アメリカの納税義務の確認

アメリカでは、物品税を請求する必要があるかどうかは、ネクサスによって決まります。ネクサスは、あなたのビジネスと州の間の関連性のことで、物理的ネクサスとエコノミックネクサスがあります。特定の州に対してネクサスがある場合は、その州で物品税を請求する必要がある場合があります。

物理的ネクサス

一般に、ストア、倉庫、従業員のような物理的な所在が州に存在する場合、物理的ネクサスが発生します。一部の州では、ネクサスはより幅広く定義されており、次のいずれかが含まれる場合があります。

  • 販売の勧誘
  • フルフィルメントサービス
  • 在庫の有無

Shopifyで作成するロケーションを使用すると、納税義務の判断に役立ちます。現在のロケーションと新しく追加したロケーションを使用すると、ネクサスを有しているかどうかを判断するのに役立ちます。以前ある州でロケーションを設定していたが、削除した場合は、納税義務の計算に使用できません。

エコノミックネクサス

特定の州のお客様への販売が特定の上限を超えると、エコノミックネクサスが発生します。

2018年6月、米国最高裁判所は、州が取引の量または価値に基づいて物品税を徴収するようオンライン販売者に要求できるとの裁定を下しました。これはエコノミックネクサスとも呼ばれます。この裁定がビジネスに与える影響については、Shopifyブログ記事の「Online Sales Tax: A Guide to Economic Nexus & Ecommerce (オンラインの物品税: エコノミックネクサスおよびEコマースのガイド)」を参照してください。

ネクサスを持っているかどうかを決定する販売上限額は、州ごとに異なります。別の州のお客様への販売がその州にネクサスがあることを意味するかどうか不明な場合は、州の税務当局または地元の税務専門家に問い合わせてください。

納税義務の管理

ストアを開き、販売を開始すると、あなたの販売とロケーションは自動的にモニタリングされるため、特定の州でネクサスを有しているかどうかを判断するのに役立ちます。Shopifyで納税義務をモニタリングする前に、以下の注意事項を確認してください。

  • 納税義務は、州の法律で定められたマーケットプレイスなど、Shopify内で発生する取引に対してのみ表示できます。Shopify以外の場所で販売する場合、その販売は含まれません。
  • 納税義務は、州レベルでエコノミックネクサス税法が定められている州に対して表示されます。エコノミックネクサスに関する法律を定めていない州は含まれません。
  • アラスカ州コロラド州など、一部の州では、州の申告要件とは別に、地域の税務申告要件を設けています。ネクサスは地域の税金については追跡されません。
  • 納税義務は、州のしきい値期間中に売上が発生した州に対して表示されます。しきい値期間外の売上は含まれません。
  • 納税義務は、総売上高ではなく純売上高を使用して計算されます。純売上高は、売上から返金、配送料、税金を引いた金額です。
  • 売上は納税義務にすぐには反映されず、更新されるまで数日かかることがあります。特定の州で税金を請求し、納付する必要があることを示す販売限度額を超えた場合、限度額を超えた月が表示されます。
  • 納税義務は、現在のロケーションの物理的ネクサスについて表示されます。ある州にロケーションを設定したが、その後削除した場合は、対象となりません。

しきい値期間

州のしきい値期間は、ネクサスの計算時に対象となる時間です。州税の参照表に、ネクサスを決定するために使用する期間を含む、税法規に関する州ごとの情報が記載されています。この期間は州によって異なります。

しきい値期間のリスト
しきい値期間 定義
前の暦年または現在の暦年 ネクサスを決定する際に前の暦年または現在の暦年を対象とする州の場合、義務トラッカーでは、最初に前年の販売データを確認します。ストアの前年分でネクサスのしきい値を満たしていない場合、現在の年が確認されます。

ストアが前の暦年のしきい値を満たしておらず、現在の暦年に一度も販売が成立していない場合、現在の年に少なくとも1件の販売が成立するまで、州は表示されません。
過去12か月間 ネクサスを決定する際に過去12か月間を対象とする州の場合、義務トラッカーでは過去12か月間の販売データを確認します。各月の最初の日に、一番古い月が確認対象の期間から削除され、一番新しい月が追加されます。
前の暦年 ネクサスを決定する際に前の暦年を対象とする州の場合、義務トラッカーでは前年の販売を確認します。ストアの前年分でネクサスのしきい値を満たしていない場合、現在の年が終わるまで販売データが再度確認されることはありません。
過去4回の税四半期 ネクサスを決定する際に過去4回の四半期を対象とする州の場合、義務トラッカーでは過去4回の四半期の販売を確認します。新しい四半期の最初の日に、一番古い四半期が確認対象の期間から削除され、一番新しい四半期が追加されます。

マーケットプレイス

マーケットプレイスは、複数のセラーが商品を販売するウェブサイトです。エコノミックネクサスを決定する際にマーケットプレイスでの販売も対象とする州もあります。州税の参照表に、マーケットプレイスがネクサスの計算の対象となるかどうかを含め、税法規に関する州ごとの情報が記載されています。

次のマーケットプレイスは、州法に応じて、エコノミックネクサスを決定する際に計算の対象となる場合があります。

マーケットプレイスのリスト
Emadri MyDeal 楽天 Etsy Fruugo
Wish Newegg BestBuy Reverb eBay
Google Facebook Walmart Marketplace Amazon by Codisto Amazon by CedCommerce

納税義務の確認

管理画面で [設定] > [税金] に移動し、[アメリカ] を選択すると納税義務を確認できます。納税義務のプレビューは、税金を徴収するために登録されている州の上に表示されます。特定の州での販売によって、納税義務が発生する可能性がある場合、納税義務セクションにその州の名前、納税義務が発生する可能性がある理由、納税義務の日付が表示されます。[納税義務をすべて表示する] をクリックすると、[物品税の納税義務を管理する] ページで詳細を確認できます。

[物品税の納税義務を管理する] ページでは、販売を行った州を確認できます。ページ上部のメニューを使用して、確認する州を選択してください。

  • [アクションが必要です] には、納税義務が発生する可能性がある州が示されます。ここに表示される州は、ロケーションによって物理的ネクサスまたはその州への販売によってエコノミックネクサスが発生する可能性がある州です。[アクションが必要です] セクションに州が表示されている場合、その州で税金の請求と納付を行う必要がある可能性があります。
  • [監視が必要です] には、設定したロケーションがなく、州法で定められたマーケットプレイスを含め、Shopify内での販売がない州で、エコノミックネクサスに関する州のしきい値の80%以上に達した州が示されます。[監視が必要です] セクションに州が表示されている場合、その州での販売を確認し、Shopifyによって処理されなかった販売を考慮してください。
  • [必要なアクションはありません] には、設定したロケーションがなく、州法で定められたマーケットプレイスを含め、Shopify内での販売がない州で、エコノミックネクサスに関する州のしきい値の80%未満である州が示されます。

納税義務の可能性に対応する

[物品税の納税義務を管理する] ページに納税義務が発生する可能性があるとして州が表示されている場合、その州の物品税法を注意深く確認する必要があります。州税の参照表に、州の税務当局のリンクが記載されています。ストアが州の物理的ネクサスまたはエコノミックネクサスに該当するかどうか不明な場合は、税務専門家または州の税務当局にお問い合わせください。

州で物品税を請求する必要があると判断した場合、[物品税の納税義務を管理する] ページで税金の徴収を設定できます。設定を行う前に、物品税の請求と納付を行えるように州の税務当局に登録されていることを確認してください。

手順:

  1. [物品税の納税義務を管理する] ページで、州を見つけ、[税の徴収を開始する] をクリックします。
  2. [物品税ID] に物品税IDを入力します。物品税IDを申請したものの、まだ手元にない場合はこのフィールドを空白のままにします。このフィールドは、物品税IDの取得時に更新できます。
  3. [物品税を徴収する] をクリックします。

Shopifyで販売を開始する準備はできていますか?

無料体験を試す