ワークフローのガイドラインと制限事項
一部のワークフローは、特定の条件が満たされている場合にのみ機能します。想定通りに作動することを確認するために、使用する各ワークフローのガイドラインと制限事項をお読みください。
ワークフローのタイミング
通常、ワークフローはすぐに実行されます。ただし、トリガーが実行されてからそのアクションが完了するまでに時間がかかる場合があります。Flowでは、ワークフローの開始または終了のタイミングを保証できません。
リスク分析のワークフロー
注文リスク分析トリガーを使用して、注文のリスクレベルを確認してください。このトリガーは、Shopify リスク分析の結果のみを使用します (外部アプリの結果は使用されません)。例を参照してください。
支払い確定のワークフロー
支払いを確定するアクションを使用して、注文の支払いを確定します。このアクションの支払いを手動で確定するように、ストアを設定する必要があります。ワークフローによって自動支払い確定が中断されることはありません。
フローで確定できる決済方法は、クレジットカード決済のみです。代替決済手段や手動の決済方法などの他の形式の支払いは、注文ページで確定されたり、支払い済としてマークされたりすることはありません。
フルフィルメントワークフローをリクエストする
フルフィルメントをリクエストするアクションを使用して、フルフィルメントサービスによって項目をフルフィルメントするリクエストを送信します。このアクションを使用して、フルフィルメントサービスによって管理されている在庫を持つ項目のみのフルフィルメントをリクエストします。フルフィルメントサービスによって管理されていない項目に対するアクションを実行することはできません。
在庫を追跡するワークフロー
在庫数量の変更トリガーを使用して、在庫の変更を追跡するワークフローを作成します。このトリガーでは、以下の条件を確認する必要があります。
- 商品バリエーションの在庫数量
- Product variant inventory quantity prior条件は、在庫がProduct variant inventory quantity条件と最初に一致したときに初めてワークフローが実行されるようにします。quantity prior条件を使用しない場合、ワークフローが予想よりも頻繁に実行される可能性があります。
たとえば、バリエーションの在庫が5未満になったときに通知されるようにするには、Product variant inventory quantityを5に設定し、Product variant inventory quantity priorを6に設定します。例を参照してください。
注文をキャンセルするワークフロー
注文をキャンセルするアクションを使用して、リスクの高い注文など、フルフィルメントしない注文をキャンセルします。デフォルトでは、注文のキャンセルをしても、注文の返金やアイテムの補充などの追加アクションは行われません。必要なオプションを確認して、次の追加のアクションを追加します。
- 商品を返金する: 商品および関税に関連するすべての請求額をお客様に返金します。
- 送料を返金する: 配送に関連する請求額を返金します。
- アイテムを補充する: 注文から在庫にアイテムを返品します。
- お客様に通知する: このオプションを選択すると、注文がキャンセルされた場合、お客様にはメール通知が送信されます。
たとえば、注文をキャンセルするアクションを使用するフローを作成するとします。[アイテムを補充する] オプションのみを選択します。次にフローでは、7枚のTシャツの注文がキャンセルされます。商品の在庫には7枚のTシャツが自動的に返品されます。
後程、注文を手動で返金します。注文を返金する際には、デフォルトで、[アイテムを補充する] にチェックが入っています。注文を返金する際、このオプションにチェックが入ったままだと、商品の在庫にはさらに7枚のTシャツが追加され、在庫は合計14枚となります。
下書き注文また注文のワークフローをトリガーする
注文に影響を与えるワークフローは、注文が下書き中の場合は適用されません。下書きが注文に変換された後に注文ワークフローが適用されます。
ワークフロー内でタグを使用する
注文、商品、お客様に関連付けられているタグが250個を超える場合、タグが関係する条件を含むワークフローが動作しない可能性があります。
手動でワークフローをトリガーする
ワークフローを手動で開始することはできません。すべてのワークフローは、Flowまたはアプリから、トリガーを使って開始します。