POSスタッフ管理の概要
ビジネスを効率的に運営するため、POSの役割にレベルの異なるPOSアクセス権を付与することができます。たとえば、スタッフメンバーごとに、アクセスできるPOSロケーションとアクセスできないPOSロケーションを設定することができます。同様に、実行できるPOS機能と実行できないPOS機能を設定することもできます。
スタッフのアクセスレベルをどこまで細かく管理できるかは、POSサブスクリプションによって異なります。
POSアクセス権を持つスタッフを追加する
スタッフメンバーを追加する際は、アクセスを許可する事業分野を考慮してください。
Shopify POSへのアクセス権を持つスタッフは、以下のいずれかに設定されます。
- POSチャネルを含む、POSアプリおよび管理画面の両方へのアクセス権を持つスタッフ。これらのスタッフメンバーは、POSアプリでPOS ProとPOS Liteの両方のロケーションにログインでき、管理画面にもアクセスできます。
- Shopify POSアプリへのアクセス権があるものの、管理画面またはPOSチャネルにアクセスすることはできないPOSアプリ専用スタッフ。POSアプリ専用スタッフを設定できるのはShopify POS Proを使用しているマーチャントに限定され、この権限を持つスタッフはPOS Proのロケーションにしかログインできません。
POSの役割を使用してアクセス権をカスタマイズする
POS Proサブスクリプションに加入しているPOSロケーションであれば、POSの役割を使用してPOSスタッフのアクセス権をカスタマイズすることができます。POSの役割とは、POSアプリでどのスタッフメンバーがどのような操作まで実行できるかを指定する、名前が付いた各種の権限のことを指します。
役割があることで、同じ各種の権限を複数のスタッフメンバーに簡単に割り当てることができます。POSスタッフには役割を割り当てる必要があり、個々の権限を割り当てることはできません。各POSスタッフには、役割を割り当てる必要があります。
POSの役割に関する制限事項
POSの役割は、スタッフがPOS Proのロケーションにログインしているときにのみ適用されます。
スタッフメンバーがPOS ProとPOS Liteの両方のロケーションにログインできる場合、そのスタッフメンバーのPOSの役割は、POS Proロケーションにログインしているときにのみ適用されます。たとえば、あるスタッフメンバーにPOS ProとPOS Liteの両方のロケーションへのアクセス権を付与し、返品処理を行う権限のないPOSの役割を割り当てた場合、そのスタッフメンバーはPOS Proのロケーションにログインしているときは返品処理を行うことができませんが、POS Liteのロケーションにログインしているときは返品処理を行うことができます。