管理画面で住所を確認する
管理画面で無効な住所が入力された可能性がある場合、警告が表示され、住所の詳細を修正するための提案が表示されます 。意図された住所詳細の信頼性が高い場合、住所確認の提案が表示されます。これにより、無効になる可能性のある住所がある注文を減らし、配送の遅延や失敗を最小限に抑えるのに役立ちます。
住所の確認は、オンライン注文に対して自動的に実行される他、特定の操作を実行した際にもトリガーします。住所の確認は、以下のケースで行われます。
- お客様が新しいオンライン注文を行う。
- 注文がAPIを介して作成される。
- 下書き注文を作成し、注文に新規または既存のお客様を追加する。
- 注文をフルフィルメントするロケーションを追加または更新する。
- 注文をフルフィルメントする際に、Shopify配送ラベルを作成する。
- 管理画面内で新しいお客様プロフィールを追加するか、既存のお客様住所を更新する。
Shopify Plusに登録すると、次のケースでも住所の確認がトリガーされます。
- 新しいB2B会社の配送先住所または請求先住所を追加する。
- 新しいB2B会社のロケーションの配送先住所または請求先住所を追加するか、既存のB2B会社のロケーションの配送先住所または請求先住所を更新する。
住所確認サービスの対象資格
住所確認は、プランに関わらず、すべてのマーチャントが利用でき、ストアで常時有効になります。
住所確認の機能は、配送先住所が以下の国にあるお客様が利用できます。
- オーストラリア
- オーストリア
- ベルギー
- バミューダ
- チェコ
- デンマーク
- フェロー諸島
- フランス
- ガーンジー
- イタリア
- リヒテンシュタイン
- ルクセンブルク
- オランダ
- ポーランド
- ポルトガル
- スロベニア
- 韓国
- スイス
- アメリカ
対象ではない国からの注文でも住所は検証されますが、対象国からの注文のようには、具体的な住所確認の提案が複数表示されない場合があります。
住所確認の問題の種類
住所確認の問題には、主に以下の2種類があります。
- 警告:警告は、黄色のアイコンで表示され、配送が遅延または失敗する可能性があり、更新する必要があることを示しています。
- エラー:エラーは、赤いアイコンで表示され、配送が遅延または失敗する可能性が非常に高く、更新する必要があることを示しています。エラーがあると、注文に対して住所を有効としてマークすることはできません。
注文に対してフラグが付いた住所を有効 としてマークするタイミングは、ご自身の判断で決定してください。警告やエラーを解決せずに注文をフルフィルメントすると、お客様への注文の配達が遅延または失敗する可能性があります。
住所確認のステータス別に注文を絞り込む
[注文] リストを絞り込んで、住所確認ステータス別に注文を表示することができます。注文の絞り込みで、[住所確認] を選択し、表示する注文に適用する以下の絞り込みを選択します。
- 未確認:住所確認から除外された注文を表示します。これには、配送先住所のない注文が含まれます。
- 問題あり:住所確認の警告またはエラーがある注文を表示します。
- 問題なし:正常に確認された注文を表示します。
注文の絞り込みについて詳しくはこちらをご覧ください。
住所に関する問題を解決する
[注文] リストでは、各注文の住所の確認が保存されるので、フルフィルメント前にいつでも住所の問題を解決できます。管理画面内で住所の確認が発生する他の場所では、フルフィルメントロケーションの住所を追加または編集した場合など、住所フィール ドに住所を入力したときに確認がトリガーします。これらの問題は、確認エラーにフラグ付けされている時点で解決する必要があります。
警告またはエラーがある場合、警告またはエラーが表示され、同時に、選択できる代替案として [提案] オプションが表示されます。配送の遅延または失敗のリスクを減らすには、管理画面で住所確認の警告またはエラーを解決してください。注文でお客様の住所に関する確認の問題を解決する方法について不明な場合は、メールでお客様に直接連絡し、詳細を問い合わせてください。
配送先住所にエラーがある場合、住所を有効としてマークすることはできません。
手順
Orders
管理画面から、[注文] に移動します。
解決が必要な、配送先住所確認の問題がある注文をクリックします。
[配送先住所] の [お客様] セクションで [住所の問題を確認] をクリックします。
任意:お客様に連絡して住所を確認する場合、[お客様にメールする] をクリックして、[お客様にメールする] ダイアログを開きます。注文についてお客様に連絡する方法について詳しくはこちらをご覧ください。
-
[配送先住所を編集] ダイアログに、住所の問題フラグが付いた元の配送先住所と共に、有効な配送先住所の提案が表示されます。以下のオプションのいずれかを実行して、住所の問題を解決します。
- [元の住所] が選択されている状態で、[有効としてマーク] をクリックして、既存の配送先住所を変更なしで承認します。これは、解決しなければならないエラーがない場合にのみ可能です。
- [提案] オプションが選択されている状態で、[提案を使用] をクリックすると、配送先住所の情報は自動的に更新されます。
- [元の住所] セクションで [住所を編集] をクリックして、配送先住所の情報を手動で更新します。住所を更新したら [保存] をクリックします。
Other
- 管理画面で、下書き注文またはフルフィルメントロケーションに住所を追加または編集するなど、住所確認が発生するアクションを完了します。住所に問題がある場合は、警告またはエラーが表示されます。
-
[住所を編集] ダイアログに、住所の問題フラグが付いた元の住所と共に、有効な住所の提案が表示されます。以下のオプションのいずれかを実行して、住所の問題を解決します。
- [現在の住所] が選択されている状態で、[現在の住所を使用する] をクリックして、既存の住所を変更なしで承認します。これは、解決するエラーがない場合にのみ可能です。
- [提案] オプションが選択されている状態で、[提案を使用] をクリックすると、住所の情報が自動的に更新されます。
- [現在の住所] セクションで [住所を編集] をクリックして、住所の情報を手動で更新します。住所を更新したら [保存] をクリックします。