Managed Markets の概要

Managed Markets を利用すると、新しい海外マーケットへの販売を簡単に開始でき、越境販売の複雑さを軽減できます。Managed Markets は、各海外マーケットの現地の規制、税金、関税、海外配送、ローカライズに対応します。Managed Markets の機能と他の海外販売ツールとの比較について、詳しくはこちらをご覧ください。

Managed Markets を利用するには、ストアが Basic プラン以上で、オンラインストアを開設している必要があります。

料金

Managed Markets には、海外からの注文に対して以下の手数料が適用されます。

  • 取引手数料:
    • Shopify Plus プランのストアの場合は 3.25%。
    • Basic、Grow、Advanced プランのストアの場合は 3.5%。
  • 1.5% の通貨換算手数料 (別名:為替手数料 (FX))。海外マーケット向けの商品価格は、希望に応じて高くしたり低くしたり調整できます。
  • Shopify ペイメントの処理手数料。Shopifyのプランやお客様が使用するカードの種類によって異なります。

料金に関する詳細については、Shopify ペイメントを利用した Managed Markets を参照してください。

Managed Markets の手数料にかかる税の決定

一部の国では、Managed Markets の手数料が課税対象となります。手数料に税が課されるかどうかは、ストアの法人名に関連付けられている住所によって異なります。この住所により、手数料に税が加算されるかどうかと、どの税が適用されるかが決定されます。

  • 法人の住所がアメリカの場合、Managed Markets の手数料に税は加算されません。
  • 法人の住所がイギリスの場合、Managed Markets の手数料に VAT が加算されます。
  • 法人の住所がカナダの場合、州に応じて Managed Markets の手数料に GST、HST、QST、PST、または RST が加算されます。

価格に関税と税金が含まれている場合、Managed Markets 手数料に対する該当する税金は商品価格に組み込まれるため、お客様の負担となります。この税金がお客様に対して個別に記載されることはありません。価格に含まれていない場合、該当する税金は直接マーチャントに請求され、マーチャント手数料の請求書に記録されます。

最終販売責任を負う商業者

最終販売責任を負う商業者とは、お客様に商品を販売し、他の地域や国の現地法および規制を順守する責任を負う法人です。Global-e などの別の当事者がこれらの責任を請け負わない限り、ほとんどのマーチャントは自らが最終販売責任を負う商業者として行動します。自らが最終販売責任を負う商業者として行動する場合、税金の登録と納付、現地の決済方法の受け入れ手配、発送とフルフィルメントの管理に責任を負うことになります。

Managed Markets では、Global-e がマーチャントに代わって、地方自治体への税金の納付、現地の決済方法の受け入れ、関税と輸入税の管理といった複雑な業務を管理するため、新しい海外マーケットへの販売を迅速に開始できます。Managed Markets を利用する場合、販売先の国で税務登録を行う必要はありません。Global-e が税務登録を行うため、海外販売のコンプライアンスを遵守できます。

統計品目 (HS) コード

Managed Markets では、統計品目 (HS) コードが商品に自動で割り当てられ、最初に手動で入力したコードとは異なる場合があります。これらのコードは、輸入規制を遵守するために、国別の制限に基づいて調整されます。Shopify の管理画面で、手動で入力した HS コードと Managed Markets が商品に割り当てた HS コードの両方を確認できます。HSコードに関する詳細については、商品に HS コードを追加するを参照してください。

商品に割り当てられている HS コードを確認するには、個々の商品ページに移動し、[発送] セクションの情報を参照してください。HSコードが表示されない場合は、まだ割り当てられていません。ただし、スムーズな配達を保証するために、チェックアウト時の関税保証は引き続き有効です。

Managed Markets の利点

海外販売を行う場合、配送先の国に応じて、配送、税金、関税、商品に関する制限など、さまざまな複雑な問題に対応する必要があります。Managed Markets は、これらの複雑な問題を軽減し、マーチャントに代わって処理します。海外販売で Managed Markets を利用する以下の利点を確認してください。

  • 商品に関する制限と現地法:Managed Markets は越境販売商品の現地法を遵守し、特定の配送先への特定商品を制限します。また、Managed Markets はコマーシャルインボイスを作成し、必要に応じて提出します。詳細については、Managed Markets のマーチャントサービス規約を参照してください。
  • 取引から 30日以内に行われた返金に対する通貨換算レートの保証:Managed Markets では、為替レートの変動を避けるため、取引から30日以内であれば、購入時の通貨換算レートで注文を返金できることが保証されます。
  • チェックアウト時の関税額と税額の保証:チェックアウト時にお客様に表示される関税額と税額は保証されます。つまり、税関で請求される金額が異なっていても Managed Markets が差額を負担するため、マーチャントが追加料金を支払う必要はありません。
  • 現地での税務申告:Managed Markets は、Managed Markets での注文に関する、現地の配送先での税務申告の責任を代行します。
  • 不正注文管理:アメリカにおける Managed Markets の注文は自動的に審査され、不正注文によるチャージバックから保護されます。ごく稀に Managed Markets の保護対象外となるチャージバックのケースがあり、その場合はご自身で対応する責任があります。詳細については、「不正注文とチャージバック」を参照してください。
  • 顧客コンバージョン率の向上:Managed Markets は、Shop Pay、お客様の国の現地の決済方法、関税前払いの配送などの機能をサポートしており、顧客コンバージョン率の向上に役立ちます。
  • 顧客維持率を高めるための顧客体験の向上:チェックアウト時にDDP (仕向地持ち込み渡し関税込み条件) での配送を提供できます。お客様は配達時に追加料金を支払う必要がありません。これにより、想定外の料金なしで正確な配送料を伝えることができ、海外からの荷物の返品や受け取り拒否の率を低下させるのに役立ちます。
  • チェックアウト時のお客様の住所認証:Managed Markets では、お客様がチェックアウト時に入力した住所が有効かどうかを確認します。

Managed Markets の機能に関する詳細は、「国際販売ツールと Managed Markets の機能の比較」を参照してください。

資金の流れ

Managed Markets の機能は、Global-e を基盤として提供されています。ストアで Managed Markets の海外注文が行われると、Shopify ペイメントが取引を処理し、資金を Global-e アカウントに保持します。

Global-e は、越境取引を行う際に、最終販売責任を負う商業者となります。Global-e は、越境コマース取引に関与する関係当局に費用を送金するために、資金を保持します。

支払いの受領

Managed Markets を利用する場合、支払いは毎日 Shopify ペイメントによって処理されます。詳細については、Shopify ペイメントを使用した Managed Marketsを参照してください。

Shop Pay

ストアでアップグレード版チェックアウトを有効にしている場合、Managed Markets を利用する海外マーケットで Shop Pay を使用できます。海外のお客様は、自身の Shop アカウントを使用してエクスプレスチェックアウトを利用できます。

現地の決済方法

Managed Markets を利用すると、世界中のマーケットでより多くの現地の決済方法を使用できるようになります。たとえば、デンマークのお客様に商品を販売する場合、そのお客様は DKK 通貨を使用して Klarna で商品の支払いを行えます。

新しい現地の決済方法は、Managed Markets に継続的に追加されています。詳細については、Managed Markets での現地の決済方法を参照してください。

不正注文とチャージバック

アメリカで Managed Markets を利用する場合、注文は Shopify Protect により不正注文によるチャージバックから保護されます。詳細については、「Shopify Protect」を参照してください。