Managed Marketsへのアップグレード

要件を満たしている場合は、管理画面からManaged Marketsに直接アップグレードすることができます。Managed Marketsを使用すると、ストアに複数の変更が加えられるため、Managed Marketsにアップグレードする前に、その変更内容について確認しておく必要があります。

Managed Marketsにアップグレードするためのストア審査が完了すると、メールが届き、管理画面の [マーケット] ページに通知が届きます。

Managed Marketsにアップグレードにする前に

Managed Marketsにアップグレードする場合は、ストアの審査時に、オンラインストアに対して以下の変更が適用されることを確認してから手続きを進めてください。

Managed Marketsによってストアに対して行われる変更
設定 変更
ストア
  • 国際注文では、決済ゲートウェイサービスがManaged Markets決済ゲートウェイサービスに切り替わります。
  • 商品カタログは、統計品目 (HS) 番号を使用して自動的に分類され、国別の制限に合わせて調整されます。
  • 商品価格は、通貨両替手数料を加味して特定の割合で上昇します。
  • チェックアウト
  • ローカル決済方法は、チェックアウトページに追加されます。
  • 関税は計算され、チェックアウト時に徴収されます。
  • Managed Marketsの注文では、お客様の電話番号がチェックアウト時に収集されます。
  • DHLおよびUPSの配送では、関税前払いの配送料がチェックアウト時に適用されます。
  • 免責条項がチェックアウトページに追加され、国際注文の取引においてはGlobal-eが最終販売責任を負う商業者であることが示されています。
  • 国際
  • 現在販売している国際マーケットにマーケットが作成されます。
  • 未対応の国はInternationalから削除されます。
  • 未対応の通貨は米ドルに換算されます。
  • オンラインストア
  • 136種類の通貨をオンラインストアで使用できます。
  • 海外の購入者がストアフロントで理想的なショッピングを楽しめるよう、ドメインの自動リダイレクトが有効になっています。
  • すべての国際注文に対して、不正注文チェックが実行されます。
  • 決済方法
  • 支払いは米ドルで受け取ります。取引データは、その月の1日、8日、15日、22日に利用可能です。未発送の注文は支払いに含まれません。
  • Managed Marketsの配送ラベルを使用すると、支払いに新しい取引タイプを利用できます。
  • すべての国際注文では、Managed Marketsが最終販売責任を負う商業者となります。
  • Managed Marketsにアップグレード

    Managed Marketsには、管理画面の [マーケット] ページから直接アップグレードできます。ストアの審査には、最大5営業日かかる場合があります。

    手順

    1. 管理画面から、[設定] > [マーケット] に移動します。

    2. [Managed Marketsにアップグレード] をクリックします。

    3. 任意:[Managed Marketsの配送料] セクションでは、以下の操作を実行できます。

      • [料金表をダウンロード] をクリックすると、Managed Marketsの配送料が記載されたCSVファイルをダウンロードできます。
      • [さらに料金を調べる] をクリックすると、Managed Marketsの配送料を計算できます。
    4. [今後の流れ] セクションの [管理] をクリックし、ストアの審査後にManaged Marketsへのアップグレードを手動で行うか自動で行うかを選択します。

      • Managed Marketsに自動でアップグレードする場合は、[自動] を選択して [閉じる] をクリックします。
      • Managed Marketsに手動でアップグレードする場合は、[手動] を選択して [閉じる] をクリックします。
    5. [利用規約に同意する] を選択します。

    6. [送信] をクリックします。

    ストアの商品の審査が完了するには、最大48~72時間かかる場合があります。ストアの審査が完了すると、管理画面に、Managed Marketsでの販売が制限されている可能性のあるストア内の商品のリスト、および制限商品が含まれる過去の国際注文の推定数が表示されます。それらの商品の詳細を確認するには、[設定] > [マーケット] の順に進み、[表示] をクリックします。

    Managed Marketsへの手動アップグレードを選択した場合は、ストア審査後に、[設定] > [マーケット] の順に進み、[有効] をクリックします。Managed Marketsへのアップグレードが完了した後は、Managed Marketsとストアの設定を行います。

    Managed Marketsを無効にする

    国際注文でのManaged Marketsの利用を中止する場合は、ストアのManaged Marketsを無効にすることができます。

    Managed Marketsを無効にする際の考慮事項

    Managed Marketsを無効にする前に、以下の考慮事項を確認してください。

    • 最終的な支払いは、返金またはチャージバックの可能性を考慮して、最大90日間保留されることがあります。
    • Managed Marketsを無効にする前に作成された注文は、Managed Marketsを使用してフルフィルメントする必要があります。無効にした後の注文は、他の方法でフルフィルメントできます。
    • Managed Markets機能を無効にする前に作成された注文は、Managed Marketsを無効にした後は編集できません。
    • Managed Marketsの注文に設定した集荷スケジュールをキャンセルします。
    • Managed Marketsを無効にできるのはストアオーナーのみです。

    ストアに生じる変更

    Managed Marketsを無効にしたら、ストアに生じる以下の変更を確認してください。

    • ストアでの関税と税の徴収が無効になります。
    • Managed Marketsで利用可能な現地の決済方法がストアから削除されます。
    • Managed Marketsで管理されている商品、国、通貨の制限が解除されます。ご自身で制限および規制を確認し、遵守する責任があります。
    • お客様は、現在の全マーケットで現地通貨を使用して注文を継続します。
    • DHL eCommerceの配送料はチェックアウトから削除され、DHL ExpressおよびUPSのラベルの費用が変更されます。配送料マーケットを確認および更新してください。

    Managed Marketsを無効にする

    1. 管理画面から、[設定] > [マーケット] に移動します。

    2. [各種設定] を選択します。

    3. [Managed Markets] セクションで、[Managed Marketsを無効にする] をクリックします。

    4. Managed Marketsを無効にする理由を選択してから [次へ] をクリックします。

    5. Managed Marketsを無効にした後にストアに生じる変更を確認します。

    6. [Managed Marketsを無効にする] をクリックします。

    Managed Marketsへのアップグレードは、[設定] > [マーケット] > [各種設定] から再度実行できます。

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