Order PrinterアプリからShopify Order Printerに移行する

Shopify Order PrinterでのLiquid実装環境は、元のOrder Printerとは若干異なります。テンプレートを移行するには、既存のテンプレートからコードを手動でコピーし、新しいアプリに貼り付けて、このガイドで説明されている必要な調整を行う必要があります。テンプレートに追加されているカスタムCSSも、新しいアプリに転送して調整する必要があります。

グローバルネームスペースから削除されているOrder属性

Order属性にアクセスするには、その前にorder.を付けます。たとえば、billing_addressorder.billing_addressとしてアクセスするようになりました。

便宜上、一般的に使用されるいくつかのOrder属性には、order.プリフィックスがなくても引き続きアクセス可能です。

  • line_items
  • tax_lines
  • fulfillments
  • transactions
  • discounts
  • refunds
  • shipping_methods
  • customer

これらの変数には、fulfillmentsまたはorder.fulfillmentsなどとしてアクセスできます。

フィールドの廃止

最新のShopifyデータモデルに基づき、いくつかのオブジェクトにある複数のフィールドが改名または廃止されました。以下のセクションでは、その代替手段や回避策について説明します。テンプレートがそれらのいずれかにアクセスする場合は、用意されている代替のフィールドまたはコードフラグメントに変更してください。

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実装の違い

  • line_items. 返金済みの項目は、line_itemsコレクションに含まれません。返金済みの項目には、refunds.<each>.refunded_line_itemsを通じてアクセスしてください。

廃止されたフィールドに関しては、以下の代替手段が用意されています。

  • credit_card:注文からの各取引に基づいて決済の詳細 (transactions.each.payment_details) を使用します。
  • current_shipping_price:代わりにshipping_priceを使用します。
  • date:代わりにcreated_atを使用します。
  • gateways:代わりにunique_gatewaysまたはtransactions.<each>.gatewayを使用します。
  • order_currency:代わりにcurrencyを使用します。
  • processed_at:代わりにcreated_atを使用します。
  • payment_transactionswhereまたはループとifを使用し、Liquid構文内での種類とステータスに基づいてorder.transactionsを絞り込みます。
  • refund_transactionswhereまたはループとifを使用し、Liquid構文内での種類とステータスに基づいてorder.transactionsを絞り込みます。
  • shipping_lineshipping_methods | firstを使用します。
  • shipping_linesshipping_methodsを使用します。
  • show_line_item_taxestax_lines.size > 0を実行します。テンプレートの先頭で変数として定義し、複数回{% assign show_line_item_taxes = tax_lines.size > 0 %}を参照することができます。
  • total_taxtax_priceを使用します。
  • total_paidnet_paymentを使用します。

項目

廃止されたフィールドに関しては、以下の代替手段が用意されています。

  • fulfillable_quantityquantity - successfully_fulfilled_quantityを使用します。
  • fulfilled:条件quantity == successfully_fulfilled_quantityを計算します。
  • nametitleを使用します。
  • product_titleproduct.titleを使用します。
  • unit_discountquantity ? total_iscount / quantity : 0を計算します。
  • variant_titlevariant.titleを使用します。
  • weightgramsを使用します。

フルフィルメント

廃止されたフィールドに関しては、以下の代替手段が用意されています。

  • datecreated_atを使用します。

ショップ

廃止されたフィールドに関しては、以下の代替手段が用意されています。

  • owneraccount_owner.nameを使用します。

以下のフィールドについては、shop.address.<field_name>として参照します。

  • addressshop.address.address1を使用します。
  • address2shop.address.address2を使用します。
  • cityshop.address.cityを使用します。
  • countryshop.address.cityを使用します。
  • country_codeshop.address.country_codeを使用します。
  • provinceshop.address.provinceを使用します。
  • province_codeshop.address.province_codeを使用します。
  • zipshop.address.zipを使用します。

住所

廃止されたフィールドに関しては、以下の代替手段が用意されています。

  • latitudeaddresslocationから参照された場合、緯度と経度はlocationオブジェクト自体で利用できます。
  • Longitudeaddresslocationから参照された場合、緯度と経度はlocationオブジェクト自体で利用できます。

返金

廃止されたフィールドに関しては、以下の代替手段が用意されています。

  • datecreated_atを使用します。

ShippingLine

廃止されたフィールドに関しては、以下の代替手段が用意されています。

  • current_pricepriceを使用します。
  • priceoriginal_priceを使用します。

取引

削除されたフィールド

  • authorization
  • message
  • test

バリエーション

廃止されたフィールドに関しては、以下の代替手段が用意されています。

  • gramsweightを使用します。

絞り込みの廃止

廃止されたフィールドに関しては、以下の代替手段が用意されています。

  • files_urlfile_urlを使用します。
  • payment_methodpayment_methodstransaction.gateway_display_nameフィールドを注文取引で使用します。決済方法は、{credit card, debit card, bank transfer}など特定のタイプに分類されなくなりました。古いOrder Printerは、現在機能している決済ゲートウェイサービスのごく一部のみを、これらのカテゴリーにマッピングしていました。決済ゲートウェイサービスプロバイダーでは、お客様が使用する決済方法の種類を自社側で管理しています。

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