Shopify Capitalから資金調達を受ける資格
ビジネスが資金調達の対象となる資格を満たしているかどうかは、管理画面の [Capital] ページで確認できます。Shopify Capitalで資金を申請するには、ストアオーナーであることが必要です。
ストアにShopify Capitalからの資金調達の申請資格がある場合、Shopify Capitalからメールが届き、管理画面の [ホーム] ページにメッセージが表示されます。Shopify Capitalからメールやメッセージが届かない場合、現時点で、ストアはShopify Capitalからの資金調達の申請資格を満たしていません。
Shopify Capitalを利用できるロケーション
Shopify Capitalを通じた資金調達は、一部の国で利用できます。資金調達のオプションはビジネスのロケーションによって異なります。
利用可能な国と資金調達のオプションの詳細については、次の表を確認してください。
| ビジネスのロケーション | 利用可能な資金調達オプション |
|---|---|
| オーストラリア | ローン |
| カナダ | マーチャントキャッシュアドバンス |
| イギリス | マーチャントキャッシュアドバンス |
| アメリカ | ローン |
Shopify Capitalの資金調達リクエスト引受プロセス
Shopify Capitalの資金調達リクエストの利用資格と事前認定額は、Shopifyでの売上の履歴と、Shopifyプラットフォームへのエンゲージメントによって決定されます。Shopify Capitalを通じて融資を申請する場合、個人の信用調査は必要ありませんが、ビジネスの信用履歴が確認される場合があります。
Shopify Capitalの引受プロセスは、売上、決済に関する紛争とチャージバック、Shopifyプラットフォームとストアに対するエンゲージメント、購入者に対するエンゲージメント、請求の失敗回数など、さまざまな要素に基づいて実施されます。オファーが届かない場合、現時点で、ストアはShopify Capitalからの資金調達の申請資格を満たしていません。資金調達の対象となった場合は、管理画面の [ホーム] ページに通知され、メールも届きます。
Shopify Capitalの引受プロセスには、以下の2つの段階があります。
- 最初の段階として、Shopify Capitalは、ストアが資金調達申請の事前認定対象となる可能性があるものとして判断します。
- 2番目の段階では、Shopify Capitalチームがストアの申請を審査し、リクエストされた金額を受け取る資格を満たしているかどうかを確認します。
資金額の修正
引受処理の2番目の段階で、資金調達の申請が提出された後、Shopify Capitalチームが、ストアはリクエストした資金を受け取る資格を満たしていないと判断した場合、事前認定額はストアが受け取る資格がある額に修正されます。
資金リクエストの拒否
引受処理の2番目の段階において、Shopify Capitalチームが、ストアはリクエストした資金を受け取る資格を満たしていないと判断した場合、資金提供のリクエストは却下されます。今後ストアが資格を満たした場合、利用できるオプションを確認し、資金調達を申請するよう招待が届きます。
Shopify Capitalと決済サービス
Shopify Capitalは、Shopifyペイメントや外部決済サービスを使用している、資格を満たすマーチャントが利用できます。資格がある場合、Shopify Capitalの申請オファーが届きます。ただし、所在国によっては、資金を受け取るためにShopifyペイメントを有効にすることが必要になります。
Shopifyペイメントを使用している場合、Shopify Capitalから受け取った資金を完済するまで、主な決済ゲートウェイサービスを外部決済サービスに切り替えられなくなります。外部決済サービスを使用している場合、ゲートウェイプロバイダーをいつでも変更できます。
Shopifyペイメントや外部決済サービスを使用している場合、管理画面の [Capital] 設定ページで [銀行口座を変更する] をクリックして、いつでも銀行情報を変更できます。
Shopify CapitalとShopifyペイメント
ビジネスがShopify Capitalから資金を受け取った場合、Shopifyペイメントのアカウントを管理するためのオプションが変更されます。
Shopifyペイメントを無効にする
Shopifyペイメントを使用している場合、Shopify Capitalから資金提供を受けた後は、総借入額が全額返済されるまでShopifyペイメントを無効にできません。Shopify Capitalとの資金調達契約が継続中にShopifyペイメントを無効にしようとすると、[Shopifyペイメントを無効にできませんでした] というメッセージが表示されます。総借入額が全額返済された場合、Shopifyペイメントを無効にすることができます。
Shopifyペイメントの銀行口座を変更する
所在する国によっては、Shopifyペイメントに関連付けられた銀行口座を、管理画面の [設定] > [決済サービス] から変更することもできます。これにより、Shopifyペイメントの支払いが入金されるビジネス用の銀行口座とShopify Capitalの返済が引き落とされる銀行口座が変更されます。返済と支払いのアカウントを別にすることはできません。
以前から予定されている返済については、すでに送金依頼が提出されているため、引き続き古いビジネス用銀行口座情報を使用して引き落とされます。銀行口座の変更後に発生した新たな返済は、新たな口座から引き落とされます。国によっては、新しい銀行口座からの返済を承認する必要がある場合があります。