HTTPリクエストを送信する

[HTTPリクエストを送信する] アクションが実行されると、ワークフローをウェブサーバーまたはURLに接続し、HTTPリクエストを送信します。

Flowは、HTTPリクエストを送信してから最長で30秒間、HTTPレスポンスコードによる応答を待ちます。30秒が経過しても応答が得られない場合、Flowはアプリとの接続を切断し、リクエストを再送します。

フィールド

[HTTPリクエストを送信する] アクションには、以下のフィールドが含まれます。

[HTTPリクエストを送信する] アクションで使用されるフィールド。
フィールド 説明
HTTPメソッド 送信するHTTPリクエストのメソッド。[HTTPリクエストを送信する] アクションでは、以下のメソッドをサポートしています。

  • Get - サーバーからの情報に関するリクエストを送信します。
  • Delete - サーバーからリソースを削除します。
  • Head - サーバーのHTTPレスポンスヘッダーを取得します。
  • Options - サーバーでサポートされているオプションと機能を取得します。
  • Patch - サーバー上のリソースを部分的に更新します。
  • Put - サーバー上のリソースを更新します。
  • Post - サーバー上のリソースを作成するか、置き換えます。
URL HTTPリクエストが送信されるサーバーのURL。
ヘッダー HTTPリクエストのキーと値のペアです。複数のキーと値のペアを入力できます。
ボディ サーバーに送信するコンテンツ。

トリガー

[HTTPリクエストを送信する] アクションは、どのワークフローでも使用できます。

ストアの例

Shopify GraphQL Adomin APIを呼び出す

この例では、Flowを使用し、productUpdate APIを呼び出して商品名を編集します。

開始する前に、以下の手順を実行してください。

次に、Flowの以下の手順に従います。

  1. [商品のステータスが更新されとき] トリガーを選択すると、商品のステータスを変更してこのワークフローをテストできます。
  2. ワークフローに [HTTPリクエストを送信する] を追加して、トリガーに接続します。
  3. [HTTPリクエストを送信する] ステップをクリックして、設定パネルを開きます。
  4. [HTTPメソッド] フィールドに、POSTを入力します。
  5. [URL] フィールドに、ショップドメインと目的のAPIバージョンに代わるhttps://admin.shopify.com/store/shopname/api/2023-01/graphql.jsonを入力します。
  6. [ヘッダー] セクションで、最初のステップで取得したX-Shopify-Access-Token[キー]YOUR_API_SECRET_KEY[値] を入力します。
  7. [ヘッダー] セクションで、Content-Type [キー]application/json[値] を含む2番目のヘッダーを入力します。
  8. [本文] セクションで、以下の情報を入力します。

json {"query": "mutation { productUpdate(input: {id: \"{{ product.id }}\", title: \"{{product.title}}-edited\"}) { product { id } } }"}

  • このコードでは、タイトルの末尾に-editedを追加します
  • スペースと改行は、Liquidエディタにとって意味のあるものなので、スペースの追加・削除は行わないでください。また、Liquidを出力する場合を除き、{{}}などの括弧は、Liquid変数専用であるため、折りたたまないでください。
  1. 残りのワークフローを設定して有効にしてください。
  2. 商品のステータスを [下書き] から [アクティブ] に変更するか、またはその逆に変更してテストします。

外部のAPIを呼び出す

注文の支払いが行われたときにPOST HTTPリクエストを送信するワークフローの例

このワークフロー例では、注文の支払いが行われるとPOST HTTPリクエストがサーバーに送信されます。

レスポンスコード

次の表には、Flowで応答を受信した後、HTTPレスポンスコードをどのように処理するかが説明されています。

FlowがHTTPレスポンスコードを処理する方法。
HTTPレスポンスコード Flowがレスポンスコードを処理する方法
2XXまたは3XXリクエスト成功 FlowはHTTPリクエストを成功としてマークし、ワークフローで後続のアクションを実行します。
429または5XXエラー Flowは、別のレスポンスコードを受け取るまで、またはタイムアウトするまで、最大24時間、アクションを自動的に再試行します。
その他のレスポンスコード アプリが、この表に記載されていないコードを返す場合、またはアクションの再試行中にタイムアウトする場合、FlowはHTTPリクエストを失敗としてマークします。それ以降のワークフローアクションは実行されません。

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