Shopify Flowを使用してリスクの高い注文を管理する
Shopify Flowは、Shopifyストア内やさまざまなアプリ間のタスクや処理を自動化するための無料のEコマースのオートメーションプラットフォームです。リスクの高い注文の管理など、管理画面の特定のタスクは、Shopify Flowを使用して自動化できます。
管理画面に [Shopify Flow] のインストールに関するバナーが表示されたら、[Flowをインストール] をクリックして、リスクレベルが低および中の注文の支払いを自動で確定するワークフローをすぐに有効にできます。バナーが表示されない場合は、Shopify App StoreからShopify Flowをインストールして、事前に用意されているテンプレートを使用するか、自分のワークフローを作成することができます。
Shopify Flowを使用してリスクの高い注文を管理する前に
ワークフローを作成または編集してリスクの高い注文を管理する際、注文が作成されたときトリガーではなく、注文リスクが分析されたときトリガーを使用するようにしてください。注文が作成されてから不正解析が処理されるまでにいくらか時間がかかるためです。[注文リスクが分析されたとき] で起動するワークフローは、注文の作成後すぐに実行されず、注文の不正解析の終了後に起動します。
支払いを確定するかどうかを決定するワークフローを有効にした後、設定画面で「クレジットカードの承認と確定」が「手動で確定」に設定されていることを確認します。自動確定が有効になっている場合、支払いの確定を管理するワークフローは機能しません。
Shopify Flowワークフローを設定する
トリガー、条件、アクションを設定できるShopify Flowでワークフローを作成することにより、Shopifyで実行する一般的なタスクを自動化できます。リスクの高い注文の管理にShopify Flowを使用するには、一般的に使用されるワークフローを設定します。たとえば、注文のリスクが高くない場合に支払いを確定することや、リスクの高い注文をキャンセルして在庫に戻すことができます。これらのワークフローは、Shopifyの不正解析からの情報に基づいて作動します。
不正注文のリスクが高くない注文を確定する
このワークフローでは、リスクレベルが低いか、中程度の注文の支払いを確定し、リスクレベルが高い注文の支払いの確定を防止します。テンプレートを自動でインストールするか、テンプレートを手動でインストールした後に以下の手順に従って管理画面でカスタマイズすることができます。
手順
- 管理画面で、[設定] > [アプリと販売チャネル] の順にクリックします。
- [Shopify Flow] をクリックします。
[アプリを開く] をクリックします。
[ワークフローを作成する] をクリックします。
[テンプレートを閲覧] をクリックします。
[リスク] を選択し、[不正注文のリスクが高くない場合に支払いを確定する] を選択します。
[インストール] をクリックします。
-
オプション:まだフルフィルメントされていない注文を追跡する場合は、以下の手順を実行します。
-
[以下の場合、確認] ボックスで、[そうでない場合] の横の
+
インジケーターをクリックします。 - [アクション] をクリックします。
- アクションを選択します。たとえば、[注文タグを追加する] アクションを使用してタグを追加したり、[内部メールを送信する] アクションを使用して、支払いが確定されていないことを示すメールをあなた自身やスタッフに送信することができます。
-
[以下の場合、確認] ボックスで、[そうでない場合] の横の
-
以下のいずれかの操作を行います。
- ワークフローを保存して使用し始めるには、[ワークフローをオン] をクリックします。
- ワークフローを有効にせずに保存するには、[閉じる] をクリックします。
リスクの高い注文をキャンセルして在庫に戻す
このワークフローを使用し、リスクが高い注文をキャンセルして注文のアイテムを補充します。また、注文にタグを追加することに加え、注文したお客様にタグを追加し、リスクが高いため注文がキャンセルされたことを示すメールを送信します。テンプレートを自動でインストールするか、テンプレートを手動でインストールした後に以下の手順に従って管理画面でカスタマイズすることができます。
手順
- 管理画面で、[設定] > [アプリと販売チャネル] の順にクリックします。
- [Shopify Flow] をクリックします。
[アプリを開く] をクリックします。
[ワークフローを作成する] をクリックします。
[テンプレートを閲覧] をクリックします。
[リスク] を選択してから、[リスクの高い注文をキャンセルして在庫に戻す] を選択します。
オプション:ワークフローが実行するアクションを編集するには、変更するアクションをクリックします。たとえば、メールの送信先を変更するには、[内部メールを送信する] ボックスをクリックし、
your.email@example.com
を使用したいメールアドレスに変更します。-
以下のいずれかの操作を行います。
- ワークフローを保存して使用し始めるには、[ワークフローをオン] をクリックします。
- ワークフローを有効にせずに保存するには、[閉じる] をクリックします。