ShopifyQLクエリを新しいShopifyストア分析に移行する
今の段階でははっきりとした日付は未定ですが、ShopifyQL Notebooksアプリの提供は終了します。現在すでに、Shopify App Storeからアプリをインストールすることはできなくなっており、アンインストールすると後で再インストールすることもできません。
新しいShopifyストア分析には、手動でShopifyQLクエリを移行することができます。新しいShopifyストア分析では更新バージョンのShopifyQLを使用します。そのため、Shopify ShopifyQL Notebooksアプリと同じデータを新しいShopifyストア分析で返すには、移行プロセス中に一部のデータセットとディメンションの組み合わせを変更する必要がある場合がありますのでご注意ください。
データが失われないようにするには、提供の終了日までにいつでも ShopifyQL Notebooksアプリからデータセットをエクスポートすることもできます。
既存のShopifyQLクエリを新しいShopify Analyticsに移行する
新しい Shopify ストア分析 では、すべてのデフォルトレポートとカスタムレポートで 更新されたバージョンの ShopifyQL が使用されています。これは、ShopifyQL Notebooks アプリで使用されているバージョンとは異なります。
既存のShopifyQLクエリは、クエリを使用してカスタムデータ探索を作成することにより、新しいストア分析で使用される更新バージョンのShopifyQLに手動で移行することができます。その後、カスタムレポートとして保存し、管理画面の [分析概要ダッシュボード] にカスタムレポートをカードとして追加できます。
既存のクエリを一括で自動的に移行することはできません。
新しい Shopify ストア分析を使用してカスタムデータ探索を作成する 方法の詳細はこちら。
手順
管理画面で、[設定] > [アプリと販売チャネル] の順に移動します。
[ShopifyQL Notebooks] をクリックします。
[アプリを開く] をクリックします。
[Notebooks] セクションで、移行するデータセットを含むノートブックをクリックします。
移行するShopifyQLクエリをコピーします。
管理画面から、[ストア分析] > [レポート] の順に移動します。
[新規調査] をクリックします。
ShopifyQLクエリエディターに、既存のクエリを貼り付けます。
オプション：クエリをカスタマイズして、クエリが有効であり、更新された値が使用されていることを確認します。
[▹ 実行] をクリックします。
[保存] をクリックします。
[レポートを保存] ダイアログでカスタムレポートに名前を付けてから、[保存] をクリックします。
Notebooksと新しいShopifyストア分析で使用されるShopifyQLの違い
新しい Shopify ストア分析 では、すべてのデフォルトレポートとカスタムレポートで 更新されたバージョンの ShopifyQL が使用されています。これは、ShopifyQL Notebooks アプリで使用されているバージョンとは異なります。
ShopifyQLの更新バージョンでは、テーブルデータセット (クエリのFROM値として使用) とディメンション (SHOW、GROUP BY、ORDER BY、またはWHERE値として使用) の組み合わせの一部が変更されているため、クエリの書き方に影響します。
たとえば、Notebooksアプリでは、請求先の国と地域ごとに配送の合計金額をグループ化するために、次のShopifyQLクエリを書くことができます。
FROM orders
SHOW shipping
GROUP BY billing_country, billing_regionしかし、新しいShopifyストア分析では、「orders」と「shipping」のデータセットとディメンションの組み合わせが、「sales」と「shipping_charges」になるように更新されています。そのため、新しいShopifyストア分析を使用して、そのクエリを更新されたShopifyQLに移行するには、次の例のようにクエリを変更する必要があります。
FROM sales
SHOW shipping_charges
GROUP BY billing_country, billing_regionデータセットを更新する
新しいShopifyストア分析を使用してデータセットを手動で作成し直すことを選択する場合、またはNotebooksアプリから既存のShopifyQLクエリを移行することを選択する場合は、以下の表を確認してください。この表には、ShopifyQLのNotebooksバージョンと更新されたストア分析バージョン間で異なるデータセットとディメンションの組み合わせがリストアップされています。
データセットとディメンションの組み合わせが以下に表示されていない場合、どちらのバージョンのShopifyQLでも値は変わらないため、同じデータを返すようクエリを変更する必要はありません。
| NotebooksのShopifyQL (データセット > ディメンション) | 新しいShopifyストア分析のShopifyQL (データセット > ディメンション) |
|---|---|
orders > discounts_adjustments
| 対応する値なし。新しいShopifyストア分析には存在しません。 |
[注文] > [gross_sales_adjustments]
| 対応する値なし。新しいShopifyストア分析には存在しません。 |
orders > net_product_quantity
|
sales > net_items_sold
|
orders > ordered_product_quantity
|
販売 > 注文数量
|
orders > returned_product_quantity
|
sales > quantity_returned
|
orders > shipping
|
sales > shipping_charges
|
products > cart_sessions
|
sessions > sessions_with_cart_additions
|
products > checkout_purchase_sessions
|
sales > sessions_that_reached_and_completed_checkout
|
products > checkout_sessions
|
sessions > sessions_that_reached_checkout
|
products > checkout_to_purchase_rate
|
sessions > checkout_conversion_rate
|
products > purchase_sessions
|
sessions > sessions_that_completed_checkout
|
products > quantity_purchased
|
販売 > 注文数量
|
products > view_cart_checkout_purchase_sessions
|
sessions > sessions_that_completed_checkout_closed_funnel
|
products > view_cart_checkout_sessions
|
sessions > sessions_that_reached_checkout_closed_funnel
|
products > view_cart_checkout_to_purchase_rate
|
sessions > completed_checkout_rate
|
products > view_cart_sessions
|
sessions > sessions_with_cart_additions
|
products > view_purchase_sessions
|
sessions > sessions_that_completed_checkout
|
products > view_sessions
|
sessions > sessions
|
products > view_to_cart_rate
|
sessions > added_to_cart_rate
|
products > view_to_checkout_rate
|
sessions > reached_checkout_rate
|
products > view_to_purchase_rate
|
sessions > conversion_rate
|
ShopifyQL Notebooksアプリの提供が終了した後は、アプリにアクセスしたり、データセットを参照したりできなくなります。ただし、既存のShopifyQL NotebooksのデータセットをCSVファイルとしてエクスポートすると、後日参照できるように保存することが可能です。
手順
管理画面で、[設定] > [アプリと販売チャネル] の順に移動します。
[ShopifyQL Notebooks] をクリックします。
[アプリを開く] をクリックします。
[Notebooks] セクションで、エクスポートするデータセットを含むNotebookをクリックします。
エクスポートするデータセットを含むコードブロックで、[...] をクリックし、[↥ 結果をCSVファイルとしてエクスポート] をクリックします。
[エクスポート] をクリックします。