組織の役割が持つ権限の説明

権限は、管理画面の特定のエリアや、そのエリア内で行うタスクに対するアクセス権を付与または制限するために利用します。組織レベルでは、権限のカテゴリーが複数あります。これらの権限により、ユーザーは、組織内のすべてのストアに対して (ストアレベルの権限がない場合でも) 変更を行うことができます。ユーザーの役割に権限を割り当てることで、それぞれのユーザーの役割が持つ、組織に対するアクセスレベルを決定することができます。

組織に関する各種役割のカテゴリーについて詳しくはこちらを、ストアレベルの権限について詳しくはこちらをご覧ください。

組織の権限の説明

以下の組織レベルの権限は、管理画面の [設定] > [ユーザー] セクションから、[組織の役割] に割り当てることができます。

組織レベルの権限の説明。
権限説明
ストア

この権限を持つユーザーは、組織内のストアを管理することができます。この権限を付与されたユーザーは、新しいストアを作成できます。また、ストアに必要なプランの追加料金を承認できます。たとえば、契約対象外のストアを作成する場合、[ストア] 権限を持つユーザーは、新しいストアの手数料を承認できます。

この権限を持つユーザーは、以下の手数料を承認することはできません。

  • 契約手数料
  • アプリ手数料
請求情報

この権限を持つユーザーは、請求書や請求に関する各種設定 (決済方法など) を表示することができます。

  • [決済方法などの請求情報や各種設定を表示する] 権限により、ユーザーは過去の請求書と今後の請求書を確認し、請求書をエクスポートし、[請求プロフィール] ページで情報を表示できるようになります。
  • [請求を支払う/決済方法などの各種設定を編集する] 権限により、ユーザーは過去の請求書と今後の請求書を確認し、請求書をエクスポートし、失敗した請求への支払いを承認して再試行し、[請求プロフィール] ページの情報を変更できるようになります。
ストア分析の概要

ユーザーが売上と注文に関するデータを表示できるようにします。この権限を持つユーザーの役割は、以下のタスクを実行できます。

  • 組織におけるストアすべての売上と注文データを閲覧できます。
  • 特定のストアの売上と注文データを閲覧できます。
  • ストアの管理画面内から詳細レポートを利用できます。

この権限を持つユーザーの役割は、管理画面で組織内のすべてのストアの集計データを表示できます。ストアの管理画面で詳細レポートを表示するには、そのストアに対する [レポート] 権限が必要です。

機能のテストドライブ

この権限を持つユーザーは、機能のテストドライブを管理することができます。

役割ベースのアクセス制御に関する廃止された組織の権限

組織を役割ベースのアクセス制御モデルに移行していない場合は、以下のような従来の組織レベルの権限を割り当てることができます。

廃止された組織レベルの権限の説明。
権限説明
ユーザー

ユーザーが組織内の他のユーザーを管理できるようにします。この権限は、組織レベルでのユーザー管理用です。ストアレベルの権限について、詳しくは「ユーザーの管理権限」を参照してください。

この権限を持つユーザーは、以下のタスクを実行できます。

  • ユーザーの追加および削除を実行できます。
  • 役割を作成して管理し、ユーザーに役割を割り当てることができます。
  • ユーザーの一時停止および再有効化を実行できます。
  • ユーザーを含む組織レベルの権限の付与および削除を実行する。
  • ストアに対するアクセス権の付与と解除を実行し、ユーザーのストアの権限を設定します。
  • ユーザーに2段階認証を使用するように要求できます。
  • 組織のドメインを認証します。
  • ユーザーの2段階認証をリセットします。

[ユーザー] 権限では、ユーザーがストアオーナーを変更することはできません。所有権を移行できるのはストアオーナーのみです。所有権はストア内からのみ移行できます。

組織のオーナーには、デフォルトでユーザー権限が付与されます。組織のオーナーから、この権限を削除することはできません。

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