでのお客様のインタラクションに基づき、お客様が最も多く、購入額が最も高いお客様を獲得しているマーケティングチャネルの概要を把握することができます。
レポートには、すべてのオンラインストアのチャネル注文からの情報がまとめられています。単一の注文に関するセッション数またはコンバージョン情報については、コンバージョントラッキングをご覧ください。
マーケティングアプリを使用するマーケティングキャンペーンの結果に関するレポートを表示するには、「マーケティングアクティビティレポート」を参照してください。
目次
マーケティングレポートを表示する
レポートリストの絞り込みをして、 Marketingレポートのみを表示できます。
手順
デスクトップ
管理画面から、[ストア分析] > [レポート] の順に移動します。
[カテゴリー] フィルターをクリックします。
レポートをフィルタリングして Marketing 件のレポートのみを表示するには、Marketing をクリックします。
iPhone
- Shopifyアプリで [...] ボタンをタップし、[ストア分析] をタップします。
- [レポート] をタップします。
- 絞り込みアイコンをタップし、次に [カテゴリー] をタップします。
- Marketing をタップしてレポートをフィルタリングし、Marketing 件のレポートのみを表示します。
- [< フィルターで絞り込む] をタップし、その後 [X] をタップして、絞り込んだレポートのリストに戻ってください。
Android
- Shopifyアプリで [☰] ボタンをタップし、[ストア分析] をタップします。
- [レポート] をタップします。
- 絞り込みアイコンをタップし、次に [カテゴリー] をタップします。
- Marketing をタップしてレポートをフィルタリングし、Marketing 件のレポートのみを表示します。
- [←] をタップしてから [X] をタップすると、絞り込んだレポートリストに戻ります。
Shopifyで作成したキャンペーンのマーケティングに関する詳細なインサイトについては、「Shopifyのマーケティングパフォーマンス」を参照してください。
参照元とインタラクション
お客様がストアにアクセスするために使用する方法は、_参照元_と呼ばれます。参照元は、例えば検索することも、広告、メール、ウェブサイトなどにリンクさせることもできます。その参照元を知ることで、お客様が使用した参照元に売上を帰属させることができます。これは、売上を分析して帰属させる標準的な方法です。
しかし、お客様は複数の参照元の結果としてストアを複数回訪問することができるため、参照元は_最初のインタラクション_または_最後のインタラクション_として分類されます。
- お客様をストアに紹介した参照元は、最初のインタラクションに分類されます。
- お客様が注文する直前に使用した参照元は、最後のインタラクションに分類されます。
例:あるお客様がFacebook広告をクリックして、あなたのストアに初めて来店し、すぐに商品を購入したとします。参照元は、最初のインタラクションと最後のインタラクションの両方でFacebookです。あなたの広告には販売するためのクレジットが与えられます。
例:あるお客様がGoogleで検索し、欲しい商品についてあなたのストアへのリンクを見つけたとします。その週の間に何回かあなたのストアを訪問して、他の商品を閲覧し、ニュースレターにサインアップしますが、何も購入しません。翌週、あなたはメールマーケティングオファーをそのお客様に送ります。お客様はメールのリンクをクリックして注文を行います。この販売は最後のインタラクションのコンバージョンです。最初のインタラクションの参照元はGoogleですが、販売のクレジットが付与された参照元はメールサービスです。
注文後または30日後のインタラクション
訪問者がセッションの30日以内に何も購入しなかった場合、最初のインタラクションの参照元は次の参照元が何であってもリセットされます。
同様に、訪問者が注文を行うと、次の参照元は次の注文の最初のインタラクションとみなされます。
例:あるお客様が8月1日にオンラインストアのURLを直接入力して来店したとします。そのお客様はストアを何度か訪問しますが、購入しません。その後、9月15日に (最初のセッションの後30日以上経過している)、そのお客様はあなたストアの広告をクリックして注文を行ないます。このコンバージョンの最初のインタラクションと最後のインタラクションは、ダイレクトURLではなく広告です。
コンバージョンレポートの一般的な用語
マーケティングレポートでは、以下の用語を使用します。
キーワード | 定義 |
---|---|
参照元 |
注文を行なったお客様がオンラインストアにどのように達したのかを示します。評価は以下のいずれかになります。
|
参照元の名前 |
Google、Facebook、Pinterestなどの参照元の名前。 直接的なソースに関しては、参照元が特定できない場合は名前が「N/A」として表示されます。これは以下のようなさまざまな理由で発生します。
|
平均注文金額(最初または最後のインタラクション) |
すべての注文の平均額 (ギフトカードを除く) を、ギフトカード以外の商品を1個以上含む注文の総数で割った金額が表示されます。注文金額には、返品前の税、配送料、ディスカウントが含まれます。 この金額は、お客様がいくらストアに支出する傾向があるのかを把握するのに役立ち、価格ポリシーを知らせるのにも役立ちます。 |
注文 (最初または最後のインタラクション) | インタラクションのタイプに応じて、発注された注文数が表示されます。 |
レポート内のキャンセル、保留および未払いの注文が含まれます。テスト注文と削除された注文は含まれません。
マーケティングに起因する売上
マーケティング属性に起因する売上高レポートには、追跡可能なマーケティング活動の属性に起因する可能性のある販売が表示されます。
販売のマーケティングに起因する売上レポートには、マーケティング活動に直接起因するトラフィックによる販売のみが表示されます。これらは、管理画面のマーケティングセクションで管理されているマーケティングキャンペーンやアクティビティ、もしくはUrchin Tracking Module (UTM) パラメータを使用した、外部管理の活動などです。このため、このレポートの売上高は他のレポートの売上高と異なる場合があります。
このレポートを開く際に、データを最新にするまでに約1分の誤差があります。レポートを再度開いたり更新したりして、より新しいデータを表示できます。
販売レポートでは、いくつかの一般的な用語を使用します。このレポートでは、次の追加用語を使用します。
キーワード | 定義 |
---|---|
UTMキャンペーン名 | 設定時にUrchin Tracking Module (UTM) キャンペーンに付けた名前 (該当する場合)。 |
該当する場合、キャンペーンの作成に使用されたマーケティングアプリによって設定された値: | |
マーケティングイベントのタイプ | キャンペーンのフォーマットが表示されます。たとえば、キャンペーンのターゲットがTwitterになっている場合、マーケティングのイベントタイプは広告または投稿のいずれかになります。 Shopifyアプリストアのマーケティングアプリを使用ぜすにキャンペーンを設定した場合、このフィールドには「N/A」と表示されます。 |
マーケティングイベントのターゲット | キャンペーンのターゲットが表示されます。ここには、メール、FacebookMessenger、Twitterなどの値が表示されます。 Shopifyアプリストアのマーケティングアプリを使用ぜすにキャンペーンを設定した場合、このフィールドには「N/A」と表示されます。 |
販売レポートでは、マーチャントとお客様との間で移動する資金は追跡されません。売上を立てると、レポートには、売上に含まれる商品の価格が表示され、受け取った金額は表示されません。決済方法の設定の仕方によっては、実際の支払いの受取は後日になる場合があります。
同様に、返品を処理する場合、レポートには、お客様に発行している金額ではなく、受け取る商品の価格が表示されます。
チャージバックは販売レポートに含まれません。
マーケティングに起因するセッション
マーケティング属性に起因するセッションレポートには、UTMキャンペーン、Facebook広告、Googleショッピング広告など、マーケティングの成果となったオンラインストアのセッション数が表示されます。マーケティングキャンペーンの追跡について詳しくはこちらをご覧ください。
このレポートを開く際に、データを最新にするまでに数秒の誤差があります。レポートを再度開いたり更新したりして、より新しいデータを表示できます。
セッションと訪問者
セッション数と訪問者数はCookieに基づいています。Cookieは、オンラインストアを訪問する際に、デスクトップやスマートフォンなど買い物客のデバイスに保存される小さなファイルです。1つのCookieがデバイス (訪問者) を識別します。別のCookieは、セッションの長さを追跡します。
セッションは、アクティビティが無くなった30分後、またUTCの夜12時に終了します。同じ訪問者が複数のセッションをトリガーできるため、セッション数は通常、訪問者数よりも高くなります。
例: お客様がストアの商品を20分間見てから、2時間後さらに10分間ストアに戻ります。2回のセッションと1回の訪問者がレポートされます。または買い物客があなたのストアを5分間見て、そこを離れ、そして10分後に戻ると、1つのセッションと1人の訪問者がレポートされます。
集客レポートのセッションとしてカウントせずにオンラインストアを表示する場合は、デスクトップの管理画面で目のアイコンをクリックします。それ以外の方法でデスクトップでオンラインストアを表示すると、レポートではセッションとしてカウントされます。
iPhoneまたはAndroidのShopifyアプリからオンラインストアを表示すると、その操作は集客レポートのセッションとしてカウントされます。
最初のインタラクション別のコンバージョン
最初のインタラクション別のコンバージョンレポートには、最初のインタラクションの属性で発生した注文の数とそのソースが表示されます。
このレポートにも注文の平均注文金額が表示され、どの参照が最も効果的かを把握するのに役立ちます。
このレポート生成方法のため、過去約24時間についてはストアのすべてのコンバージョンが表示されない場合もあります。
最後のインタラクション別のコンバージョン
最後のインタラクション別のコンバージョンレポートには、最後のインタラクションの属性で発生した注文の数とそのソースが表示されます。
このレポートにも注文の平均注文金額が表示され、どの参照が最も効果的かを把握するのに役立ちます。
このレポート生成方法のため、過去約24時間についてはストアのすべてのコンバージョンが表示されない場合もあります。
起因モデルの比較
起因モデルの比較では、最初のインタラクションと最後のインタラクション間の注文数と平均注文金額を比較します。
このレポート生成方法のため、過去約24時間についてはストアのすべてのコンバージョンが表示されない場合もあります。