ワークフローの実行の検索と監視

ワークフローを実行した後、「ワークフロー実行結果」と呼ばれる実行内容を示すログがFlowに表示され、ワークフローのパフォーマンスと動作を監視することができます。

実行結果を見つける方法

すべてのワークフローはFlowアプリで監視できます。マーケティングアクティビティを含むワークフローは、マーケティングオートメーションの管理画面にも表示されます。

実行されるワークフローすべてを表示する

トラブルシューティングを行っている場合や、確認するワークフローがわからない場合は、すべてのワークフローの実行を表示することができます。すべてのワークフロー実行を表示するには、次の手順に従います。

  1. [Flow] で、[最近の実行] をクリックします
  2. 一覧表示されている実行を確認し、[実行] をクリックして詳細j情報を見つけます。

特定のワークフローで実行されるワークフローを表示する

  1. [Flow] で、ワークフローを開きます。
  2. 一覧表示されている実行を確認し、[実行] をクリックして詳細j情報を見つけます。

マーケティングAutomationワークフローの結果の表示

マーケティングAutomationワークフローの結果は、 Flowまたは管理画面から表示できます。マーケティングに関連する結果を調査したい場合は、Shopifyの管理画面から結果にアクセスするのが最善です。

  1. 管理画面から [マーケティング] > [オートメーション] をクリックします。
  2. 監視するマーケティングオートメーションをクリックして、その実行履歴を表示します。

特定のワークフロー実行の検索

いくつかの方法を使用して、Flow でワークフロー実行を検索できます。ただし、検索する前に、検索できる情報を検討してください。

検索できるもの

検索する前に、ワークフロー実行で検索できる情報を考慮してください。この情報は、ワークフロー実行の詳細内に表示され、次のものが含まれます: - ワークフロー実行で使用されたリソースのID (注文IDや顧客IDなど) - ワークフロー実行に含まれたテキストまたはデータ(タグ名や商品タイトルなど)。

さらに、ワークフロー実行を検索するときは、次の制限を考慮してください: - 検索では大文字と小文字が区別されません。h- 検索文字列に句読点を含めないでください。たとえば、注文IDを検索する場合は、gid://shopify/Order/43843493ではなく43843493を検索します。 - ログには、ワークフローで使用されるリソースに関するすべての詳細が含まれているわけではありません。たとえば、ワークフローで商品IDを使用する場合、これらのフィールドも使用しない限り、ワークフロー実行ログには商品名またはタイトルは含まれません。- 検索は、ワークフロー実行の過去14日間に制限されます。

管理画面から探す

[その他の操作] メニューがあるリソースについては、[Flow実行を検索する] オプションを選択して、実行したワークフローの検索を開始できます。このオプションは、次のリソースで使用できます。

  • 注文
  • 下書き注文
  • 顧客
  • 商品管理
  • バリエーション
  • コレクション

このオプションを使用するには、次の手順を実行します。

  1. 管理画面で、検索するリソース (注文など) を開きます。
  2. [その他の操作] をクリックします。
  3. [Flow実行を検索する] をクリックします。

実行が見つからない場合は、検索できる内容を確認してください

Flowから探す

Flowアプリでは、ワークフロー実行のステップデータセクションに含まれていたすべてのデータを検索できます。検索するには、ワークフロー実行リストを開き、次の手順に従います。

  1. 最近の実行リストで、[フィルターの追加] をクリックします
  2. [テキストを含む] を選択します
  3. 検索するテキストまたはIDを入力します

実行が見つからない場合は、検索できる内容を確認してください

時間範囲で探す

ワークフローの実行結果を時間範囲で探す際の考慮事項:

  • デバイスのタイムゾーンがストアのタイムゾーンと異なる場合は、ワークフロー実行結果の日時が不正確になる可能性があります。[時間] の絞り込みを使用する際は、この時差を考慮してください。
  • ワークフロー実行結果の多いストアでは、特定のワークフロー実行結果をより簡単に見つけるために、時間範囲を狭めたり、他の絞り込みを使用したりする必要があります。
  • ワークフロー実行結果は、その実行が完了してから14日間だけ保存されます。
  • ワークフローを実行してから、その結果が [最近の実行] ページに表示されるまでには時間がかかる場合があります。新しいワークフローの結果が表示されない場合は、数分後に再試行してください。

手順

  1. [最近の実行] ページの検索ツールバーにある [時間] 絞り込みをクリックします。
  2. [開始] フィールドに、イベントが発生した時刻と同じ日時を入力します。たとえば、[注文が作成されたとき] トリガーの場合は、注文が作成された時刻を使用します。AM/PMが正しく入力されていることを確認してください。
  3. [終了] フィールドに、[開始] の日時から10分後の日時を入力します。
  4. 検索結果を確認します。ワークフローは通常、トリガーイベントと同じ時間、またはその直後に実行されます。時間が一致する結果をクリックして、表示されたリソースが、探しているリソース (注文など) と一致することを確認します。

時間絞り込みの例

最近の実行リストの表示

ワークフロー実行テーブルには、主に次のデータが表示されます。

ワークフローの実行テーブルに含まれるデータ
説明
実行ステータス

実行中 - 現在実行中または再試行中

待機中 - 待機ステップによりワークフローが遅延しています

完了 - 終了

結果完了したアクションのリストとエラーリストがステップごとに表示されます。
再試行実行が再試行された場合、再試行のリストへのリンクが提供されます。
トリガータイプ

手動再試行 - 実行は前回の実行の再試行です

手動トリガー - ワークフローは管理画面から手動で実行されました

イベントトリガー - イベントまたはスケジュールによるトリガー

ワークフロー実行内容を表示する

個々のワークフローに関する詳細情報にアクセスするには、ワークフロー実行の行をクリックします。

上部の [ステータス] セクションには、ワークフローが完了したかどうかが表示されます。[アクション] セクションには、ワークフロー内で正常に実行されたアクションの数が示されます。

[詳細] セクションには、ワークフローのプレビューが表示され、ワークフローがたどったパスが強調表示されます。

お客様のこれまでの購入総額に基づき、お客様タグを追加したワークフローの実行ログの例

ワークフローのプレビュー後、ワークフローの各ステップの結果、ログおよびデータを表示できます。

在庫が少ないときにSlackメッセージを送信するワークフローの実行ログの結果セクションの例

ステップごとに、[ステップデータ] セクションを展開して、ワークフローの実行で使用されたデータを表示できます。このデータには、ワークフロー実行で使用されたリソースのID (注文IDや顧客IDなど) と、ワークフロー実行に含まれたテキストやデータ (タグ名や商品タイトルなど) が含まれます。

「Slackメッセージを送信」の「ステップデータ」セクションの例

[For each] アクションを使用したワークフロー

[For each] アクションが追加されたワークフローでは、アクションが数回繰り返されます。Flow Highlightは、ワークフロープレビューでパスをたどったアイテムの数を強調表示します。また、Flowには各ループの反復結果が表示され、ループのトラブルシューティングを迅速に行うために、実行されたアクションとエラーでフィルタリングできます。

ワークフローの実行をトラブルシューティングする

ワークフローの実行中にエラーが発生したり、想定どおりにワークフローが実行されなかったりする場合があります。ほとんどの場合、こうしたことが発生するのは、ワークフローの設定に問題があるためです。Flowのエラーのトラブルシューティングワークフローの実行の再試行について詳細を確認し、過去の実行の結果を遡って修正してください。

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