B2Bで決済期間を設定する
決済期間を設定することにより、会社が注文の支払いを行う必要がある期間を指定できます。作成した会社のロケーションのいずれについても、決済期間を設定できます。あるロケーションの決済期間が設定されると、そのロケーションのB2Bのお客様は、注文の支払い情報を入力できるようになります。B2Bのお客様用に下書き注文を作成する際も、決済期間を使用できます。
また、注文および下書き注文の決済条件に対してデポジット要件を設定することもできます。
目次
決済期間のタイプ
会社のロケーションに設定できるさまざまな種類の決済期間の詳細については、次の表を確認してください。
決済期間 | 説明 |
---|---|
決済期間なし | 決済期間はデフォルトでは「なし」に設定されています。お客様はチェックアウト時にすぐに注文の支払いを行います。 |
Net (期間) |
|
フルフィルメント時 |
|
有効なオーソリ期間がなく、決済条件がフルフィルメント時に設定されていない、B2Bのお客様との注文や下書き注文やB2Bチェックアウトからの注文や下書き注文は、手動で確定する必要があります。
会社のロケーションに決済期間を設定する
特定の会社のロケーションに対して決済期間を設定できます。
手順
管理画面で、[顧客管理] > [会社] を表示します。
決済期間を設定する会社をクリックします。
[ロケーション] セクションで、決済期間を設定する会社のロケーションをクリックします。
[決済期間] セクションの鉛筆アイコンをクリックします。
ドロップダウンメニューから、決済期間のタイプを選択します。
-
任意:決済条件に対してデポジットを設定します。
- [チェックアウト時に作成された注文にはデポジットが必要です] を選択します。
- 20%などの割合ベースのデポジット要件を入力します。
[保存] をクリックします。
会社の決済期間を設定する
会社のすべてのロケーションの決済期間を設定できます。
手順
管理画面で、[顧客管理] > [会社] を表示します。
決済期間を設定する会社をクリックします。
[決済期間] セクションの鉛筆アイコンをクリックします。
ドロップダウンメニューから、決済期間のタイプを選択します。
-
任意:決済条件に対してデポジットを設定します。
- [チェックアウト時に作成された注文にはデポジットが必要です] を選択します。
- 20%などの割合ベースのデポジット要件を入力します。
[保存] をクリックします。
会社の決済期間を一括で設定する
[会社] インデックスページから、複数の会社の決済期間を同時に設定できます。
手順
管理画面で、[顧客管理] > [会社] を表示します。
チェックボックスを使用して、決済期間を設定する会社を選択します。
[決済期間を編集する] をクリックします。
ドロップダウンメニューから、決済期間のタイプを選択します。
-
任意:決済条件に対してデポジットを設定します。
- [チェックアウト時に作成された注文にはデポジットが必要です] を選択します。
- 20%などの割合ベースのデポジット要件を入力します。
[保存] をクリックします。
B2Bにおける決済条件に対するデポジット
決済条件に対して割合ベースのデポジット要件を設定できます。デポジットは注文および下書き注文で設定できます。お客様は、注文のチェックアウト時にデポジット金額を支払う必要があります。デポジットは、クレジットカード、または銀行振込などの手動の決済方法で支払うことができます。
会社のすべてのロケーションまたは特定の会社のロケーションに対して、デポジットを設定することができます。
下書き注文とデポジット
デポジットを要求する下書き注文を作成し、デポジットの決済をリクエストする請求書をお客様に送信できます。
確認のために注文が下書きとして送信される設定になっており、かつ、決済条件に対してデポジット要件が設定されている会社のロケーションの場合、チェックアウト時にお客様に対してデポジット要件が表示され、下書き注文に対して自動的に適用される決済条件にはデポジットが設定されています。お客様がクレジットカードを保存している場合は、注文を確定する際にそのカードに対してデポジットを請求できます。
顧客体験
未払い残高の決済スケジュールとデポジット金額は、チェックアウト時のほか、サンキューページと新しいお客様アカウントページにおいてお客様に表示されます。デポジットが設定された下書き注文を作成すると、デポジット金額は、お客様に送信する請求書にも記載されます。
注文の決済状況
デポジットの支払いが自動で回収されると、注文の決済状況は管理画面で [一部支払い済] として表示されます。支払いが手動で回収されたときやお客様が手動の決済方法を選択したときなど、デポジットの支払いが自動で回収されない場合、注文の決済状況は [保留中の決済] および [未払い] と表示されます。[支払いを回収] を選択してデポジットの支払いを回収するか、デポジットの手動決済が支払い済みであることを確認する必要があります。
[下書き注文の請求書] のメール通知をデポジット用に更新する
ストアで、カスタマイズした通知テンプレートを使用している場合、[下書き注文の請求書] の通知を手動で更新して、[下書き注文の請求書] の通知にデポジットが記載されるようにする必要があります。
これらの変更を行うには、Shopifyの通知テンプレートで使用されるコードについて細部まで把握している必要があります。テンプレートが高度にカスタマイズされており、必要な変更を適用する方法が分からない場合、その変更を行った開発者に連絡するか、[デフォルトに戻す] をクリックしてテンプレートを元の状態に戻します。デフォルトに戻すと、カスタマイズした内容は削除されますが、テンプレートは最新のバージョンになります。
テンプレートを変更する前に、Googleドキュメントなどの別のドキュメントにコピー&ペーストしてバックアップしてください。変更した後、[プレビュー] をクリックして変更内容を確かめ、思った通りに機能するかを確認してから [保存] をクリックします。
手順
管理画面から、[設定] > [通知] に移動します。
[お客様通知] をクリックします。
[注文処理] セクションで、[下書き注文の請求書] をクリックします。
[コードを編集] をクリックします。
{% if payment_terms %}
で始まるコードのセクションを見つけ、それより下の{% endif %}
までのセクションを以下のコードスニペットに変更します。
<tr class="subtotal-line">
<td class="subtotal-line__title">
<p>
<span>Total due today</span>
</p>
</td>
<td class="subtotal-line__value">
<strong>{{ amount_due_now | money_with_currency }}</strong>
</td>
</tr>
<div class="payment-terms">
{% assign next_payment = payment_terms.next_payment %}
{% assign due_at_date = next_payment.due_at | date: format: 'date' %}
{% assign next_amount_due = total_price | minus: amount_due_now %}
{% if payment_terms.type == 'receipt' %}
<tr class="subtotal-line">
<td class="subtotal-line__title">
<p>
<span>Total due on receipt</span>
</p>
</td>
<td class="subtotal-line__value">
<strong>{{ next_amount_due | money_with_currency }}</strong>
</td>
</tr>
{% elsif payment_terms.type == 'fulfillment' %}
<tr class="subtotal-line">
<td class="subtotal-line__title">
<p>
<span>Total due on fulfillment</span>
</p>
</td>
<td class="subtotal-line__value">
<strong>{{ next_amount_due | money_with_currency }}</strong>
</td>
</tr>
{% else %}
<tr class="subtotal-line">
<td class="subtotal-line__title">
<p>
<span>Total due {{ due_at_date }}</span>
</p>
</td>
<td class="subtotal-line__value">
<strong>{{ next_amount_due | money_with_currency }}</strong>
</td>
</tr>
- 任意:変更内容をチェックするには、[プレビュー] をクリックします。
- [保存] をクリックします。