メタオブジェクトを使用する

メタオブジェクトを使用すると、ストアに構造化された情報を追加し、保存できます。メタオブジェクトは管理画面で内部的に使用できます。また、オンラインストアに表示することを選択できます。メタフィールドの例と使用できる場所を以下に示します。

  • 商品に布の種類を追加し、オンラインストアの商品ページに表示します。
  • 商品に関するよくある質問を作成し、オンラインストアの商品ページに表示します。
  • 画像とテキストを含むアンバサダーまたはインフルエンサーのプロフィールを作成し、オンラインストアのページに表示します。

管理画面から直接、商品、コレクション、お客様、注文、その他のストアの構成部分にメタオブジェクトを追加できます。

Online Store 2.0のテーマを利用している場合、テーマエディタを使用して、ほとんどのメタフィールドとメタオブジェクト参照を連携させることができます。以前のテーマを利用している場合や、テーマがサポートしていないメタフィールドタイプを追加したい場合は、テーマコードを編集するか、Shopify Expertを雇ってサポートを受けることができます。Shopify Expertの採用について詳しくは、こちらをご覧ください。

商品の特長に関するチュートリアル

このチュートリアルでは、商品の特長に関するメタオブジェクトを作成し、オンラインストアに表示する方法について説明します。

説明内容

このチュートリアルを終えると、以下を完了したことになります。

  • 商品の特長のメタオブジェクトを作成しました
  • 作成したメタオブジェクトを使用して、商品の特長に複数のエントリーを作成しました
  • メタオブジェクトを参照するメタフィールド定義を作成しました
  • エントリーを特定の商品に連携させました
  • メタオブジェクトのエントリーを公開しました

ステップ1:メタオブジェクト

  1. 管理画面から、[設定] > [カスタムデータ] の順に移動します。
  2. [メタオブジェクト] で [定義を追加] をクリックします。
  3. メタオブジェクト定義に [商品の特長] という名前を付けます。
  4. [フィールドを追加] をクリックし、このメタオブジェクトに表示するコンテンツのタイプを選択します。フィールドはメタオブジェクトに表示されるコンテンツを定義し、各フィールドには独自のオプションと検証が設定されています。

  5. タイプと検証を設定します。フィールドに [画像] という名前を付け、簡単な説明を入力します。

  6. [アクセスオプション][ストアフロント] にチェックを入れます。これにより、ストアがコンテンツにアクセスし、表示できるようになります。

  7. メタオブジェクトに画像フィールドを追加します。[フィールドを追加] > [ファイル] の順に選択します。

  8. メタオブジェクトに見出しフィールドを追加します。今回は [フィールドを追加] を選択し、フィールドの種類として [単一行のテキスト] を選択します。次の手順を実行します。

  9. メタオブジェクトにキャプションフィールドを追加します。[フィールドを追加] > [単一行のテキスト] の順にクリックします。次の手順を実行します。

  10. メタオブジェクトに説明フィールドを追加します。[フィールドを追加] > [複数行のテキスト] の順にクリックします。以下の操作を実行します。

  11. 新しいメタオブジェクト定義を [保存] します。

メタオブジェクト定義を保存すると、エントリーの作成ができるようになります。

ステップ2:エントリーを作成する

  1. 管理画面から [コンテンツ] をクリックします。
  2. [エントリーを追加] をクリックします。新しいエントリーのベースとなる [商品の特長] のメタオブジェクト定義を選択します。
  3. エントリーのフィールドに入力します。

    • [画像を選択] をクリックし、この商品の特長の画像を選択またはアップロードします。
    • [タイトル][説明] を追加します。
  4. ステータスは自動的に [アクティブ] に設定されます。エントリーを使用する準備ができていない場合は、ステータスを [下書き] に変更できます。

  5. [保存] をクリックします。

エントリーが、コンテンツエントリーごとの固有IDである [ハンドル] を生成しました。エントリーをストアの領域に連携させた後は、ハンドルを編集することはおすすめしません。ストアでエントリーハンドルを使用した後にエントリーハンドルを変更する場合の影響について詳しくはこちらをご覧ください。

上記の手順を繰り返して、商品の特長のメタオブジェクト定義に基づきさらに3つのエントリーを作成します。

メタオブジェクト定義とエントリーを保存した後、メタオブジェクトを参照するメタフィールド定義を作成できます。

ステップ3:メタオブジェクトを参照するメタフィールド定義を作成する

  1. 管理画面から、[設定] > [カスタムデータ] の順に移動します。
  2. [商品] をクリックします。
  3. [定義を追加する] をクリックします。定義に固有の名前と説明を付け、[コンテンツタイプを選択] をクリックします。
  4. [タイプを選択] をクリックした後、[メタオブジェクト] をクリックします。
  5. [参照] セクションで参照するメタオブジェクト定義を選択します。[商品の特長] を選択します。これにより、商品の定義メタフィールドが商品の特長のメタオブジェクトに関連するエントリーのみが表示されます。
  6. この定義によって、1つのエントリーまたはエントリーのリストを表示できるかどうかが定まります。この例では [エントリーのリスト] オプションを選択します。
  7. [アクセスオプション][ストアフロント] オプションにチェックを入れます。
  8. [保存] をクリックします。

次に、エントリーを表示する商品に連携させます。

ステップ4:商品をエントリーに連携させる

  1. 管理画面から商品に移動します。

  2. 商品の特長を表示する商品を選択します。

  3. [メタフィールド] までスクロールします。この例では、作成した商品の特長の一部 (すべてではない) のエントリーを表示したいとします。[商品の特長] メタフィールドの横のエントリーをクリックします。メタフィールドリストに商品の特長が表示されない場合、[すべて表示] をクリックします。

  4. [エントリーを選択] をクリックします。このステップでは、この特定の商品に表示するエントリーを選択します。商品の特長を2つ選択します。

  5. 商品ページに戻ります。別の商品を選択し、前の手順に従って商品の特長の2つの異なるエントリーを商品に割り当てます。

次に、オンラインストアでメタオブジェクトを公開します。

ステップ5:オンラインストアにエントリーを公開する

エントリーを商品に連携させたため、次に、ストアでエントリーを表示します。この手順では、テーマエディタを使用して、メタオブジェクトのエントリーが連携するブロックとセクションを選択します。

セクションまたはブロックを追加した後、[動的ソースを接続] アイコンをクリックしてメタフィールドを選択できます。

「動的ソースを連携する」のアイコン

  1. 管理画面から [オンラインストア] > [テーマ] の順に移動します。
  2. 編集するテーマを見つけて、[カスタマイズ] をクリックします。
  3. 画面上部のドロップダウンメニューを使用して、[商品] > [デフォルトの商品] の順に選択します。これにより、テーマエディタにデフォルトの商品のテンプレートを読み込みます。
  4. 左側のサイドバーで [セクションを追加] をクリックし、新しいセクションタイプとして [複数行] を選択します。
  5. [複数行] セクションの最初の行をクリックします。

  6. ブロック名の横にある [動的ソースを接続] をクリックして、[商品の特長] を選択します。テーマエディタによって、新しい複数行ブロックに商品の特長のエントリーが入力されます。

  7. 複数行セクションの残りのブロックを設定するか、未使用のブロックを削除します。

  8. [保存] をクリックして、商品の特長のエントリーを公開します。

エントリーは関連する商品でのみ表示され、エントリーのない商品の場合はこのセクションには何も表示されません。そのため、すべての商品で機能する単一の商品テンプレートを設定できます。

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