コラボレーターのアカウント
コラボレーターは、あなたのストアまたは組織へのアクセスが許可されたShopify パートナーです。コラボレーターはスタッフメンバーに似ていますが、さらに多くの利点があります。たとえば、Shopify パートナーは、トレーニングコース、Shopifyの商品ロードマップ、およびビジネス運営に役立つその他のリソースにアクセスできます。コラボレーターは、パートナーダッシュボードまたはShopifyモバイルアプリからストアにログインできます。コラボレーターは、ストアへのアクセスを管理画面で管理したり削除したりすることができます。コラボレーターは、ストアのスタッフの上限の対象にはなりません。
資格のあるユーザーのみが、コラボレーターアカウントにアクセスして管理できます。
役割の作成について詳しくはこちらを、スタッフの権限について詳しくはこちらをご覧ください。
目次
コラボレーターアカウントに関する考慮事項
ストアまたは組織にコラボレーターアカウントを追加する場合は、次の考慮事項を確認してください。
ストアおよび組織のコラボレーターアカウント
- コラボレーターに対し、必要な権限を持つ役割を作成することができます。たとえば、コラボレーターが配送プロファイルにアクセスする必要がある場合は、[商品を表示] と [設定を管理] の権限を持つ役割を作成する必要があります。 コラボレーターは、ストア内で利用可能なすべての権限をリクエストして付与してもらうことができます。コラボレーターがタスクを完了するために、どの権限を必要とするかについては慎重に検討してください。ユーザーロールのストア権限について詳しくはこちら。
- コラボレーターには、リクエストコードを提供する必要があります。コラボレーターは、コラボレーターリクエストの送信時にこのコードを入力する必要があります。ストアへのアクセスを要求できるのは、このコードを提供した先のパートナーのみです。
- コラボレーターはShopify POSにアクセスできません。コラボレーターがPOSにログインするには、スタッフアカウントを作成する必要があります。
- ストアや組織の所有権をコラボレーターに移転することはできません。
- 管理画面の [ユーザー] インデックスページで、[ユーザータイプ] > [コラボレーターフィルター] の順に絞り込みをすると、ストアまたは組織のコラボレーターアカウントがすべて表示されます。
組織のコラボレーターアカウント
組織のオーナーと組織管理者のユーザー役割を持つユーザーは、自動生成されたコラボレーターのユーザー役割を編集して承認したり、既存のユーザーの役割をコラボレーターに割り当てたりすることができます。
ストアオーナーとストアユーザー管理者のユーザー役割を持つユーザーは、既存の役割をコラボレータに割り当てることのみできます。自動生成されたユーザーの役割を編集または承認することはできません。
すべての役割をコラボレーターに割り当てることはできません。コラボレーターアカウントの役割には以下の制限があります。 - コラボレーターに組織の役割を割り当てることはできません。 - コラボレーターにストアユーザー管理者の役割を割り当てることはできません。組織の役割カテゴリーについて詳しくはこちらをご覧ください。
Shopify Plusプランに加入している組織の場合、コラボレーターをユーザーグループに割り当てることはできません。
コラボレーターアカウントは、コラボレーターからのストアアクセス要求に基づいてストアごとに作成されます。同じコラボレーターは、パートナーダッシュボードから組織内の複数のストアへのアクセスをリクエストできます。 - 組織内の複数のストアに対するコラボレーターリクエストを承認すると、ユーザーインデックスに同じ名前のコラボレーターアカウントが複数登録されることになります。 - コラボレーターによる複数のストアへのアクセスは許可できません。 - 同じユーザーの役割は、組織内のすべてのコラボレーターユーザーアカウントに一括で割り当てることができます。
単一ストアのコラボレーターアカウント
以下のユーザーの役割を持つユーザーのみが、コラボレーターのアクセスリクエストを表示したり、コラボレーターに単一のストアへのアクセスを許可したりできます。 - ストアオーナー - 管理者ユーザーの役割
管理者のユーザー役割をコラボレーターに割り当てることはできません。ストアにおけるシステムのユーザーの役割について詳しくは、こちらをご覧ください。
コラボレーターリクエストを管理する
Shopify パートナーがストアへのアクセスリクエストを送信すると、リクエストに関するメールと、Shopify ホームへの通知が届きます。コラボレーターのリクエストは、管理画面の [ユーザー] セクションで、[リクエスト] ステータスのユーザーを絞り込むことで管理できます。
各コラボレーターリクエストには、コラボレーターによって要求された権限に基づいて自動生成されたユーザーの役割があります。デフォルトでは、自動生成された役割に<Collaborator name>x<Store name>
の命名規則が使用されます。この役割の名前は変更できます。
リクエストは承認または拒否することができます。
コラボレーターのリクエストを承認する
コラボレーターリクエストを承認するには、コラボレーターにユーザーの役割が割り当てられている必要があります。リクエストを承認する前には、自動生成されたユーザー役割の権限を確認して編集したり、1つ以上の既存のユーザー役割を割り当てたり、自動生成された役割を削除したりできます。
手順
管理画面で、設定 > ユーザーの順に移動します。
[ユーザー] インデックスページで、[リクエスト] ステータスをクリックして、未処理のコラボレーターリクエストを絞り込みます。
管理するコラボレーターリクエストをクリックします。
[役割] セクションで、コラボレーターのユーザー役割を管理します。
- 自動生成されたユーザーの役割を確認します。調整する権限を編集したり、ユーザーの役割の名前を変更したりすることができます。
- 1つ以上の既存のユーザー役割をコラボレーターに割り当てます。
- 新しいユーザーの役割を作成して、コラボレーターに割り当てます。
[リクエストを承認する] をクリックします。
コラボレーターのリクエストを拒否する
コラボレーターリクエストを拒否すると、自動生成されたコラボレーターのユーザー役割も削除されます。
手順
管理画面で、設定 > ユーザーの順に移動します。
[ユーザー] インデックスページで、[リクエスト] ステータスをクリックして、未処理のコラボレーターリクエストを絞り込みます。
管理するコラボレーターリクエストをクリックします。
[リクエストを拒否する] をクリックします。
コラボレーターのアクセスコード
Shopify管理画面の 「ユーザー」 ページの「セキュリティ」セクションでコラボレーターコードを割り当てることができます。
パートナー、フリーランサーまたはエージェンシーがコラボレーターリクエストを送信した後、管理画面の [コラボレーター] セクションでリクエストを承諾または拒否できます。また、承認したコラボレーターのリストもここで確認できます。
手順
管理画面で、設定 > ユーザーの順に移動します。
[セキュリティー] をクリックします。
4桁のコードをクリックして、クリップボードにコピーします。
コラボレーターに4桁のコードを伝えます。
コラボレーターのアクセスコードを変更する
新しいコードを生成することで、コラボレーターリクエストコードをいつでも変更できます。新しいコラボレーターリクエストコードを生成すると、古いコードは無効になります。
手順
管理画面で、設定 > ユーザーの順に移動します。
[セキュリティー] をクリックします。
[コラボレーター] セクションの [新しいコードを生成] をクリックします。
コラボレーターアカウントを削除する
ストアからコラボレーターアカウントを完全に削除できます。この操作を元に戻すことはできません。
コラボレーターにアクセス権を再び付与するには、コラボレーターがコラボレーターリクエストを再送する必要があります。
手順
管理画面で、設定 > ユーザーの順に移動します。
コラボレーターの名前をクリックします。
[コラボレーターアカウントを削除する] をクリックします。
パスワードを入力し、[削除] をクリックします。
コラボレーターアカウントはストアから完全に削除され、管理画面に表示されなくなります。コラボレーターの名前とアクションは、ストアのアクティビティログや注文のタイムラインなど、関連するタイムラインに引き続き表示されます。
従来のコラボレーター管理
ストアまたは組織を役割ベースのアクセス制御に移行していない場合は、管理画面にある [ユーザーと権限] > [セキュリティ] ページの [コラボレーター] セクションから、コラボレーターを管理することができます。
[コラボレーターリクエストコードのある人のみがコラボレーターリクエストを送信できます] がデフォルトで選択されています。受け取るリクエストを効果的に管理するため、コラボレーターリクエストコードを必須にすることをおすすめします。
ストアへのアクセス権をリクエストするためのコードをコラボレーターに要求しない場合は、[誰でもコラボレーターリクエストを送信できます] を選択します。
手順
- 管理画面で、[設定] > [ユーザーと権限] に移動します。
- [セキュリティー] をクリックします。
- [コラボレーター] セクションの [新しいコードを生成] をクリックします。
- 任意:4桁のコードをクリックして、クリップボードにコピーします。
- コラボレーターに4桁のコードを伝えます。
コラボレーターのよくある質問
- フリーランサーや代理店に与えるべき権限について
- 特定のアプリやチャネルに対するコラボレーターのアクセス権を制御できますか。
- フリーランサーはコラボレーターの権限を使ってShopifyのアプリにログインできますか?
- 誤ってフリーランサーや代理店からのリクエストを拒絶した場合の対処方法について
- コラボレーターとの協力を終了した場合について
- フリーランサーや代理店との問題を報告する方法について
- 面識がないか協力関係を構築したくないフリーランサーや代理店からメールを受け取った場合の対処方法について
フリーランサーや代理店に与えるべき権限について
あなたが適切と思う範囲の権限のみを付与しましょう。フリーランサーや代理店が特定の権限を求める場合には、正当な理由がある可能性があります。理由が不明な場合は、必ずフリーランサーや代理店に連絡して、権限が必要な理由を問い合わせましょう。
特定のアプリやチャネルに対するコラボレーターのアクセス権を制御できますか?
はい。アクセスを承認する際は、特定のアプリとチャネルに関する権限を割り当てて、コラボレーターが特定のアプリとチャネルにのみアクセスできるようにすることが可能です。
フリーランサーはコラボレーターのアカウントを使ってShopifyのアプリにログインできますか?
はい。ただしコラボレーターは、Shopifyアプリを使用してログインする前に、パートナーダッシュボードの [ストア] ページからストアに少なくとも1回ログインしている必要があります。
誤ってフリーランサーや代理店からのリクエストを拒絶した場合の対処方法について
フリーランサーまたは代理店にパートナーサポートに問い合わせるように依頼してください。パートナーサポートがパートナーのアカウントを調整して、パートナーがあなたに別のリクエストを送信することができるようにします。
コラボレーターとの協力を終了した場合について
コラボレーターからのサポートが必要でなくなった場合は、該当するアカウントを削除します。または、コラボレーターユーザーが90日間ストアにログインしていない場合、そのアクセス権は自動的に失効します。アクセスコードを新しく生成することもできます。これにより、古いアクセスコードではストアにアクセスできなくなります。
フリーランサーや代理店との問題を報告する方法について
まず、コミュニケーションの問題や想定している内容の不一致が原因で問題が発生していないどうかを確認してください。Shopifyはフリーランサーやエージェンシーとの問題について直接責任を負いません。ただし、Shopify パートナーがパートナープログラム契約に違反していると考えられる場合は、「パートナー違反を報告する」フォームに記入してください。
面識がないか協力関係を構築したくないフリーランサーや代理店からメールを受け取った場合の対処方法について
リクエストを確認し、共同作業を希望していない相手かどうかを確認します。予期していないリクエストの場合、または送信者を判別できない場合は、そのリクエストを承認する必要はありません。