チェックアウト離脱のリカバリー

チェックアウト離脱とは、お客様がメール情報を入力したにもかかわらず、未完了のままになっているチェックアウトプロセスのことです。これは、お客様が注文を確定するために決済に進まなかった場合に発生します。チェックアウトは、お客様がメール情報を入力してから 10 分以上未完了のままである場合に、離脱したと見なされます。

お客様がチェックアウトを離脱した時点でカートに入っていたアイテムは保存されません。

チェックアウト離脱のリカバリーは、「オンラインストア」販売チャネルと「購入ボタン」販売チャネルでのみ利用できます。Shopify POSまたは外部サービスの販売チャネルでのチェックアウト離脱の場合、チェックアウトリカバリーメールは送信されません。

チェックアウト離脱を確認する

チェックアウト離脱を確認することで、お客様が注文を完了しない理由につながるパターンを見つけられる場合があります。

Shopify がカードテスティングやボットによるアクティビティの疑いがあると特定したチェックアウトの試行は、チェックアウト離脱のリストには含まれません。これにより、チェックアウト離脱リカバリーの対象を実際のお客様に限定することができます。

3 か月以上経過したチェックアウト離脱は、管理画面から自動的に削除されます。保持したい特定のチェックアウト離脱がある場合は、同じ詳細情報で下書き注文を作成し、管理画面でオープンのままにしておくことができます。特定のチェックアウト離脱を手動で削除する方法はありません。

手順:

  1. 管理画面から「注文」に移動します。

  2. 「チェックアウト離脱」をクリックします。

チェックアウト離脱の決済イベントを表示する

お客様が注文の決済を試みるたびに、チェックアウト離脱の「タイムライン」に決済イベントが記録されます。決済イベントを展開すると、詳細を確認できます。

決済イベントは、お客様が注文しようとして決済に失敗した場合に役立ちます。お客様からチェックアウト時に決済がうまくいかないという連絡があった場合は、決済イベントの詳細を表示し、その情報をもとにお客様をサポートすることができます。

お客様がチェックアウトで正常に決済を完了した場合は、代わりに注文のタイムラインに移動して決済イベントを表示してください。

手順:

  1. 管理画面から、「注文」 > 「チェックアウト離脱」 の順に移動します。

  2. チェックアウト離脱をクリックします。

  3. チェックアウト離脱の詳細ページで、「タイムライン」に移動します。

  4. 決済イベントをクリックして詳細を展開します。

  5. 決済の失敗についてお客様に伝えることができる情報がないか、「メッセージ」フィールドを確認します。

決済が失敗すると、チェックアウト離脱が作成される場合があります。その理由には以下が考えられますが、これらに限定されるものではありません。

  • リスクが高いため決済がブロックされました
  • 技術的な理由により決済を処理できませんでした
  • 決済処理サービスによってカードが拒否されました
  • カード番号が正しくありません
  • 有効なカード番号ではありません
  • カードの有効期限が MM/YY 形式と一致しません
  • カードの認証コードが 3~4 桁の正しい形式ではありません
  • カードの有効期限が切れています
  • カードの認証コードが正しくありません
  • 郵便番号が請求先住所と一致しません
  • 請求先住所が正しくありません
  • カードは拒否されました
  • 入力された PIN が正しくありません
  • 3Dセキュア認証に失敗しました
  • 在庫がなくなりました
  • ディスカウントコードまたはギフトカードは使用できなくなりました

お客様がチェックアウトを離脱した後、お客様にメールを自動で送信できます。各メールにはお客様のカゴ落ちへのリンクが記載されており、お客様はそのリンクからチェックアウトを完了することができます。ロゴの追加や配色の変更など、メールテンプレートを編集することもできます。

以下の場合、チェックアウト離脱に対してリカバリーメールは送信されません

  • 見込み客が 1 件以上のチェックアウト離脱を作成した後、リカバリーメールが送信される前に購入を完了した場合、そのメールは送信されません。
  • お客様がチェックアウトを完了しようとした際に支払い処理エラーが発生した場合、そのメールは送信されません。
  • ストアがお客様の住所への発送に対応していない場合、そのメールは送信されません。
  • チェックアウト時にお客様がメールアドレスの代わりに電話番号を入力でき、お客様が電話番号の入力を選択した場合、メールは送信できません。
  • チェックアウト内の商品が (在庫切れなどで) いずれも購入できない状態の場合、メールは送信されません。
  • チェックアウト内のすべての商品が無料で、お客様が配送ページに移動して配送手数料を追加しない場合、または配送手数料も無料の場合、メールは送信されません。

ストアでリカバリーメールを自動送信するように設定している場合、「チェックアウト離脱」ページには、リカバリーメールが配信されなかった理由を説明するツールチップが表示されます。

手順:

  1. Shopify の管理画面から、「アプリ」 > 「Messaging」 に移動します。

  2. 自動化をクリックします。

  3. [Shopifyによるチェックアウト離脱メール] オートメーションで、Show actions > [設定を編集] をクリックします。

  4. [チェックアウト離脱メール] セクションで、[チェックアウト離脱メールを自動で送信する] を選択します。

  5. チェックアウト離脱メールの設定を調整します。

    1. [送信先] セクションで、チェックアウト離脱メールの送信先となる訪問者のカテゴリーを選択します。
    2. [送信のタイミング] セクションで、お客様がチェックアウトを離脱してから自動メールが送信されるまでの時間を選択します。
  6. [保存] をクリックします。

  7. 任意:[メールをカスタマイズ] をクリックして、[チェックアウト離脱] 通知テンプレートを編集します。

新しいオートメーションをオンにすると、オンとオフの切り替えを含め、オートメーションを編集および管理できます。

各チェックアウト離脱メールのステータスは、[注文管理] > [チェックアウト離脱] で確認できます。各リカバリーメールのステータスは [メールのステータス] 列で、チェックアウト離脱のステータスは [リカバリー状況] で確認できます。

メールの送信後、お客様が注文を完了すると、そのチェックアウトはリカバリー済みとされます。お客様は、メール内のリカバリーリンクをクリックするか、自分でチェックアウトを完了することができます。

お客様にチェックアウト離脱メールを手動で送信することもできます。このメールには、お客様がチェックアウトを完了できるようにするための、カゴ落ちへのリンクが含まれています。オートメーションを設定していない場合や、お客様からチェックアウト離脱リンクのリクエストがあった場合に、手動でメールを送信するとよいでしょう。

手順:

  1. 管理画面から、「注文」 > 「チェックアウト離脱」 の順に移動します。

  2. リカバリーするチェックアウト離脱の番号をクリックします。

  3. お客様情報の下にある、お客様のメールアドレスをクリックします。

メール本文にチェックアウト離脱リンクが記載された状態で、メールクライアントが起動します。

お客様がそのリンクを使用して注文を完了すると、[チェックアウト離脱] ページの [リカバリー状況] が更新され、リカバリー済みと表示されます。

チェックアウト離脱メールのレポート

Shopify によるチェックアウト離脱メールのレポートは、それらのメールがお客様を引き戻して取引を完了させるのにどれほど効果的であるかを把握するのに役立ちます。このレポートは、Shopify の Growth セクションで利用できます。

このレポートでは、リマインダーメールによって生まれたセッション数や完了した注文数を確認できます。また、コンバージョン率、総売上、平均注文金額、平均販売商品数、新規のお客様の数といった情報も確認できます。

このレポートには、2019年11月18日以降のデータのみが表示されます。

外部決済ゲートウェイサービスからのチェックアウト離脱

ストアで外部決済サービスを通じた決済を受け付けている場合、Shopifyがプロバイダーから決済の確認を受信するとすぐに注文が作成されます。これは、お客様が Shopify Checkout にリダイレクトされる前であっても、決済サービスが PaymentSessionResolve または PaymentSessionPending の確認を送信したときに発生します。

以下のような状況では、チェックアウト離脱が発生する可能性があります。

  • お客様が外部ゲートウェイで決済を完了する前にチェックアウトを離脱した場合。
  • 外部ゲートウェイでの決済が失敗した場合。
  • オフサイトでの決済が確定した後にお客様をリダイレクトさせるためのリターンURLを、外部決済ゲートウェイサービスで手動設定する必要があるものの、そのURLが正しくない場合。
  • 技術的な問題によって、決済の確認が Shopify に届かない場合。

チェックアウト離脱が発生し、決済は外部サービスプロバイダーによって正常に確定されたものの、Shopify に正しく通知されなかったことを確認した場合は、そのチェックアウト離脱を下書き注文として再作成できます。その後、商品をフルフィルメントする前に、注文を支払い済みとしてマークすることができます。