Etsyから移行する
このガイドでは、EtsyからShopifyにストアを移行する方法について説明します。
作業の開始前や途中でこのガイドを参照することで、重要な設定作業を忘れずに行うことができます。
目次
- ステップ1:EtsyストアのコンテンツとデータをShopifyに移行する方法を決定する
- ステップ2:Etsyからリストのデータをエクスポートする
- ステップ3:Shopifyにインポートする前に、リストのCSVファイルを編集する
- ステップ4:EtsyのリストをShopifyにインポートする
- ステップ5:インポート後に商品を確認して整理する
- ステップ6:(任意) お客様と注文をShopifyにインポートする
- ステップ7:(任意) レビューをShopifyにインポートする
- ステップ8:(任意) EtsyストアとShopifyストアの同期を維持する
- ステップ9:ウェブサイトのデザイン性を高める
- ステップ10:配送を設定する
- ステップ11:税を設定する
- ステップ12:決済サービスを設定する
- ステップ13:いくつかのテスト注文を行う
- ステップ14:ストアにスタッフを追加する
- ステップ15:ドメインを設定する
- ステップ16:(任意) 成功に向けてSEOを設定する
ステップ1:EtsyストアのコンテンツとデータをShopifyに移行する方法を決定する
Shopifyでストアを作成したら、既存のEtsyストアを確認して、Shopifyに移行するデータとコンテンツを決定します。移行することにより、パフォーマンスが低く、古いコンテンツを消去し、サイトとビジネスを一新することができます。以下のデータをEtsyから移行できます。
- 商品管理
- 顧客
- 履歴注文 (すでにフルフィルメントされている注文)
- レビュー
次に、それぞれのコンテンツタイプを移行する方法を選択します。技術的に簡単なオプションから複雑なオプションまで、以下のオプションを確認してください。
移行方法 | 説明 |
---|---|
データを手動でコピーして貼り付ける | 既存のEtsyストアからコンテンツをコピーして、新しいShopifyストアに貼り付けます。 |
CSVのインポート | CSVファイルにデータをエクスポートして、新しいShopifyストアにファイルをインポートします (一部のデータはこの方法では移行できません)。 |
移行の外部アプリ | Shopify App Storeにある移行の外部アプリを使用する |
移行のエキスパート | Shopifyパートナーを雇って、移行の管理と完了を依頼する |
CSVファイルは、通常、Shopifyにデータを移行する最も簡単な方法で、費用もかかりません。しかし、以下のいずれかの条件に該当する場合は、Shopifyにインポートする前にCSVファイルを編集する必要があります。- リストごとに複数の画像がある。- リストにバリエーション (Shopifyでも「バリエーション」と呼ばれる) が記載されている。
CSVファイルの編集方法については、ステップ3で手順をご確認ください。
このガイドの残りの部分では、CSVファイルが利用可能な場合はCSVファイルの使用をおすすめしていますが、そうでない場合は他のオプションについても記載しています。
ステップ2:Etsyからリストのデータをエクスポートする
Etsyからリストをエクスポートし、そのエクスポートを使用して、ShopifyにアップロードできるCSVを作成できます。
手順
- Etsyにログインします。
- [ショップ管理ツール] で、[設定] > [オプション] の順にクリックします。
- [データをダウンロード] タブをクリックします。
- [現在の販売リスト] セクションで、[CSVファイルをダウンロード] をクリックします。
-
EtsyListingsDownload.csv
という名前のファイルをコンピューターに保存します。
ステップ3:Shopifyにインポートする前に、リストのCSVファイルを編集する
リストにバリエーション (Shopifyでもバリエーションと呼ばれる) が記載されている場合、Shopifyにインポートする前にCSVファイルを編集する必要があります。
フォーマットされたバージョンのCSVファイルを編集するには、Googleスプレッドシートがおすすめですが、Microsoft ExcelやNumbersなど、他の多くの一般的なスプレッドシートアプリケーションも使用できます。
リストのバリエーションを編集する
リストにバリエーションがある場合、編集をしないと、EtsyListingsDownload.csv
ファイルが正しくインポートされない可能性があります。たとえば、各バリエーションに固有のSKUがある場合、バリエーションの固有の組み合わせごとにCSVファイル内に1つの行が必要です。あるTシャツに「小、中、大」のサイズオプションと「赤、緑、青」の色のオプションがある場合、合計で9行 (「小」と「赤」の1行、「小」と「緑」の1行など) が必要になります。
手順
- Option1 NameとOption1 Valueという名前の新しい列を挿入します。
- ステップ1と同じフォーマットを使用して、Name列とValue列を、商品について提供しているバリエーションのオプションの最大数分、追加のオプションの列として挿入します。たとえば、ある1つの商品に4つのオプションがある場合、Option4 NameとOption4 Valueまでオプションの列を作成する必要があります。
- Etsyの既存の「VARIATION 1 NAME」列と「VARIATION 1 VALUES」列から値を取得し、必要に応じて、新しいOption1 Name列とOption1 Value列にそれらの値を挿入します。リストの元の行を使用して最初のバリエーションに関する詳細を追加し、必要に応じて追加のバリエーション用に新しい行を追加 (同じタイトルを複製) します。
- EtsyのCSVファイルにSKU値がある場合、以下の手順を実行します。
- Variant SKUという名前の新しい列を挿入します。
- 既存の「SKU」列から値を取得し、各行の適切な「Variant SKU」セルにそれらの値を挿入します。
たとえば、ある1つのリストに「サイズ」という値の「VARIATION 1 NAME」セル、「S、M、L」という値の「VARIATION 1 VALUES」セル、および「TS123-S、TS123-M、TS123-L」という値の「SKU」セルがある場合は、以下の手順を実行します。
- 空白の新しい行を2つ作成します。
- リストのタイトルを2つの新しい行に複製します。
- 3つの行すべてにおいて、Option1 Nameセルに「サイズ」を挿入します。
- 元のリストのOption1 Valueに「S」を、Variant SKUに「TS123-S」を挿入します。
- 追加する最初の行で、Option1 Valueに「M」を、Variant SKUに「TS123-M」を挿入します。
- 追加する2番目の行で、Option1 Valueに「L」を、Variant SKUに「TS123-L」を挿入します。
CSVファイルにおけるバリエーションの列の詳細については、「CSVファイルを使用して商品をインポートおよびエクスポートする」を参照してください。
ステップ4:EtsyのリストをShopifyにインポートする
EtsyListingsDownload.csv
ファイルを取得し、必要な編集を行ったなら、Etsyの商品をShopifyにインポートします。
手順
- 管理画面から、[商品管理] に移動します。
- [インポート] をクリックします。
-
[ファイルを追加] をクリックし、ステップ2でダウンロードした
EtsyListingsDownload.csv
ファイルを選択します。 - [アップロードしてプレビュー] をクリックします。
- インポートの詳細を確認し、[商品をインポート] をクリックします。
CSVファイルがアップロードされると、Shopifyストアの設定に使用したメールアカウントにShopifyから確認メールが届きます。一般的な問題についての解決策やCSVファイルを使用した商品のインポートに関するより一般的な情報をお読みください。
ステップ5:インポート後に商品を確認して整理する
Shopifyに商品をインポートした後、すべての情報が正しくインポートされていることを確認します。価格、重量、在庫などの詳細情報が正しくインポートされていない場合、ビジネスに影響が及びます。
一般的なインポートエラーを確認する
問題 | 解決策 |
---|---|
商品は正常にインポートされましたが、公開されていません。 | インポートした商品が非表示としてマークされている場合、その商品を販売チャネルで公開するまで、公開されません。 |
インポートされた商品の詳細情報が欠落しています。 | 商品ページの商品説明を確認して、欠落している情報を記入します。 |
商品バリエーションのインポートに失敗しました。 | 商品にバリエーションのオプションがない場合、正常にインポートされません。代わりに、商品を手動でShopifyストアに追加することができます。 |
商品を確認して整理する
- 商品説明、画像、バリエーション、価格、メタディスクリプションなど、商品の詳細を確認します。
- 商品コレクションを作成して商品をカテゴリーごとに整理すると、管理画面と外部ウェブサイトの両方で商品をグループ化できます。
- 商品の在庫や在庫転送を把握して、ビジネスの在庫を追跡します。利用可能な在庫アプリを確認して、ビジネスに必要なものがあるかどうかを判断します。
ステップ6:(任意) お客様と注文をShopifyにインポートする
Shopify App Storeから移行の外部アプリを使用して、注文履歴とお客様情報をEtsyからShopifyストアにインポートできます。
以下のアプリは、お客様と注文をインポートするのに役立ちます。
ステップ7:(任意) レビューをShopifyにインポートする
Shopify App Storeから移行の外部アプリを使用して、レビューをEtsyからShopifyストアにインポートできます。
以下のアプリは、レビューのインポートに役立ちます。
ステップ8:(任意) EtsyストアとShopifyストアの同期を維持する
公式アプリであるShopify Marketplace Connectアプリは、ShopifyとEtsyの両方での販売を一元管理するための任意の方法です。リスト、注文、在庫が同期され、それらを管理画面内で管理できます。
ステップ9:ウェブサイトのデザイン性を高める
オンラインストアを始めるにあたり、Shopifyのアカウント開設時に、管理画面のテーマページにはデフォルトテーマが設定されています。ウェブサイトをお好みの外観にするには、テーマをカスタマイズする必要があります。別のテーマをカスタマイズしてオンラインストアに利用する場合、管理画面からテーマを追加することができます。
オンラインストアに利用するテーマを追加するには、以下のオプションのいずれかを選択します。
管理画面に無料のテーマを追加
無料テーマはShopifyによって開発されています。無料テーマのカスタマイズのヘルプページはShopifyによりサポートされています。
手順
- 管理画面から [オンラインストア] > [テーマ] に移動します。
- ページ下部近くにある [人気のある無料テーマ] セクションで、任意のテーマをクリックしてその機能を確認し、利用可能なテーマスタイルをプレビューします。
- 以下のいずれかの操作を行います。
- 追加するテーマがこのページにある場合は、そのテーマの横にある [追加] をクリックします。そのテーマが、管理画面のテーマページに追加されます。
- その他の無料テーマをチェックする場合は、[Theme Storeにアクセス] をクリックし、手順に従ってTheme Storeからテーマを追加します。
- Shopifyアプリで [...] ボタンをタップします。
- 販売チャネルセクションで、[オンラインストア] をタップします。
- [テーマを管理する] をタップします。
- ページ下部近くにある [人気のある無料テーマ] セクションで、任意のテーマをタップしてその機能を確認し、利用可能なテーマスタイルをプレビューします。
- 以下のいずれかの操作を行います。
- 追加するテーマがこのページにある場合は、そのテーマの横にある [追加] をタップします。そのテーマが、管理画面のテーマページに追加されます。
- その他の無料テーマをチェックする場合は、[テーマストアにアクセス] をタップし、手順に従ってテーマストアからテーマを追加します。
- Shopifyアプリで [...] ボタンをタップします。
- 販売チャネルセクションで、[オンラインストア] をタップします。
- [テーマを管理する] をタップします。
- ページ下部近くにある [人気のある無料テーマ] セクションで、任意のテーマをタップしてその機能を確認し、利用可能なテーマスタイルをプレビューします。
- 以下のいずれかの操作を行います。
- 追加するテーマがこのページにある場合は、そのテーマの横にある [追加] をタップします。そのテーマが、管理画面のテーマページに追加されます。
- その他の無料テーマをチェックする場合は、[テーマストアにアクセス] をタップし、手順に従ってテーマストアからテーマを追加します。
テーマストアからテーマを追加する
有料テーマは外部デザイナーによって開発されています。外部のテーマのカスタマイズに関するヘルプは、テーマのデザイナーが提供しています。
手順
- Shopify テーマストアに移動し、テーマを選びます。無料体験期間中は、請求が発生しないように、無料のテーマを選んでください。
- 無料テーマを選択した場合、[テーマを追加] または [このテーマで始める] をクリックします。有料テーマを選択した場合は、[購入] をクリックしてテーマを購入します。有料テーマは返金不可です。ニーズに合っていることを確認するため、購入前に有料テーマを試すことができます。
- 有料テーマを選択した場合、[承認] をクリックして決済を承認します。管理画面のテーマページにテーマが追加されます。
ストアで有料テーマを試す
有料テーマを購入前に試すことで、商品、ブランドの色、スタイルがどのように表示されるかをプレビューできます。テーマをプレビューする際、テーマエディタを使用してカスタマイズできます。加えた変更はテーマ購入時にも保存されます。最大19個の有料テーマをプレビューできるため、購入前にさまざまなテーマを比較することが可能です。
手順
- Shopify テーマストアにアクセスし、有料テーマを選択します。
- [テーマを試す] をクリックします。オンラインストアにテーマのプレビューが読み込まれます。
- 以下のいずれかの操作を行います。
- テンプレートのプレビューを閉じる
- テーマを購入するには、[購入] をクリックします。
- テーマエディタを使用してテーマ設定を変更する場合、[テーマをカスタマイズ] をクリックします。
購入しない場合でも、有料テーマは管理画面の [テーマ] ページに追加されます。トライアル中の有料テーマには、[トライアル中のテーマ] というラベルが表示されます。
ステップ10:配送を設定する
公開前に配送料と配送方法を正しく設定することが必要です。配送料の過剰請求分をお客様に返金したり、注文の配送料に対する請求不足分の支払いを求めるメールをお客様に送信したりすることが起こらないようにするためです。
注文の配送とフルフィルメントの詳細については、こちらをクリックしてください。
手順
- ロケーションに基づく正確な配送料を取得するために、ストアの住所を確認します。他の場所から配送する場合は、その場所をロケーションとして追加します。
- さまざまな地域、州、国に配送できるように、配送エリアを作成します。
- 配送業者の配送料自動計算による配送料を使用する場合、荷物の寸法を設定します。配送業者の多くは、配送料の計算に容積重量 (パッケージの高さ、重量、奥行き) を使用しています。
- 作成した配送エリアの配送料を設定します。
- ビジネスに適した配送戦略を選択します。決定する前にいくつかのオプションを確認しておくと、ニーズに合った選択を行う上で役立ちます。
- 注文をフルフィルメントする方法を決定します。注文をフルフィルメントして自分で発送するか、注文を配送するフルフィルメントサービスを使用することができます。
ステップ11:税を設定する
物品税の適用は、ビジネスを運営する上で重要な要素です。所在地に応じて、商品に適用される物品税に関する規定はそれぞれ異なります。ストアがこのような規定に確実に適合するよう、時間を取って、Shopifyの税金設定プロセスを理解するようにしてください。
配送先に基づいて課税する
配送設定を行う際は、顧客が所在する県、州、地域の税規定に応じて、商品の配送に伴う税を適用できます。税額はShopifyによって自動的に計算されます。
独自の税法や特定の商品コレクションに応じて税を手動で調整する必要がある場合は、税の優先適用を利用して調整できます。
税を管理する
商品に対する税金の設定を指定する際は、年間を通じた税の管理方法を検討する必要があります。
税の管理にどのシステムを使用すればよいかわからない場合、Shopify App Storeの会計アプリをご確認ください。
ステップ12:決済サービスを設定する
お客様が支払いを行えるようにするには、決済サービスを設定する必要があります。決済サービスを使用すると、クレジットカード決済を安全に受け付けることができます。Shopifyペイメントは、一部の国で利用可能で、さまざまな外部決済サービスの利用に対応しています。
決済サービスを設定する
- Shopifyまたはサポートされている外部の決済サービスを選択します。
- 管理画面で、Shopifyペイメントまたは外部決済サービスを有効にします。
- 顧客によって商品がストアで購入された場合の支払いの確定および認証方法を選択します。
決済サービスの設定が完了したら、お客様の注文を処理できるようチェックアウトページを設定する必要があります。
チェックアウトを設定する
- 注文のフルフィルメントと支払い承認を設定します。
- ストアのポリシーを追加して、お客様がチェックアウトを完了する前にポリシーを表示できるようにします。
- チェックアウトのお客様情報設定を編集し、各種イベントやプロモーションに関する最新情報をお客様に通知するためのメールアドレスを収集するかを決定します。
ステップ13:いくつかのテスト注文を行う
決済設定を完了したら、次にいくつかの取引を試行してすべてが問題なく動作することを確認しましょう。テスト注文を実行すると、顧客が商品を購入した際に実行するプロセスを把握できます。顧客によるすべての注文は、管理画面の [注文] ページで確認できます。
テスト注文は、以下のいくつかの取引タイプで実行できます。
注文の作成、返金、フルフィルメントを行うと、各アクションの実行に応じてお客様に届くメールを確認できます。管理画面の [通知] ページから、メールのテンプレートを編集できます。
ステップ14:ストアにスタッフを追加する
ストアの管理と運営をサポートするスタッフがいる場合、そのスタッフメンバーをShopifyストアに追加できます。各スタッフメンバーには、個人のログイン資格情報が付与されます。また、各スタッフメンバーに権限を設定して、ストアの特定のエリアへのアクセスを制限し、機密情報を安全に保つこともできます。
スタッフの管理について詳しくはこちらをご覧ください。
ステップ15:ドメインを設定する
Shopifyストアを設定するときは、新しいドメインを購入するか、既存のストアに関連付けられているドメインを新しいShopifyアカウントに移管できます。
新しいドメインを取得する
Shopifyから新しいドメインを直接購入できます。
手順
- Shopifyからテーマを購入する。
- Shopifyドメインをプライマリーとして設定すると、ブラウザ、検索結果、SNSでお客様に表示されるドメインになります。
- メール転送を設定して、お客様がカスタムドメインのメールアドレスに送信するメールメッセージが、個人用のメールアドレスにリダイレクトされるようにします。
既存のドメインをShopifyに接続または移管する
既存のドメインを持っている場合は、こちらのステップに従ってそのドメインをShopifyストアに指定します。
既存のドメインを使用することもできますが、個々のページに対するShopifyのリンク構造は、以前のサービスとは異なる場合があります。つまり、ページによっては、お客様が古いリンクを使用すると読み込めない可能性があります。たとえば、配送ポリシーに関する古いページのURLがexample.com/policies/shipping-policy
であるのに対し、Shopifyでは、そのページの今のURLがexample.com/pages/shipping-policy
となっているかもしれません。
お客様がエラーページに到達することを回避するには、ドメインを移管する前に、お客様がブックマークした可能性があるページ、または外部ソースからのリンクに対して、URLリダイレクトを設定できます。これにより、お客様は、ドメインの移管後に古いリンクにアクセスすると、エラーページが表示される代わりに新しいリンクにリダイレクトされます。
ステップ16:(任意) 成功に向けてSEOを設定する
検索結果のランキングを維持するために、Shopifyストアを検索エンジンの最適化 (SEO) の成功に向けて設定することができます。
リダイレクトを設定する
重要なすべてのページのリダイレクトを設定して、SEOランキングを維持することができます。ストアがライブになった後で、サイトのどのページが多くのトラフィックを集めているかを確認し、そのページからShopifyストアにリダイレクトするように設定できます。リダイレクトをインポートするためにCSVファイルを使用することもできます。
手順
- 管理画面から、オンラインストア > メニュー に移動します。
- [URLのリダイレクトを表示] をクリックします。
- [URLリダイレクトを作成] をクリックします。
- リダイレクト元フィールドに、訪問者のリダイレクト元となる古いURLを入力します。
- リダイレクト先フィールドに、訪問者をリダイレクトする新しいURLを入力します。あなたのストアのホームページにリダイレクトする場合は、 /と入力します。
- [リダイレクトを保存する] をクリックします。
リダイレクトが機能することを確認する
リダイレクトを設定してストアを公開した後、ウェブブラウザに元のURLを入力してターゲットURLにリダイレクトされることを確認し、リダイレクトが正しく機能していることを確認します。他のストアの最も多く訪問されているページを確認して、そのページからShopifyストアにリダイレクトするようにします。
メタディスクリプションを編集する
メタディスクリプションは、検索エンジンの結果で表示される短いテキストです。このメタディスクリプションは、Shopifyのウェブページ、商品ページ、コレクションページ、ブログ記事に対して設定することができます。平易で直接的な単語を使用する独自のメタディスクリプションが各ページにあることを確認してください。分かりやすい説明があると、より多くの人がストアのリンクをクリックする可能性が高まります。
管理画面から、さまざまなメタディスクリプションを編集できます。検索エンジン向けにストアを最適化させるために、以下のメタディスクリプションを編集することを検討してください。
サイトマップを確認してGoogleに送信する
すべてのShopifyストアでは、すべての商品、主要商品画像、ページ、コレクション、ブログ記事へのリンクが含まれるsitemap.xml
ファイルが自動的に生成されます。このファイルはGoogleやBingなどの検索エンジンでストアのサイトをインデックス登録する際に使用され、これによりストアのページが検索結果に表示されるようになります。サイトマップファイルをGoogle Search Consoleに送信すると、Googleはサイト上のページを見つけてインデックス登録しやすくなります。
サイトマップファイルは自動的に生成されます。johns-apparel.com/sitemap.xml
などのShopifyストアのドメインのルートディレクトリーで、それらのファイルを見つけることができます。
生成されたサイトマップファイルは、商品、コレクション、ブログ、ウェブページ用の個別のサイトマップにリンクします。サイトマップファイルは、Shopifyオンラインストアに新しいウェブページ、商品、コレクション、画像、またはブログ記事を追加すると、自動的に更新されます。
サイトのクロールやインデックス登録の処理には、時間がかかることがあります。Googleはかかる時間について保証していません。
サイトの公開後、Googleでインデックス登録されるまでに数日から数週間かかる場合があります。ステータスを確認するには、Google検索バーにsite:
に続けてドメインを入力して、インデックスのステータスをGoogleで検索できます。たとえば、site:shopify.com
と入力します。
サイトマップを見つけてGoogleに送信する方法について詳しくはこちらをご覧ください。
SEO用のアプリを使用する
サイトのSEOに役立つアプリを使用できます。SEOアプリは、画像の最適化、サイトスピードの向上、リンク切れの監視に役立ちます。
Shopify App StoreでSEOアプリを閲覧します。