アメリカの税金

アメリカでは、物品税は2つの重要な概念、すなわちネクサス、および配送元や配送先ベースの税金に基づいています。ほとんどの場合、自動税率を設定して、複雑な物品税に対応することができます。

1099-Kフォームに関する情報が必要で、Shopify ペイメントを使用する場合は、「税務レポート」を参照してください。

アメリカにおける物品税の概念

ネクサス

あなたのビジネスと州との間にネクサスあるいは連携がある場合、物品税の請求が必要な可能性があります。ストアや倉庫がその州に実際に存在する場合、慣例ではネクサスが発生します。いくつかの州では、ネクサスを勧誘、在庫の存在、フルフィルメントサービスを含めて定義しています。

2018年6月、米国最高裁判所は、州がEconomic Nexusに基づいて物品税を徴収するようオンライン販売者に要求できるとの判決を下しました。この裁定がビジネスに与える影響については、Shopifyのブログ記事の「South Dakota v Wayfair: Economic Nexus、Sales Tax&ecommerce (サウスダコタ州 vs Wayfair: Economic Nexus、物品税およびEコマース)」および「Economic Nexusに税を設定する」を参照してください。

ネクサスの有無についてご不明な点は、税務専門家にご相談ください。

配送先ベースおよび配送元ベース

もう1つの要素は、州が配送先ベース配送元ベースで税金を定めているという点です。

  • ほとんどの州では配送先ベースを適用しています。それらの州では、商品が配送される州の税率で物品税が請求されます。

  • 配送元ベースを適用している州では、物品税は売り手の場所に基づいて請求されます。2017年12月の時点で、アリゾナ州、イリノイ州、ミシシッピ州、ミズーリ州、ニューメキシコ州、オハイオ州、ペンシルバニア州、テネシー州、テキサス州、ユタ州、バージニア州でのみ、配送元ベースが適用されています。

  • カリフォルニア州はさらに複雑です: 州税、郡税、市税は配送元ベース、地域税は配送先ベースです。

どちらがベースの場合でも、ストアの住所あるいはお客様の配送先住所の郵便番号5桁により、場所が特定されます。その郵便番号で有効となった税率が、税金の計算に使用されます。

詳細な点の影響についてご不明な点は、税務専門家にご相談ください。

リモートセラーの規定

リモートセラーとは、その州に所在しておらずにネクサスを有しているセラーです。配送元ベースを適用している州のほとんどに、リモートセラーの規定があります。それらの州のいずれかでリモートセラーとなっている場合、お客様の場所に基づいて税金を請求する必要があります。

例えば、ニューヨーク州でオンラインビジネスを経営しており、配送元のイリノイ州でネクサスを有していると仮定します。この状況では、あなたがイリノイ州のリモートセラーであるということになります。イリノイ州のお客様が注文する場合、その州でネクサスを有しているという事実に基づいて、イリノイ州の物品税を請求します。

アメリカの税金の例

フロリダ州オーランドでオンラインストアを経営していると仮定します。他のどの州にも所在がなく、他の州でネクサスを有していません。

  • フロリダ州マイアミのお客様に販売する場合、ストアの所在地の州のネクサスを有しているため、税金を請求します。フロリダ州は配送先ベースの州のため、お客様が在住するマイアミの配送先住所の郵便番号により、特定の税率が決定します。
  • ニューヨーク州のお客様に販売する場合、そのお客様に税金は請求しません。ニューヨーク州のネクサスを有していないためです。

以下の例では、ペンシルバニア州ピッツバーグでオンラインストアを経営していると仮定します。他の州のネクサスは有していません。

  • ペンシルバニア州ハリスバーグのお客様に販売する場合、ストアの所在地の州のネクサスを有しているため、税金を請求します。ペンシルバニア州は配送元ベースの州のため、ピッツバーグの住所の郵便番号により、特定の税率が決定します。
  • ニューヨーク州のお客様に販売する場合、そのお客様に税金は請求しません。ニューヨーク州のネクサスを有していないためです。

3番目の例では、カリフォルニア州サンフランシスコでオンラインストアを経営していると仮定します。ワシントン州シアトルに配送センターも所有しています。

  • カリフォルニア州サンノゼのお客様に販売する場合、税金を請求します。ストアの所在地の州のネクサスを有しているためです。州税、郡税、市税は、ストアの郵便番号に基づいています。地域税はサンノゼのお客様の郵便番号に基づいています。
  • ワシントン州オリンピアのお客様に販売する場合、配送センターがあるワシントン州のネクサスを有しているため、税金を請求します。州税、郡税、市税は、ストアの郵便番号に基づいています。地域税はオリンピアのお客様の郵便番号に基づいています。

自動税率を設定する

アメリカ国内で税金を請求する必要がある場合、税金は郡、自治体、州に適用されます。複雑な制度に対応するために、Shopifyの自動税金設定を使用できます。この設定にはデフォルトの物品税と配送料が含まれており、レートは定期的に更新されます。

レートは定期的に更新されますが、場合により優先適用を実行する必要が生じます。

手順:

  1. ストアの住所がアメリカとなっており、アメリカの配送エリアがあることを確認します。[設定] > [一般設定] で、ストアの住所が実際に所在している州となっている必要があります。ネクサスを有していることを正確に判断できるようにするためです。
  1. 税率セクションで [アメリカ] をクリックします。

    税率セクションで [アメリカ] をクリックする

  2. 税を計算するセクションで、[税金を自動的に計算] をクリックします。

  3. 郡、自治体、州の税金セクションで、ネクサスを有する各地域に物理的な所在地 (オフィス、倉庫、他の施設など) を追加します。

    1. [州名] フィールドで州を選択します。
      [州名] フィールドで州を選択する
    2. 施設の郵便番号を州の横に入力します。
      郵便番号を入力する
    3. [州を追加] をクリックします。

    入力した物理的な所在地に、該当する税金が表示されます。

州の税率の詳細を確認する

税務ポリシー、配送料や手数料に関する税率など、州の税金に関する詳細を確認する場合、郡、自治体、およびその他の税金の列の値をクリックします。

各州の [郡税] ウィンドウで、市、郡、郵便番号のリストが表示されます。デフォルトの税率、および配送料や手数料が課税対象となるかが表示されます。

郡税のウィンドウ

物理的な所在地を削除する

物理的な所在地を削除することは可能ですが、[設定] > [一般設定] ページでストアの住所に指定されている州に、物理的な所在地を少なくとも1つ維持することが必要です。

税金上の目的のため、Shopifyではストアの住所に物理的な所在地があると判断します。税金ページからその物理的な所在地を削除すると、Shopifyによりその所在が復元されます。

郡、自治体、州の税金セクションから物理的な所在地を削除できます。

手順:

  1. 税率セクションで、[アメリカ] をクリックします。

  2. 削除するロケーションの横にある [ごみ箱] アイコンをクリックします。

    [ごみ箱] アイコン

手動で税率を設定する

アメリカでShopifyの自動税金設定を使用しない場合、ニーズに合わせて手動で税率を設定します。

いくつかの州で衣料品の免税を扱う場合、「衣料品に関するニューヨーク州、マサチューセッツ州、ロードアイランド州の規定」をご覧ください。

手順:

  1. ストアの住所がアメリカとなっており、アメリカの配送エリアがあることを確認します。
  1. 税率セクションで、[アメリカ] をクリックします。

    税率セクションで [アメリカ] をクリックする

  2. 税を設定するセクションで、[税金を自動的に計算] のチェックを外します。

  3. 基本税セクションで、州や地域の税金を手動で指定します。連邦税ではなくその地域の税率が適用される、あるいはその地域の税率が連邦税に追加または組み合わされるかどうかを選択できます。

  4. 保存をクリック

Economic Nexusの税を設定する

2018年6月、米国最高裁判所は、州がEconomic Nexusに基づいて物品税を徴収するようオンライン販売者に要求できるとの判決を下しました。この裁定がビジネスに与える影響については、Shopifyのブログ記事のSouth Dakota v Wayfair: Economic Nexus、Sales Tax&ecommerce (サウスダコタ州 vs Wayfair: Economic Nexus、物品税およびEコマース)を参照してください。

ネクサスの有無についてご不明な点は、税務専門家にご相談ください。

Economic Nexusを取り扱う税をさまざまな方法で設定することができます。

  • アメリカに在住し、自動課税を利用している場合

    • 一律税率が適用される場合、州の郵便番号を使用する物理的な所在地を追加してから、該当する商品に税の優先適用を追加します。
    • その州が配送先の場合、州の郵便番号を使用する物理的な所在地を追加しますが、税の優先適用を追加する必要はありません。税はお客様の場所に基づいて計算されます。
  • 国際的に販売している場合、アメリカ内に物理的な所在地がなく一律税率が適用される場合、送料を手動で設定できます。

  • ストアがShopify Plusの場合、Avalara AvaTaxをプランに追加できます。有効にすると、Avalaraを使用して、Economic Nexusを採用している州の税管轄地を作成できます。

最高裁判所の判決は最近のものなので、税のエキスパートに相談して、税を正確に徴収および送金していることを確認してください。

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