Shopify FlowとGraphQL Admin API

Flowは、Shopify GraphQL Admin APIを使用し、管理画面を拡張・強化する自動化機能や統合機能を構築します。Flowは現在、APIのバージョン2024-07を使用して、ワークフロー内の条件変数を評価し、Shopifyストアでアクションを実行します。FlowはAPIを呼び出してストアデータにアクセスするため、APIで利用可能なほとんどのフィールドにFlowからアクセスできます。

Flowのほとんどのアクションは、APIを使用してShopifyストアに変更を加えます。たとえば、注文タグの追加アクションではtagsAddミューテーションが使用されます。管理画面APIリクエストを送信アクションは、Flowのアクションとしてまだ利用できないものも含め、ほとんどのミューテーションを使用できます。

ワークフローを作成すると、APIに基づいたフィールド名と説明に遭遇することがよくあります。APIによって出力されるデータやFlowで使用される内容を理解し、ワークフローが期待通りのデータを出力していることを確認するために、データのプレビューAPIドキュメントを確認する必要がある場合があります。

APIのバージョニング

Shopify は 3 か月ごとに新しいAPI バージョンをリリースしており、Flow はできるだけ早く新しいバージョンを採用しますが、最新バージョンよりも遅れている可能性があります。可能な場合、バージョン間の変更は自動的に解決されますが、次のような一部の変更は簡単ではない場合があります: * フィールドが削除されたが置換が提供されていない場合、状態 またはLiquidの評価方法に影響する可能性があります。 * フィールドが null 可能になると、状態 またはLiquidの評価方法に影響する可能性があります。 * 列挙値が変更されたり、新しいユニオン型またはインターフェース型が追加されたりすると、Liquid またはコードに影響する可能性があります。* 変更引数が変更されると、管理画面パネルAPIリクエストの送信アクションの設定に影響を与える可能性があります。

一部のワークフローは手動で更新する必要がある場合があります。このような場合、ワークフローは「更新する必要がある」または「サポートされていないAPIエラーを表示し、ワークフロー エディターで必要な変更を行うための関連するAPIドキュメントを案内することがあります。 これらの更新が完了して保存されると、 で利用可能な最新の バージョンを使用するためにワークフローが自動的に更新されます。APIFlow

APIバージョンの互換性エラーが発生しているワークフローに緊急の変更を加えるために、問題を一時的に無視することを選択できます。ただし、これらの問題に対処しないと、古いAPIバージョンがShopifyでサポートされなくなった際にワークフローが停止したり、エラーが発生したりする可能性があります。

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