ロケーションデータを取得する
ロケーションデータを必要とするワークフローでは、[ロケーションデータを取得] アクションを実行して、ロケーション情報をストアから取得できます。ロケーションとは、在庫の保管、商品の販売、または注文の配送やフルフィルメントをする場所です。
設定
フィールド
[ロケーションデータを取得] アクションで使用されるフィールドには次のものがあります。
フィールド | 説明 |
---|---|
データの並べ替え方法 | 以下は必須です。検索クエリから返されたデータを並べ替える際の基準になるパラメーターです。 |
結果の最大数 | 以下は必須です。選択した検索クエリが返すことのできる結果の最大数です。一度に最大100件返すことができます。 |
クエリ | 以下は必須です。一般的なクエリから選択するか、[高度] を選択して自分でクエリを作成します。 |
クエリ文字列
以下は、店舗受取が可能なロケーションを取得するためのクエリの例です。
pickup_in_store:enabled
変数pickup_in_store
は、ロケーションクエリで利用可能な絞り込みであり、複数回使用することや、他の変数とcombineすることができます。
以下の情報は、データのクエリ時に役立ちます。
クエリは特定の構文に従う必要があります。
クエリフィールドの値が必ずしも文書化されているわけではありません。場合によっては、APIドキュメントを見ることで値を確認できます。あるいは、管理画面で絞り込みをするときに、URLからフィールドの値を確認できる場合がしばしばあります。たとえば、注文クエリの値を見つけるには、管理画面の注文ページを絞り込み、URLを確認します。
Shopify GraphiQLアプリを使用して、ショップでクエリを実行またはテストできます。
クエリが失敗した際に何が起きるかに注意します。多くの場合、APIはすべての結果を返します (何も返さないことはありません)。
返されたデータ
すべての [データを取得] アクションは、実行すると0〜100の任意のリソースを含むリストを返します。使用例に応じて、さまざまな方法でこのデータを使用することができます。
- それぞれにタグを追加するなど、リストの各項目を個別に処理する必要がある場合は、[For each] アクションを実行します。
- 返された結果の数をカウントするなど、データを集計する必要がある場合は、[カウント] アクションまたは [合計] アクションを実行します。
- すべてのアイテムを記載したメールを送信するなど、リストを出力する必要がある場合は、返されたデータを後続のアクションで直接使用します。 このアクションに続く手順で、返されたデータにアクセスするには、ロケーションのリストである [ロケーションデータを取得] という名前の変数を使用します。この変数は、条件とアクションの両方で使用できます。たとえば、以下のように、[内部メールを送信する] アクションを実行して、ロケーションのリストを送信することができます。
{% for single_location in GetLocationData %}
- {{ single_location.id }}
{% endfor %}
トリガー
このアクションは、[予定時刻] トリガーが設定されたワークフローなど、どのワークフローでも実行できます。[予定時刻] トリガーが設定されたワークフローは、イベント発生時ではなく指定された時刻に起動します。ストア内やワークフローを起動するアプリ内で特定のイベントが発生しないため、データが自動的に取り込まれることはありません。
APIリファレンス
このアクションを使用するAPIの詳細については、「ロケーションクエリ」を参照してください。