Fraud Protectが有効な注文のフルフィルメント
注文を発送する際、どの注文が保護されているか見極める3つの方法があります。ホームページからフルフィルメント対象の保護されている注文を検索する、不正注文防止ステータスで注文ページを絞り込む、あるいは、個々の注文ページの不正注文防止ステータスを表示することにより、保護されている注文を見つけることができます。
ホームから保護されている注文を見つける
Fraud Protectを有効にすると、新しいタスクがホームページに表示されます。
[フルフィルメント対象の保護されている注文] をクリックすると、注文ページで絞り込んだビューに移動して、Fraud Protectによって保護されており未発送の注文のみが表示されます。
[確認が必要な注文] をクリックすると、注文ページで絞り込んだビューに移動して、保護されておらず未発送の注文をすべて表示します。これには、不正注文のリスクが高い、Fraud Protectを有効化する前、あるいはFraud Protectの対象外といった理由で保護されていない注文が含まれます。
保護ステータス別に注文を絞り込む
注文ページで未発送の保護された注文を見つけるには
- 管理画面から、[注文管理] をクリックします。
-
不正注文防止のステータスにフィルターをかける。
- [詳細な絞り込み] をクリックします。
- [保護のステータス] をクリックします。
- [保護済] を選択し、[完了] をクリックします。
-
フルフィルメント状況にフィルターをかける。
- [詳細な絞り込み] をクリックします。
- [フルフィルメント状況] をクリックします。
- [未発送] を選択し、[完了] をクリックします。
支払い状況などの他の絞り込みを組み合わせてカスタム検索を作成することにより、注文のフルフィルメントを合理化できます。
カスタムフィルターを使用して注文フルフィルメントを効率化する例
この例では、Janeは自身のインテリア装飾のストアでFraud Protectを有効にしています。彼女は保護された注文すべてを速やかにフルフィルメントして、保護されていない注文すべてを確認したいと考えています。このワークフローを簡素化するために、彼女は次の手順に従って注文ページに2つのカスタム検索を作成します。
- 管理画面から、[注文] をクリックします。
- 注文を絞り込んで、フルフィルメント状況が未発送となっている注文のみを表示します。
- 保護ステータスフィルターを使用して、未発送の注文のリストを絞り込み、保護されている注文のみを表示します。
- カスタム検索を保存するには、[絞り込みを保存する] をクリックし、その絞り込みに「フルフィルメント対象の保護されている注文」と名前を付けます。
- Janeはこれらの手順に従って作業を進めますが、保護ステータスを「保護されていない」に設定し、その絞り込みに「確認対象の保護されていない注文」という名前を付けます。
これで、注文のフルフィルメント処理を合理化する2つのカスタム検索ができました。
注文の不正注文防止ステータスを確認する
各注文ページで不正注文防止のステータスを表示できます。
手順
- 管理画面から、[注文管理] をクリックします。
- 確認する注文番号をクリックします。
- Fraud Protectカードを探します。
注文のステータスは、保護されている、保護されていない、不正注文防止ステータスの保留中、対象外のいずれかになります。ステータスに応じて、注文ページに次のインジケーターが表示されます。
保護された注文
保護されている注文の場合、Fraud Protectカードに「この注文は不正注文防止から保護されています」と表示されます。この注文は保護されているため、安心して発送することができます。この注文に不正なチャージバックがある場合、何もする必要はありません。Shopifyによりアカウントに返金され、チャージバックの異議申し立てが処理されます。保護された注文に不正なチャージバックがあった場合の対応について、ご確認ください。
保護されていない注文
保護されていない注文の場合、保護されていない注文バナーが表示され、Fraud Protectカードに「リスクのレベルが高すぎるため、この注文を保護することはできません」と表示されます。
この注文を慎重に確認し、キャンセルするか、自己責任でフルフィルメントしてください。この注文に不正なチャージバックがあった場合は、費用の返金が自動的に行われることはありません。保護されていない注文に不正なチャージバックがあった場合の対応について、ご確認ください。
不正注文防止ステータスの保留
ストアで発注されると、通常、注文が保護されているかどうかがすぐに識別できます。ごくまれに、不正注文のリスクがあるかどうかを分析するまでに、数分かかる場合があります。注文の不正注文防止ステータスが保留中の場合、保留中のバナーが表示され、Fraud Protectカードは「この注文の不正注文防止のステータスは、保留中です」と表示されます。
この段階では、注文のリスクは分析されていません。不正解析が完了し、注文が「保護されている」または「保護されていない」と分類されるまで待ってから、この注文をフルフィルメントするかしないかを決めてください。ページを更新して、ステータスが変更されたかどうかを確認できます。
対象資格を満たさない注文
Fraud Protectの対象資格を満たさない注文の場合、Fraud Protectカードはありません。代わりに、不正解析カードが表示され、Fraud Protectの対象資格を満たさない注文が通知されます。その注文のリスクが低、中、高のどれに該当するかが示されます。対象資格を満たさない注文 (PayPal注文またはPOS注文など) は、Fraud Protectを設定する前と同じ方法で引き続き処理されます。
この注文は保護対象外であるため、注文をフルフィルメントして不正なチャージバックがあった場合、チャージバック額が自動的に返金されることはありません。チャージバックについてご確認ください。