商品の詳細
商品ついて提供する詳細情報は、お客様に対する商品の表示方法に影響します。商品を整理しやすくし、お客様が商品を見つけやすくすることができます。各商品の詳細すべてを提供する必要はありません。
バリエーションがない商品の場合は、[価格]、[在庫]、[配送] の各セクションが商品詳細ページに表示されます。バリエーションを追加すると、これらのセクションは商品詳細ページに表示されなくなります。商品バリエーションの詳細の変更方法については、「既存商品のバリエーションを編集する」を参照してください。
商品に関する特定の情報やファイルを保存する場合、メタフィールドを使用して商品ページにカスタムフィールドを追加します。Online Store 2.0のテーマ (Dawnなど) を利用している場合、テーマエディタを使ってメタフィールドをテーマに連携させ、表示されている商品やバリエーションへのページをカスタマイズできます。
タイトルと説明
タイトル - お客様に表示する商品の名前。
[説明] - 商品説明。このエリアでは、リッチテキストエディタを使用してテキストを書式設定できます。潜在的なお客様に情報を提供し、説得するために商品を詳細に説明します。リセラーの場合は、商品を検索エンジン固有のものにすることを望むので、メーカーの厳密な説明を使用しないでください。
メディア
画像、3Dモデル、動画を使って、商品がどのように見えるかをお客様に表示します。商品メディアを追加する方法については、「商品メディア」を参照してください。
価格設定
[価格] - 商品のために請求している価格です。一般設定ページで通貨を設定します。複数の通貨で販売している場合は、[他の通貨で利用可能・通貨を管理する] をクリックします。商品が課税対象の場合は [商品価格に税を適用する] をクリックしてください。
[割引前価格] - セール中の商品の元の価格。割引前価格を入力すると、商品に販売価格が表示されます。
[税コード] - Shopify Plusプランでは、外部税サービスを利用することができます。そのサービスを使用する場合、商品の税コードがここに表示されます。
[1アイテムあたりのコスト] - その商品またはバリエーションの費用です。たとえば、商品を再販した場合、税、配送、その他の費用を除いて、メーカーに支払った価格を入力できます。商品を自分で作成する場合は、人件費と材料費に基づいて値を入力できます。
商品費用が入力された商品に関して価格に税金を含めない限り、商品の詳細ページの [価格] フィールドに、予測マージンが表示されます。(([価格 - 費用] / 価格) _ 100) でマージンを計算します。たとえば、価格が50ドル、費用が30ドルの場合、マージン (([50 - 30] / 50) _ 100として計算される) は40%です。
ストアでスタンダードプラン以上のプランを利用している場合は、レポートを閲覧して商品の費用と利益を分析できます。また、商品販売費用 (COGS) を確認することもできます。
1アイテムあたりの費用入力はオプションです。費用を入力する場合は、一括編集またはCSVインポートを使用して、既存のすべての商品に同時に金額を追加します。同時に情報を更新することで、利益レポートの有益な情報を最大限に活用できます。
1アイテムあたりの費用は、ギフトカード商品には適用されません。
在庫
- SKU (最小管理単位) - ビジネス内の商品を識別するコードです。効果的な追跡と売上レポートのためには、各SKUが固有である必要があります。
SKUはオプションです。独自のSKUフォーマットを作成できます。SKUについて詳しくは、「SKUフォーマット」を参照してください。
- バーコード (ISBN、UPC、GTINなど) - 通常、バーコードはリセラーによって使用されます。IDは、新規または既存の国際取引商品番号 (GTIN) である必要があります。一部の販売チャネルでは、チャネルを使用して商品を公開する前にGTINが必要です。
GTINは、商品情報を保管しするために国際的に使用されている固有のIDです。UPC、EAN、ISBN番号はGTINの例で、商品タイプによって長さが異なる場合があります。GTINは、商品のパッケージのバーコードの上または下に記載されています。
Google & YouTubeチャネルを使用した商品を掲載するために、小売店のShopify POSでバーコードが使用されます。
商品のGTINをお持ちでない場合、メーカーに依頼することができます。商品のGTINを取得する方法については、GS1の標準ウェブサイトをご覧ください。商品に対して誤ったGTIN情報を作成しないようにしてください。
スマートフォンを使用してバーコードを入力する方法については、「デバイスのカメラでバーコードをスキャンする」を参照してください。
[在庫ポリシー] - 在庫追跡の設定
[在庫数] - 在庫の単位数。在庫を複数のロケーションで管理している場合、各ロケーションの数量が表示されます。
入荷中 - その商品の入荷中の数量です。「仕入」を参照してください。
[確定済み] - 注文の一部であるが、まだ発送済みとなっていない単位数。下書き注文の一部である在庫単位は、下書き注文が注文になるまで確定済みとしてカウントされません。
配送
物販商品 - 配送する物販商品に対してこのオプションを選択します。
[すぐに梱包できる商品寸法 (早期アクセス)] - 配送パッケージに梱包する準備が整った時の商品の寸法です。このフィールドは、[物販商品] が選択されている場合にのみ表示されます。これらの測定方法については、「すぐに梱包できる商品の寸法」を参照してください。
重量 - 商品の実際の重量です。このフィールドは、[物販商品] が選択されている場合にのみ表示されます。商品の重量は、配送料の計算に使用されるため正確でなくてはなりません。Shopifyハードウェアストアで配送用のはかりをご購入いただけます。
デフォルトパッケージ (早期アクセス) - 商品の単一アイテムの注文に使用する配送パッケージです。このフィールドは、物販商品が選択されている場合にのみ表示されます。
国際配送の税関情報を含める - これをチェックすると、商品を海外に配送する際に必要な情報を保存できます。このフィールドは、物販商品が選択されている場合にのみ表示されます。
デジタル商品またはデジタルサービス - 商品がデジタル商品またはデジタルサービスの場合、このオプションを選択します。
バリエーション
バリエーションを含む商品の場合は、このセクションで色やサイズなどの商品オプションを表示します。バリエーションの詳細については、「バリエーション」を参照してください。
購入オプション
サブスクリプション、購入前のお試し、予約注文などの購入オプションを商品に追加できます。
商品またはバリエーションに購入オプションが適用されている場合、関連する購入オプション設定が商品ページの [購入オプション] セクションに表示されます。
商品を購入オプションが利用可能な商品に制限することもできますし、購入オプションと1回限りの購入の両方を有効にすることもできます。
購入オプションについて詳しくはこちらをご覧ください。
検索結果のプレビュー
検索エンジンの検索結果に商品がどのように表示されるを示すプレビュー。プレビューを変更するには [ウェブサイトのSEOを編集] をクリックします。
プレビューには、商品名、オンラインストア上のその商品のURL、および説明の一部が含まれます。プレビューの変更について詳しくは、「検索結果のプレビューを編集する」を参照してください。
商品のステータス
[商品のステータス] を確認すると、商品が販売できる状況にあるかを判断できます。
新たに作成された商品の場合、商品のステータスはデフォルトで [アクティブ] に設定されます。重複した商品とアーカイブが解除された商品の場合、商品のステータスはデフォルトで [下書き] に設定されます。
次のステータスを設定できます。
- アクティブ:商品の詳細がすべて記入されており、商品は販売できる状況にあります。
- 下書き:商品を販売できるようにするには、商品の詳細をすべて記入する必要があります。
- アーカイブ済み:商品の詳細はすべて記入されているものの、その商品は販売されなくなっています。アーカイブすると、商品は管理画面上では表示されなくなり、お客様にも非表示になります。
[公開] では、販売チャネルとマーケットが一覧表示されます。Shopify Plusマーチャントの場合は、ここでB2Bカタログも一覧表示されます。販売チャネルまたはマーケットで、商品を含めたり除外したりするには、[管理] をクリックします。すべての販売チャネルとマーケットはデフォルトで選択されています。公開について詳しくは「公開を管理する」を参照してください。
個別の商品バリエーションを含めたり除外したりすることはできません。
組織
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商品カテゴリー - 商品が属するグループまたはクラスを説明するラベルです。商品カテゴリーは、あらかじめ定義され標準化されたリストである「Shopify 商品分類」から選択されます。カテゴリーは次の目的で使用されます。
- アメリカで商品に課税される税率を決定する (Shopify Taxを使用している場合)。商品には特別な税率または免除が適用されます。商品が正しく分類されている場合、チェックアウト時に最も正確な税率が徴収されます。物品税の徴収の過不足が生じると、ビジネスに法的責任または財政的責任が生じる可能性があります。
- Shopify内で商品を管理しやすくなる。たとえば、自動コレクションが作成される条件として使用したり、商品リストの絞り込みに使用したりできます。
- Facebookのように標準化された商品タイプを要求している他のチャネルで商品を販売することが容易になる。
商品には、そのすべてのバリエーションに適用される1つのカテゴリーのみを使用できます。可能な場合には、商品を初めて選択するのに役立つおすすめの商品カテゴリーが表示されます。おすすめの商品カテゴリーを承諾または編集できます。商品カテゴリーは任意です。詳細については、「商品タイプ」を参照してください。
商品タイプ - 商品のカテゴリーを説明するためにユーザーが作成するラベルです。商品タイプによって、事前に定義された商品カテゴリーリストとは別の商品カテゴリーを使用することができます。1個の商品に設定できるカスタム商品タイプは1種類のみです。詳細については、「商品タイプ」を参照してください。
販売元 - 商品のメーカー、卸売業者、または他の販売元。販売元ごとに商品リストを絞り込むと、在庫注文をスピードアップできます。
[コレクション] - 商品が含まれているコレクション。このフィールドを使用して、商品を手動コレクションに直接追加することができます。自動コレクションには、コレクション条件に一致する商品が含まれます。
タグ - タグとは、商品に関連付けることができる検索可能なキーワードです。タグを使用すると、お客様はオンラインストアの検索を通じて商品を見つけやすくなります。また、タグを使用して自動コレクションを作成することもできます。タグについて詳しくは、「タグフォーマット」を参照してください。
メタフィールドを使用して特定の情報を追加する
メタフィールドを使用して、商品ページにカスタムフィールドを追加できます。メタフィールドを使用すると、通常は商品ページで得られないような特定の情報を保存できます。たとえば、キャンドルの販売者は、商品ページにキャンドルの燃焼時間を表示したいと思う場合があります。一方、食料雑貨店は、缶詰食品の賞味期限を表示したいと思う場合があります。特定の情報には、以下のものが含まれます。
- 型番
- 色見本
- 公開日
- 関連商品
- ブログ記事のサマリー
- ダウンロードファイル
メタフィールドは、商品ページの編集可能な表に表示されます。各メタフィールドには、メタフィールド定義の作成時に選択する名前が表示されます。それぞれの表の行をクリックすると、メタフィールドタイプとその説明が表示され、値を入力できます。
Online Store 2.0のテーマ (Dawnなど) を利用している場合、テーマエディタを使ってメタフィールドをテーマに連携させ、表示されている商品やバリエーションへのページをカスタマイズできます。以前のテーマを利用している場合、またはテーマがサポートしていないメタフィールドタイプを追加したい場合は、テーマコードを編集するか、Shopify Expertを雇ってサポートを受けることができます。