パートナープログラム契約の更新内容に関するよくある質問 - 2023年8月

2023年7月27日の木曜日に、Shopifyは、パートナープログラム契約 (「PPA」) およびAPIライセンスと利用規約の更新内容のサマリーを送信しました。更新内容は2023年8月28日月曜日に有効になるもので、Shopifyからあらゆる種類のデータを取得し注文を実行する際の注文データの同期に関して、パートナーの責任を明確にする変更、およびその他の重要な更新が含まれます。

これらの変更に関連したよくある質問、およびパートナーと開発者への影響について、以下に説明します。

Shopifyに新しい規約が導入されるのはなぜですか?

Shopify パートナーと開発者の成長をサポートし、Shopifyのプラットフォーム上で、またはそれを通じて提供される商品やサービスの安全性と信頼性を維持するために、パートナープログラム契約およびAPIライセンスと利用規約を更新します。

注文データ同期のパートナーアクションに関する要件

注文データをShopifyの管理画面に同期する必要があるのは、どのような場合ですか?

APIライセンスと利用規約のセクション2.2.23に定められているように、Shopifyのデータを同期して別のプラットフォームやマーケットプレイスで注文を実行するアプリが使用される場合には、関連するすべての注文データおよび注文に関連する対象のお客様データを同期することが必要です。

アプリによって別のプラットフォームにデータが転送される場合でも、注文取引の実行以外を目的としているのであれば、注文データを管理画面に同期する必要はありません。これは、アプリが注文のフルフィルメントには使用されるものの、注文の取引の実行には使用されない場合にも適用されます。

注文データの同期にはどのAPIが必要ですか?

注文と購入者のデータを同期するには、注文APIを使う必要があります。他のリソースに焦点を当てたミューテーションが、注文リソースにも影響を与える可能性があります。適切なデータがShopifyと自動的に同期されるよう、注文がアプリによって取り扱われるケースをすべて確認してください。

このデータをShopifyに同期する場合、マーチャントの同意は必要ですか?

はい。パートナーは、独自に収集したマーチャントデータをShopifyに転送する前に、有効な同意を得る必要があります。

キーワードキャンペーンに関する要件

「Shopify」をネガティブなキーワードとして追加する必要があるのはどのような場合ですか?

一部のケースでは、クリック単価キーワードを使用する広告キャンペーンや検索エンジンにより推進される広告キャンペーンに、Shopify商標を含むクリック単価キーワードの購入を禁じるShopifyの規約違反の原因となるフレーズが含まれている場合があります。このような場合、パートナープログラム契約に準拠するために、「Shopify」をネガティブまたは制限されたキーワードとして追加する必要があります。

広告でShopify商標を使用できるのはどのような場合ですか?

毎回の利用前にShopifyから書面による許可を事前に受けていれば、広告でShopify商標を使用できます。

アカウントの整合性と認証に関する要件

適切な正式名称が登録されていないスタッフアカウントがあるのですが、どうすればよいですか?

以下の手順を実行して、Shopifyアカウントの氏名を変更してください。

  1. パートナーダッシュボードにログインします。
  2. メニューバーでユーザー名とアカウント画像をクリックします。
  3. [あなたのプロフィール] を選択します。
  4. 氏名を適切な正式名称に合わせて更新します。
  5. [保存] をクリックします。

IDアカウントで多要素認証を有効にする必要があるのはなぜですか?

多要素認証は安全性が高いログイン方法であり、あなた以外の誰かがあなたのアカウントを使用して管理画面にログインを試みた場合に備えてセキュリティを強化できます。Shopifyでは、セキュリティのベストプラクティスとして、アカウントに多要素認証を有効化することを推奨しています。

プライベートアプリの廃止

以前プライベートアプリを使用していましたが、この変更によってどのような影響を受けますか?

以前にプライベートアプリとして作成されたアプリは、2023年1月19日に、管理画面のカスタムアプリへと自動的に変換されました。この変更はアプリの機能には影響を与えず、それ以上の操作は必要ありません。