現地通貨での販売に関するガイドラインと制限

現地通貨で販売する場合、次の制限および除外のリストが適用されます。

• 現地通貨での販売に対応しているのは、AdyenまたはShopifyペイメントのみです。Shopifyペイメントに対応する各種決済方法に加えて、Shop Pay、Apple Pay、Google Pay、PayPalなどを利用できます。注文時に他の外部決済サービスを使用した場合は、ストアのデフォルト通貨で処理されます。
• マーケット価格に対する一部のカスタマイズ (マーケットごとの商品価格設定や割合による価格調整など) は、すべてのサブスクリプションプランで利用可能で、AdyenやShopifyペイメントは必要ありません。ただし、現地通貨での価格表示や為替レートの手動設定には、Shopifyペイメントを使用する必要があります。
• 現地通貨での販売は、オンラインストアとストアフロントAPIを使用したヘッドレス環境で行なうことができます。Shopify POSはストア通貨のみに対応しています。他のチャネルでは現地通貨で販売ができません。
• デフォルトのストア通貨ではない通貨で行われた下書き注文の決済期間を、後払い決済に設定した場合、クレジットカードを使用するか、注文を支払い済みにマークする以外の方法で、支払いを回収することはできません。
• 国際通貨で行われた注文の編集は、一部のストアでのみ可能です。他の通貨で行われた注文を編集する資格がない場合は、注文を返金してから、下書き注文を作成し、お客様の現地通貨の請求書をメールで送信することができます。
• 海外のお客様は、お客様の現地通貨でクレジットカードの請求が行われたとしても、一部の銀行やクレジットカード発行会社から国際取引手数料を追加請求される場合があります。こうした手数料の設定および徴収は、お客様の銀行によって行われます。Shopifyがそれらを管理することは一切ありません。
• レポートはストア通貨でのみ表示されます。
• Shopify App Storeの一部の両替アプリは、Shopifyペイメントによる現地通貨での販売に対応していません。一部のアプリでは、お客様が選択した通貨で価格を表示できますが、チェックアウト時にはストアのデフォルト通貨に戻ります。このため、自動リダイレクトを有効にするか、ShopifyのGeolocationアプリを使用して、お客様がストアで現地価格を確認できるようにする必要があります。
• 外部サービスの主要決済方法の大半はこの対象外です。ただし、Bogusのテストゲートウェイを使用して、国際価格注文のシミュレーションを行うことができます。