Shopify Markets Proを使用した、UPSによる配送

このページはJul 01, 2024に印刷されています。最新のバージョンについては、https://help.shopify.com/ja/manual/international/managed-markets/shipping/upsをご覧ください。

Shopify Markets Proの配送サービスとして、UPS® StandardおよびUPS Worldwide Expedited®を使用できます。

目次

Markets ProでUPSを使用する際の考慮事項

UPSを使用してMarkets Proの注文を配送する前に、以下の考慮事項を確認してください。

  • UPSのパッケージはUSPSのロケーションに持ち込むことはできません。USPSの持ち込み場所に持ち込み可能なパッケージは、DHL eCommerceのパッケージのみです。
  • UPSでは、集荷に4米ドルの手数料を請求します。この手数料は、小包ごとにではなく、集荷ごとに適用されます。Markets Proで配送されないパッケージを集荷に含めることができます。
  • UPSでは、Markets Proの配送元住所または配送先住所として私書箱を利用することはできません。私書箱に配送する必要がある場合は、DHL eCommerceの配送サービスを使用します。
  • UPSは、配送先の郵便番号がメキシコのバハカリフォルニア州である配達には利用できません。

既存のMarkets Proストアに発生するUPSに関連した変更

Markets Proをすでに使用しているストアでは、UPSが配送業者として利用できるようになると、以下の問題が発生します。

  • 配送エリアで現在配送業者の料金を使用している場合、UPS Standard国際配送料がチェックアウトに追加されます。
  • 配送エリアで現在輸送時間に応じた一定料金を使用している場合、UPSの配送料は自動的に作成されません。UPSの一定料金を使用するには、設定で、お客様がStandard International Shippingを利用できるように手動設定する必要があります。
  • 現在、DHL eCommerceでStandard International Shippingをフルフィルメントしている場合、これらの料金がEconomy International Shippingに移行されます。これにより、お客様がDHL eCommerceで配送する際に予想される輸送時間がより正確に反映されます。さらに、Standard InternationalとEconomy Internationalの両方からDHL eCommerceをフルフィルメントする場合、Standard Internationalの一定料金は変更されません。外部パートナーを使用してラベルを印刷する場合、Standard International Shippingは自動的にUPSでフルフィルメントされます。
  • 配送ラベルの価格調整は、早期アクセス期間中の配送ラベルの購入手数料には適用されません。早期アクセス期間中にUPSを利用できるようになった場合、マーチャントが行った配送ラベルの価格調整は、早期アクセス期間の終了後に適用されます。

Markets Proを使用したUPSのパッケージ要件

UPSでは、荷物の最大寸法および重量に制限を設けています。注文が制限を超過しないようにするため、以下の表を確認してください。

UPSの重量と寸法の要件
寸法 UPS® Standard UPS Worldwide Expedited®
長さ 274cm 274cm
幅 UPS® Standardのサイズは、(長さと周囲の合計) を使用して計算されます。合計サイズの制限は419cmです。 UPS Worldwide Expedited®のサイズは、(長さと周囲の合計) を使用して計算されます。合計サイズの制限は419cmです。
高さ
重量 70kg 70kg

Markets Proを使用したUPSの金額制限

UPSで配送する際の注文金額の上限は25,000米ドルですが、特定の商品カテゴリーに対する金額制限は、配送先の国ごとに異なる場合があります。

ジュエリーや時計など特定の商品カテゴリーは、アイテム1点につき5,000米ドルの金額を超えて設定することはできません。たとえば、ジュエリーを販売している場合、最大25,000米ドルの金額まで配送ラベルを購入できますが、個々のジュエリーアイテムが5,000米ドルの金額を超えないようにする必要があります。

商品をUPSに持ち込む

Markets ProでUPSを利用する場合、UPSの持ち込み場所に商品を持ち込むか、集荷してもらうかを選択できます。

UPSの集荷スケジュールを設定する

一度限りの集荷は、集荷の1〜7日前に前もってスケジューリングすることができます。集荷時刻は、交通状況、天候、集荷住所から判断される推定時刻となります。複数の集荷をスケジューリングする場合は、DHL Expressのラベルを最低1枚購入する必要があります。

手順

  1. 管理画面から、[注文] に移動します。

  2. 集荷のスケジュール設定を行うには、以下のいずれかを実行してください。

    • 配送ラベルを購入後すぐに集荷を予約するには、[集荷オプション] をクリックし、[UPS集荷のスケジュール設定] をクリックします。
    • UPSでフルフィルメントされた注文の集荷のスケジュール設定を行うには、注文を開き、[…] アイコンをクリックしてから、[UPS集荷のスケジュール設定] をクリックします。

  3. [集荷住所] のセクションで、集荷する住所を選択するか、自分で住所を入力します。自分で入力した住所は、次回以降の集荷用に保存されることはありません。

  4. [集荷の詳細] セクションには、以下の詳細情報を記入してください。

    • 連絡先と電話番号
    • 集荷日および集荷予定時刻
    • 荷物のある場所 (受付や玄関など)
    • 宅配業者への特別な指示 (部屋番号や呼出番号など)。

  5. 集荷サマリーを確認し、[集荷のスケジュール設定] をクリックします。

管理画面の注文ページから、スケジュール設定された集荷を確認することができます。

スケジュール設定された集荷に関連した追加のサポートが必要な場合は、USPSの1-800-PICK-UPS (1-800-742-5877) に電話して、集荷確認番号と追跡番号を伝えてください。集荷確認番号は、注文のタイムラインで確認できます。

UPSの集荷をキャンセルする

スケジュール設定された集荷はキャンセルできます。ただし、予定時刻に近い集荷をキャンセルする場合には、処理が間に合わずにドライバーが予定時刻に到着してしまう可能性があります。UPSによる集荷を問題なくキャンセルできた場合、あなたのアカウントに集荷費用が入金されます。入金分は、配送ラベルの購入や他の集荷のスケジュール設定に使用することができます。

手順

  1. 管理画面から、[注文] に移動します。

  2. [集荷を表示する] をクリックします。

  3. [集荷をキャンセルする] をクリックします。

  4. 確認のため、[集荷をキャンセルする] を再度クリックします。

Markets Proを使用したUPSの配送補償

UPSでは、荷物の紛失または破損があった場合に、各荷物に対して最大100米ドルの補償を行います。

損害賠償を請求する

荷物の紛失または破損が発生した場合は、Shopifyサポートに連絡して損害賠償を請求してください。パッケージが破損した状態で配送された場合、配送サービスに関係なくすぐに損害賠償を請求できます。UPSはパッケージの配達後60日以内、パッケージ紛失の場合は配達予定日から60日以内に、保険請求の通知を受け取る必要があります。

パッケージの紛失または破損が判明した場合、すぐにShopifyサポートに連絡して損害賠償を請求する必要があります。請求を提出するには、以下の情報を含める必要があります。

  • 注文番号
  • 受取人の電話番号
  • パッケージの紛失や破損を裏付けるお客様のメッセージのスクリーンショット
  • 破損した荷物の損害賠償請求には、以下の情報も含める必要があります。
    • 破損の説明
    • 破損したパッケージと商品の写真

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