カスタムデータ

Shopifyのプラットフォームには、商品、コレクション、注文などの基本的なコマースコンセプトのデータモデルが含まれています。ただし、より複雑または具体的なデータモデルが必要な場合、カスタムデータを使用すると、Shopifyのデータモデルを拡張し、独自のデータモデルを作成できます。以下のリソースを使用します。

  • メタフィールド:カスタムフィールドまたは標準フィールドを定義し、商品、お客様、ブログなど、Shopifyの各部分と関連付けます。

    • たとえば、アパレルストアを持ち、商品のお手入れ方法を追加する場合は、「お手入れ方法」というメタフィールドを商品に追加します。その後、1つまたはすべての商品に関する具体的なお手入れ方法を追加できます。
  • メタオブジェクト:Shopifyでカスタムデータの構造を定義し作成します。

    • たとえば、美容・スキンケアのストアを持ち、トップインフルエンサーに関する情報を取得して表示したい場合、「インフルエンサープロフィール」というメタオブジェクトを構築することができます。次に、見出し、画像、説明のフィールドを含めて、各インフルエンサーのエントリーを作成できます。これをテーマに表示したり、管理画面のみで使用したりできます。

メタフィールドのタイプ

次の種類のメタフィールドを作成できます。

  • 標準:Shopify全体でサポートされるように設計されており、自動的に設定される定義です。メタフィールドの標準定義は、すべてのストアで使用される標準に従うので、アプリ、テーマ、またストアのその他の部分でサポートされています。
  • カスタム:ストア固有の定義です。標準定義を持たないメタフィールドにカスタム定義を使用します。あるいは、既存のメタフィールドを定義に移行する場合に使用します。
  • アプリデータのメタフィールド:これらの定義はShopify アプリストアのアプリを使用して作成されます。

メタフィールドの構造

メタフィールドの定義は、以下の部分から構成されています。

  • 名前:管理画面でメタフィールドを特定するために使用されます
  • キー (たとえば、ストアの特定の部分のメタフィールドをグループ化するため)
  • メタフィールドに入力する値に関する情報などの説明 (オプション)
  • テキスト、ファイル、URLなどのタイプ
  • 文字制限、最小値と最大値などの検証 (オプション)

読み取り専用アプリのメタフィールドを見つける

特定のリソースにあるアプリ所有のメタフィールドのリストにアクセスできます。

手順:

  1. 管理画面で、メタフィールドが含まれるリソースに移動します。たとえば、商品ページに移動することができます。
  2. [メタフィールド] セクションで [すべて表示] をクリックします。
  3. [その他の操作] > [読み取り専用アプリのメタフィールドを表示する] の順にクリックします。

メタオブジェクトの構造

メタオブジェクトには2つの主要な構成要素があります。

  1. 定義:オブジェクトの構造を定義する複数のフィールドです。管理画面の [設定] > [カスタムデータ] で管理できます。
  2. エントリー:メタオブジェクトのコンテンツまたはデータです。エントリーは、管理画面の [コンテンツ] > [メタオブジェクト] で作成および管理されます。

メタオブジェクトを作成する際に、次の情報を指定します。

  • 名前:管理画面でメタオブジェクトを特定するために使用されます
  • タイプ:APIのメタオブジェクトを特定するために使用されます。
  • フィールド:メタオブジェクトで表示するコンテンツタイプを定義するためのものです。
    • 各フィールドには、名前、説明、タイプ、および文字制限、最小値と最大値、プリセット値などの検証ルールが記載されます。
    • たとえば、テキストフィールド、画像フィールド、色フィールドを追加することができます。

アプリ制御のメタオブジェクトを見つける

管理画面でアプリが管理するメタオブジェクトにアクセスできます。

手順:

  1. 管理画面で、[設定] > [カスタムデータ] に移動します。
  2. [その他の操作] > [アプリ制御のメタオブジェクトを表示する] の順にクリックします。

このセクションにあるもの

Shopifyで販売を開始する準備はできていますか?

無料体験を試す